渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:レコードブーム

billevans_letthejuice_pr

店主が骨折した渋谷のレコード店、next recordsです。
骨折から1ヶ月と1週が過ぎました。
結局、未だギプスは取れず・・・まぁ〜杖は、ナンとかなくても歩けるようになりました。
少しずつですが回復に向かってきているのを実感しております。

先日、こんな記事を読みました。
なぜアナログレコードは廃れ、なぜ今、人気再燃しているのか?
2021年、現在のアナログレコードの人気のコトを思いながら、筆者さんが今から30年前の1991年に書いたアナログレコードが廃れていく様子のコラムを再掲載するという内容の記事です。
アナログレコード人気のコトは、オイラもこのブログで散々書きまくっていますし、そういったレコード人気のコトを書いた記事も結構紹介しているワケですが、30年前のアナログレコードのおかれた状況は、イッタイどんなカンジだったのか・・・ってコトが、書かれています。
記事の冒頭でも書かれていますが、テレビでもアナログレコード人気のコトが複数回に渡って特集として報道番組で取り上げられたり、まさに「アナログレコードが絶好調っ!」ってカンジの取り上げ方ですね〜。
しかし、30年前の1991年は、世の中ではCDの生産数や売上がドッカーンと伸びた時期でもあって、CDが一般的に発売されるようになった1982年から10年で、CDがアナログレコードを駆逐していった状況が、紹介されています。
レコード針で有名なナガオカもこの頃に会社自体が解散していますね。

当時の時代背景を思い出すために1991年に流行った曲のコトをあげると・・・
C+C Music Factory / Gonna Make You Sweat あ〜流行ったね〜コレ。


Color Me Badd / I Wanna Sex You Up 主演ICE-Tの映画ですね・・・。


Hi-Five / I Like The Way コレも、よく聴きました。


Boyz II Men / Motownphilly メチャ盛り上がりました。


Mariah Carey / Emotions  爆発ヒットしましたね〜。


これらがヒットしていた時期ですね。
このヒット曲を見て、「うわぁ〜ナツカシイ・・・」ってカンジるか「全然、ちょっと前じゃん・・・」って思うか人それぞれですよね〜(笑)
ちなみにオイラは、「全然、ちょっと前」派です。

ちょうどこの時期、日本ではDJブームが巻き起こっていたんですよ・・・。
なのでその当時を振り返ってみても、「アナログレコードが衰退しているっ!」って感覚は、個人的にはあんまりナイんですよね。
もう毎週、レコード屋に通って新譜の12インチシングルを買い漁っていた時期でしたし・・・。
まぁ〜確かに街のレコード屋は、ドンドンCDのスペースを増やしてレコードが店頭から消えていった時期でしょうね。
その後、90年代の後半にかけてCDの大量生産時代に突入すワケですが、ソレも2000年代に入るとデジタル音源購入からサブスクサービスへと音楽の聴かれ方が大きく変化するという波に揉まれて今度は、CDがアナログレコードに取って代われたように、衰退していくという流れ。
で、ココに来て衰退したハズのアナログレコードが、再び人気となる・・・って、ん〜こういった時系列で音楽の聴かれ方を鑑みると、デジタル全盛の今の時代に、「ナンで今更、アナログレコードが流行るの?」って思いますよね〜。
タブン「ナンで今更、アナログレコードが?」っていう部分が、現代の風潮からすると違和感アリアリなので、「ちょっと変わった風潮」として捉えられている部分があるんでしょうね。
だから、大手のメディアとかがこの「ちょっと変わった風潮」のブームをわざわざ特集を組んだりして紹介しているんでしょう。

記事には、こんなコトが書いてあります。
------------------
「アナログレコードは“ファッション”となるだろう」との見立ては、残念ながらそのとおりになってしまった。
------------------
ん〜ファッションか・・・いわゆる流行りのスタイルってコトなんでしょうかね。
ナンか、「ファッション」ってワードで一括りにしちゃうと薄っぺらいカンジがちょっとするのでちょっとイヤなカンジなのですが・・・(笑)
タブン、流行りでレコード聴いてんるんでしょ・・・的な筆者さんの揶揄する気持ち若干入っているんような気がしますが、結局、倉庫にしまい込んでいるオーディオを引っ張り出して久しぶりにレコードを聴いてみようかな・・・ってオチなのでそれもファッションのような気がしますケドね。
だけど、流行っているからレコードで音楽を聴くっていうのもアル意味それもレコードに触れるキッカケのヒトツだとは思うんですよね。
まぁ〜このレコード人気がいつまで続くかは解りませんが、ブームが去ったらレコードを聴かなくなる人がいる反面、少数ながらレコードの魅力にドップリとハマる人もいると思うので、ファッションだろうとナンだろうと、

音楽の聴かれ方については「諸行無常」とか「栄枯盛衰」という四文字熟語が、ホント思い当たるんですよね。
今後、レコードの良さが見直されたりしたように、CDが復権する時も来るのかなぁ〜?

BILL EVANS / LET THE JUICE LOOSE
BILL EVANS / LET THE JUICE LOOSE の試聴
next recordsのサイトでBILL EVANSのレコードを探してみる

今のレコード人気の中でも、さらに人気の細分化がやはりあって、巷では「シティ・ポップ人気」や「帯付き日本盤アルバム人気」、さらに「7インチ人気」っていうのが今のトレンドのような気がオイラはしています。
残念ながら12インチシングルは、ちょっとそのトレンドからは、今はハズれていますね・・・。
しかしっ!「諸行無常」&「栄枯盛衰」ですよっ!
シティ・ポップも帯付きもアルバムも7インチの人気が今後永遠に続くワケがナイっ!
ある程度、レコードのコトを知っていくと12インチシングルのダイナミックなサウンドに気付く人もいるハズっ!絶対にクルっ!12インチシングルっ!・・・。
というカンジで淡い幻想を胸に抱いて、来るべき日に備えて今日もせっせとレコードを磨くのであった・・・。

Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!

毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。


このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。

modernromance_canyoumove


今まで何度もアナログレコード関係のニュースを報じているアナログレコード贔屓な日経新聞さんから新しい話題が投下されました。
「レコード復権、若者つかむ 10年で生産枚数11倍に」

当ブログでも、レコードな話題が報じられるたびに、エントリーの話題にさせていただいています。
というか、日経新聞から直接、取材も受けましたし・・・(笑)
その時の記事はコチラ
「レコードブーム再び ネット配信普及の反動も」


で今回、新しい記事もコレまでと同じ様な文脈と同様に、
一時は消滅寸前に追い込まれたレコード

最近、その良さが見直され復権!

国内での生産枚数が●年度に比べてン倍!

デジタル世代の若い人からも支持されている!
という、ず〜っとこの手の記事をウォッチしているオイラからすると「もしかして記事のテンプレートがあるのか?」と思わせるくらいにキレイになぞられているような印象すら感じる文脈で・・・。
上記にリンクを貼っている以前、オイラが取材を受けた記事は、今から2年前の2017年1月に掲載されたのですが、2017年より数年前から「アナログレコード人気」は各種のメディアで度々取り上げられるようになっているので、そう考えるともうずいぶんと長く「アナログレコード人気」が継続中なんでしょうね・・・。
ん〜個人的にはあんまり実感はナイんだケドね。

レコード人気が、報じられるたびに毎回思うのは、取材を受けた時とハナシをした「ブームは必ず終わる」というコトです。
レコードの人気が上がるコトに関しては、当店はそれ程、恩恵は受けていませんが世間的に結構なコトだと思っています。
だけど、ブームが終焉を迎える兆しがあると数年間という比較的時間を経て盛り上がったブームも一気に冷えてしまいますからね・・・。
コレは、今までの幾度となく世の中で起きたブームはすべて同じ道を辿っていますからね〜。
最近だと、タピオカドリンクとかそうでしょうね。
ま〜タピオカドリンク人気も既に3回目のブームらしいですが、コレが来年も続くかどうかは全く未定ですし・・・。

今回の日経新聞の記事に掲載されていた棒グラフを見てみると・・・。
graf


この急速な右肩上がり・・・コレは、ブームと言うより「バブル」に近いような気がします。
2009年に約10万枚にまで落ち込んだ、国内のレコード生産量が2018年には110万枚まで増えた・・・って状況ですからね。
コレが、日経平均株価のグラフに例えるとドエライ状況ですよ(笑)
ちなみに当next. recordsが渋谷にお店を構えたのは2000年なので上記のグラフで言えば一番左端の棒グラフが最高に長い時期ですね。
その頃は、今より更に国内のレコード生産量が80万枚ほど多かった時期のようです・・・。
いや〜今思えば、アナログレコードブームの一番の最盛期にレコード店をはじめちゃったってコトですね。
コレは、例えるなら「来月くらいに新しくタピオカドリンクのお店をオープンさせようと思うんだよね〜!」ってカンジでしょうか・・・(笑)
知人にこんな相談をされたら確実に「アホっ!今からヤッても遅いわっ!」ってツッコむコト確実ですよ。
しかし、オイラは2000年に渋谷で中古レコード店をはじめた時は、全然今からやっても遅いなんて思っていなかったし、「一時的なブームでレコードが買われている」なんてコトも全く思わなかったですからね・・・そう考えると、ブームの真っ只中に居るというのは世間一般的に言われているように「周りが全然見えていない」って状況なのかな・・・わかんないケド。
ま〜でも結果からすると、2000年に中古レコード店をはじめていなければ今はナイ、ワケですしね。

MODERN ROMANCE / CAN YOU MOVE
MODERN ROMANCE / CAN YOU MOVEの試聴
next recordsのサイトでMODERN ROMANCEのレコードを探してみる

渋谷では、ご存知の通り結構街の再開発が盛んに行われています。
ま〜古くなったビルや施設を取り壊して新しく建て直して街を活性化させる的なカンジです。
で、渋谷の老舗ショッピング・ビルであるPARCOも現在建て直し中なのですが、そのビルの中にある程度の規模のレコードショップが入るそうですよ。

レコード人気がいつまで続くかは、解りませんがまだまだアナログレコード界隈では、動きがあるようですね・・・。

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買い取りをやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。


このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、渋谷の中古レコード屋next recordsが、運営しています。

↑このページのトップヘ