渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店

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昨年は、コロナの影響が直撃して散々でしたが、ワクチン接種の割合も増えてココ最近では、イチバン平穏な状態になりつつありますね。
当店は、東京 渋谷に実店舗を構える中古レコード店なのですが、世界的なレコードニーズの高まりで数年前からは、もうレコードを売買をしていく上では、世界のマーケットを無視できない状態になってきています。
コロナ問題が顕在化する2019年頃までは、訪日外国人が過去最高レベルまで増えて、店頭では日本人のお客さんより外国人のお客さんの方が多いって状態だったコトは、当時このブログでも時々書いていました。
このままイケば、レコード人気 & 外国人客増加 で更に加速するコト間違いなしかもっ!?って淡い絵空事を描いていましたが、現実は・・・世界的にコロナ問題を抱えて苦難の2020年でした。
まぁ〜そうはいっても、ダメージをモロにうけた他業種に比べてレコード小売業は全然、マシでしたケドね。

で、最近はといいますと、日本国内での販売に関しては、特に大きな波はなく長かった緊急事態宣言が解除になって、感染者数も激減した影響もあってボチボチと渋谷の実店舗へご来店いただけるお客さんが増えてきたようなカンジです。
外国人は、やはり日本への入国規制がまだまだあるようで客足は全然戻っていませんが、少しずつではありますが、ご来店が増えてきているような印象ですね。
だけど前記した通り、当店の場合、販売だけでなく仕入れも世界のレコードマーケットに大きく依存している部分があったりするので、海外の情勢が決して無視できなかったりします。
で、最近気になっているのが・・・インフレなんですよ。
ま〜カンタンにいうと、モノの値段が上がってきている・・・ってワケです。
アナログレコードは、そのタイトルの人気度によってそれぞれの価値が違っているので一概には言えないのですが、全体的に仕入れ値がグッと高くなってきた印象があります。

前に「リベンジ消費キタかもーーー?」なんてこのブログで書きました。
コレ、国内だけでなく実は、海外でも起こっているワケです。
消費が活発になってモノが売れるとそのモノの値段が上がるというコトは、経済の基本なワケですが、日本基準のモノの値段と海外基準のモノの値段の上がり方って結構差があったりしてその差のデカさにちょっと危機感を抱いたりしています。
レコードの場合、具体的な例を挙げると、今までだと$10で仕入れるコトが出ていたあるタイトルのレコードがもう$10では全然仕入れるコトができなくなる・・・みたいなコトです。
ニュースなんかでは、輸入に頼っている食料品ナンかが、少しずつ値段が上がってきているってコトを時々伝えているでしょ・・・アレが、中古のアナログレコードにも起きつつあるみたいなカンジです。
食料品なら、今まで1000円だったものが、1100円になりますって10%アップだけでも結構報道されるレベルのコトなのですが、中古レコードの場合は、今まで$10だったのものが$15になるってコトが結構、フツーに起きちゃうんですよ。
もともと基準の価格っていうコト自体が、定まっていないというセカンド・マーケットですからね。

で、レコードの名仕入れ値だけでなく、輸送コストも結構上がってきました。
海外で仕入れたモノを日本へ送るための費用ですね。
例えば、日本からヨーロッパ方面へ向けてレコードを送る場合を1枚あたりおよそ1500円くらいで送るコトが出来るのですが、逆に海外から日本へ送る場合になると2500円とかくらいになるというコトです。
輸送費で1000円の差は、メチャデカいですよね。
先日もご来店いただいたお客さんが、話していたんですが、どうしても欲しいレコードがあってナカナカ日本では入手出来ないトコロ、Discogsで購入したんだけど、送料がメチャ高くって結局割高な買い物になった・・・って嘆いていました。
トーゼン、当店での海外から仕入れた分の輸送費用もココ最近では、上がってきていますが、ソコは枚数を出来るだけ多くしてその輸送費用を出来るだけ分散させて負担を軽くしています。
日本に住んでフツーに買い物をしているとなかなかカンジるコトは、ナイかもしれませんが、日本は世界的に見てもモノの値段が結構安いってコトなんでしょうね。

で、先に話したインフレですよ・・・。
リベンジ消費は、販売者側からすると嬉しいのですが、日本だけでなく海外でも同じコトが起きると、もともとデフレでモノの値段が安い日本は、当店のように海外から仕入れを行っている業者は、結構キツくなるような気がして・・・。
だけど、日本も年に2%とかインフレを目指すってコトを政府が目標にしていますが、海外のインフレはソレ以上に進んじゃうみたいなると今までような仕入れができなくなるんじゃないかな〜ってちょっと心配しています。
かと言って、海外からの仕入れ値アップに従って国内でのは販売価格を上げていくっていうのは、なかなかムズいですよね。
しかもココ最近は、円安の波もキテいますからね。
困ったものです。
ナンとか、国内でのレコード買い取りを強化してシノいでイクしかないかな〜って。

早く日本への入国規制が緩和されないかなぁ〜。
そうすると、海外からの訪日客がドカ〜っと増えていくのになぁ〜って、コレまた絵空事を描いている今日このごろです。

SHY ROSE / I CRY FOR YOU
SHY ROSE / I CRY FOR YOU の試聴
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先日、情報通の人から新品のオーディオ機器の製造がどうやら滞っているらしいってハナシを聞きました。
その原因は・・・世界的に話題になっているあの半導体不足問題がオーディオ機器にまで及んでいるらしいです。
半導体不足でクルマの生産が出来ないってレベルですからね・・・とてもじゃナイですが、オーディオにまで半導体が流通するのには、ちょっと時間がかかりそうです。
ナンか、アナログレコードという極めマニアックでニッチなマーケットのハナシなのですが、世界的な経済のハナシにビミョーにリンクしているコトをヒシヒシとカンジちゃいます・・・。
折しも11月〜12月にかけては、世間一般の小売業界ではボーナス商戦や年末商戦に突入するのですが、どうなるんでしょう・・・。

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gabrielle_iwish_uk

2020年は、コロナの影響もあってレコードの買取査定の依頼がイッキにガクンと少なくなって来たのですが、ココ最近また少しずつですが、査定の依頼も増えてきました。
ホント、ありがたいです・・・。
まぁ〜サスガにね、レコードの買取査定とはいえ、渋谷から来たレコード屋のオヤジを無防備に家に招き入れるってコトにはならず、ホトンド配送により買取査定ですケドね。
当店のレコード買取査定の流れは、とりあえずたくさんの査定がある場合は、電話やメールで「レコードの査定をお願いしたいんですケド・・・」ってご連絡いただくケースが多いんです。
その時に、所有しているレコードコレクションのおおまかな内容をおお訊きして、当店の商品構成に沿うようなレコードコレクションであれば、「ゼヒ、査定させていただきますっ!」ってなります。

で先日、買取査定依頼のお客様よりこんなお電話をいただきました。
どうやら、当店より先に他店へ買取査定依頼を出したトコロ、その査定内容に納得できない・・・ので、ハナシをきいて欲しい・・・とのコト。

詳しい内容を訊くと・・・
●1000枚以上のHIPHOPの12インチシングル中心のレコードの査定。
●内容的には、90年代初期のタイトルが多くって、A TRIBE CALLED QUEST / GANG STARR / NAS / PETE ROCK & C.L.SMOOTH / 2PAC なんかのタイトルがUS盤オリジナルで多数含まれる。
●査定依頼したレコード店のHPには、12インチも「高価買取します」と書いてあったので配送による査定依頼をだした。
●しかし・・・1000枚以上のレコードコレクションのすべての査定額が、希望する額に全然至らなかった・・・。
といったご相談でした。
で、「コレって正しい査定なのですか・・・?」って訊かれました・・・。

タブン、おハナシを訊いたカンジだと90年代後半のHIPHOP系のDJ人気の真っ只中に大枚をはたいて中古レコードで購入されたんだろうな・・・っていうカンジのコレクションのようです。
レコードを処分される人にありがちなのですが、ご自身のレコードコレクションを過大評価しがち・・・っていうケースがよくあります。
やはり単純にレコードだけの評価ってよりも、ソコに至った思い入れや熱量なんかも多大に加味されちゃいますからね・・・そういう気持ちになるのもよ〜く解ります。
しかし、1000枚以上のHIPHOPのレコード・コレクションでその内容からお客さんから聴いた査定額は、ちょっと・・・メチャ低いんじゃないかな・・・って思ったのでそのままオイラがカンジたコト伝えました。
まぁ〜電話でおハナシしただけで実際のレコードを見ていないので、ホントのトコロは解りませんケドね。
結局、お電話いただいたお客さんは、査定依頼を出したレコード店の査定内容がまったく全然納得できないというコトで、最初に査定依頼出したレコード店から全レコードを引き上げて当店へ改めて査定依頼をしていただけました。
他店の査定内容に納得できなくて当店へ依頼していただけるのは、ウレシイんですが、ん〜ナンダカ、フクザツな気持ちです・・・。

査定を希望しているお客さんが、どのレコード店へ買い取り依頼を出すのかは自由ですし、査定依頼をしたレコード店から提示された査定額を見て処分するのも、しないのも自由です。
しかし、オイラの心境は・・・ってカンジです(笑)
で、数日後に引き上げられたダンボールに入った大量のレコードが当店へ送られていました。
ん〜他店で査定されたレコードがそのまま当店へ来ちゃうって、あまりこういったケースってナイのでちょっと生々しいです・・・。
中身を確認してみると・・・コレがなかなかホントに良いコレクションなんですよ。
事前におハナシで聴いた通り、US盤オリジナルの12インチがドッチャリ入っていました。
だけど、内容を見て解ったのですが先に査定をしたレコード店は、オイラからすれば、かなりトンチンカンな査定をしているのが解りました。
あまりにも生々しいハナシなので査定額部分は伏せますが一瞬見ただけでも「イヤ〜サスガにこの内容で●円は、ナイだろう・・・。」って思ったホドです。
依頼を出したお客さんが納得しなかったのもナンとなく解るような気がします。
確かに最近は、CLUB MUSIC系の12インチシングルの買取査定は、ドコのレコード店でも積極的に買い取りしていない実情がアルのは事実のようです。
以前にもこのブログでも書きましたが、大手の中古レコード店でCLUB MUSICの12インチシングルの買い取りのコトを電話したら、内容も訊かずに「安いですよ・・・」ってあからさまに言われるケースも多いようです。
にしてもですよ・・・やはり、内容を見てちゃんと判断すればそれ相応の査定になると思うんですケドね。

買取査定を実施している中古レコード店で「高価買取」や「高額査定します」って文言がよく書いているじゃないですか。
あのワードって「なんかナゾだな〜」ってオイラは以前より思っているんですよね。
ナニを持って「高価買取」なんでしょうね・・・基準は、ドコにあってソレよりもどれくらい高額に査定しているのかっていうコトもわからないナンダカ、フワッとしたキーワードのような気がします。
いっそのコト、「他店の買取明細を提示してくれたらソレよりも●%増しで買い取りしますっ!」ってくらい宣言したほうがわかりやすんじゃないかな・・・って思ったりもします。

GABRIELLE / I WISH
GABRIELLE / I WISH の試聴
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結局、送られてきたレコードの全数を査定を終えてその詳細をリストにしてお客さんへ送るとソッコーで
「それでお願いしますっ!」って快くOKしてもらえましたっ!
ん〜タブン、先に依頼したレコード店から提示された金額の何倍もの査定になったので、タブンそれが判断の基準になったんじゃないでしょうかね。
先に査定を依頼したレコード店は、HIPHOPの12インチはそれホド、積極的にチカラをいれていなかったんでしょうね。
もはや「高価買取」の本来の意味は、あんまりなくって「買い取りしています」ってコトと同じ意味でしかナイようなカンジなんでしょう。
というワケで、他店での買取査定に満足できない時には、ゼヒ渋谷 next recordsにもお問い合わせしてみてくださいっ!
相談だけでも全然OKですよっ!

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tookoolposse_giveem_pr

相変わらず、現在も2回目の緊急事態宣言真っ只中です。
不要不急な外出は控えるようにっ!っていう我が日本国政府からのお達しが通達されていますが、先週末のお客さんが大挙してご来店いただけました・・・。
そんな最中、「レコードを聴きたいのですが・・・」っていう初めてレコードを聴くというレコードビギナーのお客さんがご来店くださいました・・・しかも、2人もっ!
現在の音楽を聴いている環境等などヒヤリングしてみると・・・。
■年齢 20代前半
■フダンは、スマホで音楽を聞いている
■オーデイオ機器は、全く持っていない
■聴いているジャンルは、HipHop と Rock
■二人共、DJプレイに興味あり
■今はまだレコードを聴く環境は、ナイけどすでにレコードを数枚所有している
というカンジです。

こういったカンジのレコードビギナーさんへどの様にわかりやすく説明したらイイのかって毎回悩むんですよね・・・。
というのも、まずレコードを聴くためには、ナニを用意してどうすればイイのかっていう前提の部分が解らないっていうのケースが多いんですよね。
つまり、レコードの中に音楽が入っているっていうのは、解っているんです、そしてレコードを聴くためには、プレーヤーが必要だというのも解っているんです。
だけど、解っているのはココまでっていうケースが多いんですよね。
そういったレコードビギナーさんのお客さんとおハナシをしていると、レコードプレーヤーがひとつだけがあれば、レコードを聴くコトが出来るって思っている人が結構多いようにカンジます。
確かに、ソレ1台で音を鳴らすコトが出来る安価な一体型のレコードプレーヤーはあるのですが、「音はかなりショボいですよ・・・」って説明すると、大抵の場合。「ソレはちょっと・・・」ってなるんですよね。
となると、一体型でなく本格的なターンテーブルという選択になるんですが、ターンテーブル & オーディオという組み合わせになると、一体型レコードプレーヤーでレコードをお手軽に聴くというハードルからイッキにメチャメチャ難易度が上がってしまうんですよね。
しかも、今回は、フツーに1台のレコードプレーヤーで音楽を聴くっていうのではなくDJプレイもしてみたいっていうご要望です。
毎回そうなのですが、一応ワタシ的にわかりやすくレコードを聴くために必要なアイテムや要点を説明するのですが、お客さんの様子を見ていると「ええ、ハイ。」とご返事をしていただいていますが、タブン・・・よく解って貰えていない・・・様子です。
時折、「ナニか質問とか解らないコトとかナイですか?」って聴いてみるのですが、「ナニを訊けばイイのか解らない・・・」っていうカンジのようです。
このブログでも、こういったハナシを度々していますが、ホントにビギナーさんにとってレコードを聴くっていうコトに関しては、ハードルが高いなぁ〜って改めて思うワケです。
さらにDJプレイをしたいとなると、もっと難易度が上がってしまうという・・・。
シンプルにレコードを聴く・・・というコトとDJプレイがしたい・・・というコトは、あるイミ全くもって別のベクトルのハナシになりますからね。

しかも、予算っ! もうコレが、若い人にとってメチャ、キツイんじゃないかな〜って思うんですよ。
安価な一体型のレコードプレーヤーで自宅で聴くだけなら今だと1万円程度で収まると思いますが、せっかくアナログレコードで聴くんだからちゃんとしたプレーヤーを用意してスピーカーで鳴らして楽しみたい・・・となると、5万円くらいの予算が必要になります。
そして、今回のようなDJプレイがしてみたいっていうケースだと・・・少なく見積もっても15〜20万円コースになります。
中古で揃えればもう少し抑えるコトは出来ると思いますが、知識ゼロの状態で機器のコンディションや取説なんかがナイ中古でDJセットを組むとなるとコレ、相当タイヘンだと思います。
DJ機材を扱うショップなんかで、「ビギナーDJセットはコレっ!」ってカンジですでにあらかじめタンテ2台にシンプルなDJミキサー、カートリッジ、パワードスピーカー、ヘッドホンなんかを組み合わせた状態のDJセット販売がされているっていうのはそういう状況が多いからなんでしょうね。
まぁ〜でもDJがしたいんだったターンテーブルは、Technics SL-1200か、Pioneer PLX の2択だけなので、解りやすいとは思います。
レコード針、カートリッジの説明は、もうたくさんありスギだし、しかも音質にも影響するコトなので、ビギナーさんには相当ムズいハナシになります。
DJミキサーの説明もシンプルにMIXするだけならコンパクトな2chのDJミキサーで十分だと思いますが、DJミキサーもホント、ヨリドリミドリで千差万別、ピンからキリまでありますからね〜そんな状態でビキナーさんに「好きなの選んでください」って言っても選べるわけナイですよ。
nextで使っているDJミキサー(KORG ZERO4)のようなLEDビカビカでエフェクト&サンプラーを搭載しているようなDJミキサーを見ちゃうと「こんなカンジのが欲しいっス!」ってなるようです。まぁ〜コレも13年前の古いミキサーですけどね(笑)
やっぱりDJミキサーを選ぶのも相当、ムズいです。
さらに、アンプやスピーカー・・・レコードの曲を鳴らすのに最も重要な音質面に大きく影響するオーディオ機器なんだけど、コレ、いまだとフツーに街の大手電気量販店に行っても店頭に並んでないですからね。
まぁ〜オーディオ専門のショップに出向けば見るコトは出来ますが、そもそもそういったオーディオ専門店って目ん玉飛び出るようなピュアオーディオ機器を中心に扱っているのでスピーカーを2本で数万円で買いたいっていうニーズには対応してないですしね・・・そうなると、ネットで口コミを調べて実際にどんなサウンドなのかわからないまま購入するってコトになるみたいな・・・ん〜コレもハードル高いですね〜。

TOO KOOL POSSE / GIVE 'EM A SAMPLE
TOO KOOL POSSE / GIVE 'EM A SAMPLEの試聴
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当店でも、メンテナンスをした中古のターンテーブルの販売をしていますが、その他の機材に関しては購入のアドバイスはさせていただきますが、ナニをドコでどんな状態で購入するのかって部分までは、説明できませんからね。
2021年・・・コロナ禍の中にあって、自宅でレコードで音楽を楽しみたいっていうニーズが今まで以上に高まったいるというカンジなのですが、レコードに興味があるビギナーさんがレコードを聴くために乗り越えなきゃイケない前提条件が未だ高いままっていうのは、ナンダカ。レコードを扱う側からすると、ちょっとどうにかならないかな〜って思う次第であります。
まぁ〜だけど、お店に来ていただければ、出来る限りナニを用意してどうしたらイイのかってコトは、出来る限りサポートしますよっ!
だからレコードは、nextで買ってねっ!テヘペロっ(笑)

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「臨時休業期間 46日目」の東京 渋谷 中古レコード店 next recordsです。
もう1ヶ月半も休業状態です。
ニュースでは、25日に緊急事態宣言が解除されるかも? みたいなハナシも出てきていますが、どうなるんでしょうね。
ちなみに現在の渋谷の状況は、お店はチラホラ営業を再開しはじめています。
人出は、ソレほどではありませんが・・・。

で、コロナ関係のニュースで先日、こういった提言が政府よりありました。
新しい生活様式
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新型コロナウィルスの状況下での生活を上記のように取り入れていきましょう〜的なハナシです。
コレね、自分の普段の生活の中取り入れていくのは、ソレほど難しくはないと思うのです。
要するにいつドコでコロナウィルスに罹るかわからないので気をつけましょうね・・・的なカンジだと思うので、タブンこの4月、5月の緊急事態宣言の生活を出来るだけ維持継続していきましょう〜的なコトでしょう。
でも、オイラは一般国民であると同時に、零細中古レコード店主でもあるので、この状況の中でお店を営んでいくには、今後どうしたらイイのかな・・・ってちょっとアタマの悩ませています。
しかし、今回のコロナウィルス関係では新しいキーワードがイロイロと出てきていますね・・・。
アフターコロナ、ウィズコロナ、ポストコロナ、コロナ禍、ロックダウン、クラスター、三密などなど・・・。
今回のブログ記事でも使っている「ニューノーマル」っていうのも最近、知ったワードです。知ったワードをすぐ使っちゃうなんて・・・(笑)
ウィキペディアではこんな解説となっています。
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ニュー・ノーマル
新型コロナウイルス感染症の流行により、世界は新しい時代に突入したとされ、「コロナ後(アフターコロナ/ポストコロナ)のニューノーマル」が説かれるようになった。特にこれまでとは違った日常生活を強いられることから、「新しい日常」と訳される
-----------------------
タブン、外出するときはマスクをしましょう、とか三密は避けましょう、とかそういったコトがある種の常識というかマナーになるってコトなんでしょうかね。

最近、コンビニやスーパーやホームセンターなど店舗では、入り口には必ずアルコール除菌ハンドジェルが備えていたり、お会計の周りにはビニールカーテンで覆われていたり、会計時に並ぶようなところでは間隔を空けて足跡マークのシールが地面に貼ってあったり・・・ってカンジでお店もこのニューノーマルを取り入れたスタイルで営業再開していますね。
先日、営業再開した渋谷の東急ハンズではお店に入る前に入口の前でお客さんの検温を実施して問題なければ入店できるという方法を取り入れていました。

next. recordsもそんなニューノーマルを取り入れた営業になるのかなぁ。
例えば・・・
■お店の入り口では、検温チェックを行う
■お客さんは、マスクの装着が必須
■お店のスタッフも常にマスク装着
■入店時は、アルコール除菌ハンドジェルで手を消毒してから
■店内では、お会計周りはビニールカーテンで覆う
■お金の受け渡しは、手渡しではなくトレーで行う
■出来れば、クレジットカードやスマホ決済でお支払い
■お店のスタッフは、使い捨てのビニール手袋を装着
■エサ箱を掘る時は、他のお客さんとのエサ箱の間隔を必ず空けて
■対面のエサ箱は、ビニールカーテンで遮断する
■暑くても寒くても店内は換気のために窓を開け放つ
■密集を避けるために店内は入場制限あり
■長時間の滞在を避けるために計画を立てて素早く買い物を済ます

うわぁ・・・コレ・・・こんな中でレコード店へ行こうと思うのかなぁ・・・マジでちょっと考えますよ。
というか、こうやって書き出すともはや「コレってネタか?」みたいな風に見えますね〜(笑)

つい先日、レコード店の最大手、ディスクユニオンさんが営業再開しました。
ディスクユニオンさんのHPを見てみると、やっぱりニューノーマルを取り入れた営業再開のようです。

マスクをしていないお客さんは入店をお断りしますって書いてますね。
エサ箱を見る時は3列ずつ距離を保つようにとも書いています。
入場制限も行うってコトも書いています。
今までだとディスクユニオンさんがセールを行うと必ず店内は、大混雑していましたが、入場制限を実施すると外で長蛇の列になるのかな、いや列はサスガにヤバいから、整理券で調整するのかな・・・。
ソレか、もう店頭ではセールを行いませんっ!ネット通販で!ってなるのか。

TEDDY DOUGLAS & LUIS RADIO / THE VIOLIN (REMIX)
TEDDY DOUGLAS & LUIS RADIO / THE VIOLIN (REMIX)の試聴
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レコード店のニューノーマルは、なかなかちょっとムツカシイような気がします。
ナンか遠回しに、お店にレコードを買いに行くコトへのハードルが上がっているような気がしなくもナイような気がするような気がします。
レコード屋の心情では、4月と5月はまったく営業が出来なかったので、その分の売上を今後ナンとかして挽回したいってドコのお店も思っているのですが、こんな風に来店へのハードルが上がるとお客さんの気持ちとしては「もうレコード屋に行かなくてもイイかも・・・」ってならないかな・・・メチャ心配なんだケド。
当店でもスタッフと今後の営業方法についてハナシしたんだケド、このニューノーマルな店舗の運営については、どうしようかまだ決まっていません。
安全策を優先してガチガチにやれば、お客さんからすれば「あの店、メンドくせ〜」って思われるかもしれないし、またユルユルなヤリ方だと、「あの店、コロナ対策ユルイので感染するかもしれないからヤバいよっ!」って思われるかもしれない・・・。
一体、どうすればイイんだろ・・・。
もしかしてお客さんの方の意識が変化して「もうレコードを買うのはネット通販だけでイイよ」ってなるかもしれない。

緊急事態宣言が発令されてから「早くお店が今まで通り、営業できないかな・・・」ってココ1ヶ月以上ずっと思っていたのですが、営業再開が見えてきたら「今までと同じ様には、営業できませんよっ!」ってナンかいわれているみたいでちょっと複雑な心境です。


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「臨時休業期間 32日目」の東京 渋谷 中古レコード店 next recordsです。
すでに1月以上も店を閉めていたんだ・・・。
前回の記事で予想通り緊急事態宣言が5月イッパイまでと延長となりましたが、ナンか中間報告的な結果によっては限定的に解除するみたいなハナシを安倍首相が言ってましたね。
タブン、状況的に感染者が多い東京は、ムリっぽいですね・・・はぁ〜orz
GW明けの5月7日は、渋谷もちょっと雰囲気が違っていました。
センター街を歩いてみて思ったのですが、こころなしか少し人が多いような気がしました。
それと営業しているお店も増えたカンジです。
一応、当初の5月6日の緊急事態宣言の期間を過ぎたので「大義名分を果たしたからもうイイでしょっ!」みたいになったのかもしれません。
業種的には「もうコレ以上は限界っ!ムリっ!」ってコトもあるだろうしね。

最近のニュースを拾い読みしてみました。

全世界の音楽産業、売上200億ドル突破の攻勢、IFPI報告。音楽ストリーミングが市場シェア1位を越えた、海外の音楽事情
端的にまとめると「音楽業界は伸びてるよ」ってコトのようです。
ただし、コレは、昨年2019年のデータをまとめた結果なので、コロナの影響が全く無い状況下でのデータです。
もしかして次の報告では、大きく変化しているかもしれません。
売上ベースだとサブスクリプション型ストリーミングが伸びまくりですね。課金タイプのサービスが定着したってコトなんでしょうか。
個人的には、サブスクリプションの音楽サービスを利用したことないのでまったく実感はナイですが・・・。
変わってダウンロードの方は、減少していますね〜タブン、もうダウンロードでの販売は縮小傾向に向かうかもしれません。
一方、フィジカルメディアは、アナログレコードの売上は伸びたケド、CDがダウンしたので全体的にダウンです。
アナログレコードの売上っていってもコレ、全部新譜なので中古レコードは含まれませんからね。
ダケど、最近は古い音源のアナログレコードでの再発化が増えてきていますね〜いわゆる名盤とかの復刻みたいなレコードが。
そういった復刻盤もタダ同じレコードを出すんじゃなくって、今風にマスタリングし直したり、ボーナストラックを追加したりして既存のモノより付加価値を高めていますね。
多数の復刻盤がリリースされるコトって、レコード好きな人にとって、選択の幅が広くなるのはイイと思うのですが、コレは結構気持ち的に悩ましい部分もあると思います。
例えば・・・
現代の技術によってリマスタリングされて音質の向上したピカピカの新譜の復刻盤がイイのか。
リリースされた数十年前の当時の空気感が込められたオリジナルの中古レコードがイイのか。
聴く人の価値観の選択を迫られるようなカンジがしますね〜アナタならドッチを選びます?

オンラインに移行など…関西のレコード店の新たな試み
関西方面のローカルニュースです。
コロナ・ウィルスの影響で休業を余儀なくされる小さな中古レコード店が緊急セールの開催やこれまでになかった通販用サイトを立ち上げるなどで新たな動きをみせているっていうちょっとポジティブなニュースです。
レコードの販売ってオンラインとの親和性がかなり高いって思うんですよ。
モチロン、実店舗の良さっていうのもありますケド、お店に行かないとどんなレコードがあるのか解らないっていうのは、お宝探し的なお楽しみな部分もあるとは思うケド、正直メンドーな部分もありますからね。
ソレに住んでいる場所にレコード屋がアルとかナイとかもありますし。
紹介されていたレコード店のWEBサイトを見てみました。
ちゃんとしっかり作り込まれたWEBサイトもあったり、急場しのぎで作ったのもあったり、結構それぞれですね。
記事では、レコード店は休業を余儀なくされているからオンライン販売に活路を見出そうとしているって印象をカンジたのですがHPを作ったから売れるってワケではナイですからね・・・。
ネット販売ならではの難しさや手間や配慮など結構、実店舗以上にタイヘンなコトもありますし。
当店は、実店舗の売上比率がそれほど高くナイので今のコロナ・ウィルスの影響はそんなに大きくありませんが、実店舗販売をメインに営業していたレコード店はやっぱり今後の方針を考えざるえないかもしれませんね。

あれだけ賑やかだった渋谷の広告が消えて、真っ白になりかけてる……「経済への打撃エグい」
コレは渋谷カンケーのローカルな話題。
もともとオイラは、レコード店を始める前に広告関係のシゴトに就いていたのでこういった状況がスゴく気になります。
今はStay Homeで渋谷に人が来ないなか、高い費用を払ってディスプレイ広告を出稿するのもムダだとは思いますが・・・やっぱりちょっとさみしいかも?
ホント、GW中の人のイナい様子はちょっとシュールでしたよ。
記事の後半のコラで自前広告だすのってちょっとユニークでイイですね〜next recordsもバーチャルで渋谷駅の上のデカい広告作って見ようかな・・・。
広告料が2週間で1300万円のトコロにっ! 怒られないかな?

2 FACE / NYC
2 FACE / NYCの試聴
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相変わらず今現在、店頭販売の再開の目処はたっていませんが、コレいつまで続くのかな・・・。
最近のニュースを見ていると、コロナのヤバさよりも経済のヤバさの方が声がデカくなって来たようなカンジがしますしね。
どうなることやら・・・。

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