渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:レコードコレクション

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こんな記事を読みました。
オタクには「モノを棄てる整理法」ではなく「モノを棄てない整理法」こそ必要

内容的には、書籍のコレクションしている人が整理のために大事なコレクションをまとめておいたトコロ、家族に処分された・・・というTwitterのまとめ記事をから「二度とこんな悲劇が起きないように・・・」というコトで、コレクションの整理術をレクチャーしてくれています。
オイラもこの「渋谷レコード店日記」で度々言及していますが、レコードコレクションをする上での最大の障壁は、間違いなく「家族 or 同居人」であると断言できます。
タブン、ひとり暮らしなら部屋にドレだけレコードがうず高く積み上げられていてもダレにも文句は言われないし、むしろ大量のレコード・コレクションに囲まれてウレシイって思っちゃうホド、ではないかと思います。
しかしながら上記の記事にも書いてありますが、世間的には断捨離やシンプル・ライフがやたら謳われているワケです。

断捨離には、「今捨てたものが仮に将来必要になったとしても、簡単に手に入る」という事を暗に前提としています。・・・と記事には書いています。
コレね〜音楽という大枠でくくれば、今だとナン万曲ものすべての曲がスマホやPCに収めるコトが出来るワケで、ソレこそ目に見えるトコロには、音楽メディアがひとつもナイっていう究極のスタイルも実現可能なワケです。
まぁ〜状況的にはカンタンにレコードの代替えになるモノが、手に入る、容易に実現出来る、という状況なのであります。
がっ!我らレコード・コレクション道を極めようとしているまさにミッションを進行中である求道者からすると「ゼッタイに受け入れられない」状況であります。
上記の記事では、大雑把に「コレクション」というユルいカンジでくくっていますが、やはりアナログレコードのコレクションというジャンルのコトでいうと「レコードがあってナンボ」という価値観なのでレコードがナイ状況では、全くもって満たされナイというワケです。
流行りの音楽サブスクリプション・サービスを利用してお気に入りの楽曲を自分のソングリストに加えて、ソレがナン万曲もある・・・コレって、自分がこの曲を持っている、自分の大切なコレクションだ・・・って声高にして言えますか?
もう全然、満足できません。

しかしながら大好きな曲のレコードを買い漁っていて時々、ハッと立ち止まって思うのですが、「自分は、音楽が好きなのか、レコードが好きなのか」と・・・。
部屋にうず高く積み上げられたレコードたちを見て、越に浸る時もあるけど、増殖し続けるレコード達をこのまま生涯を通じて維持し続けるコトが出来るのかと・・・。
オイラは、この悩みを解消するためにレコード店をはじめたってカンジかもしれません(笑)

上記の紹介記事には、「コレクターのための整理法」となる具体的な方法を解説してくれています。
「モノを棄てない整理法」・・・イイですね〜捨てるというか処分するだけが、決して解決策ではナイっていう方法、ゼヒとも知りたいです。
具体的な方法として「コレクションポリシー(収集方針)を決定する」というやり方あげています。
コレは、オイラもレコードコレクションをはじめた比較的早い時期から実践していますよ。
結果そうなったという・・・かなりあと付けなカンジですが。
オイラのレコードコレクションが、始まったのは中学生くらいからなのですが、当初はアルバム、7インチシングル、12インチシングルと雑食性で「コレ、欲しいっ!」って思ったら欲望の赴くままに買い漁っていたのですが、ある時期から12インチシングル1本に絞って購入するコトになりました。
その時は、「コレクションポリシー(収集方針)」を決定したってワケではナイんですけどね。
限りある購入資金から如何にして、自分の欲求を最大限に満足させるには、ナニを買えば満たされるのか・・・って選択で残ったのが12インチシングルだったんです。
まぁ〜ぶっちゃけ、カネがなかった・・・ってコトなんですケドね。
だけど、この選択肢はあながち間違っていなかったかもしれません。
オイラがレコードコレクションをはじめたナン十年も前は、アルバムはソレこそ「今買わなくてもいつでも買える」って状態だったんですよね。
しかしながら、12インチシングルは、もうその時から、1回目の入荷で売り切れたら、もう2度と入荷しない・・・手に入れるコトが困難になる・・・っていう局面に何度も遭遇する経験があって、限られた購入資金を有効活用するために優先順位として12インチシングルが最優先になったというコトです。
まぁ〜いずれ、アルバムも買おう・・・って思っていたのですが、次々と出てくる12インチシングルの前にオイラのアマい考えは、あえなく撃沈するワケですが・・・(笑)
次に決めたのが「無闇ヤタラと新譜を買わない」ってコトですね。
新譜は、やはり流行りものなんですよね・・・イイ曲もあるケド、意外とその時はイイなぁ〜って判断しても1年後には、ナントモ思わなくなる・・・という場合が往々にしてあるコトに気がついたんですよよね。
で、ソコで出てくるのがやはりレコード購入のための資金繰りです・・・結局、あまりお金に余裕がナイので、数年後には聴かなくなる新譜のレコードを買うよりも、長く聴き続けるコトが出来る曲を絞って買おう・・・っていう判断に至るようになりました。
結果、自分の判断基準での名曲を一期一会的な古いレコードでコレクションする・・・というコレクションポリシーになったというワケです。
そういった意味では、上記で紹介している記事は、なかなか的をえた回答をしてくれていると思います。

コレクション目録を作成する・・・コレは、なかなか難しいですね。
大好きなアイテムをコレクションするのは、好きでも整理整頓が好きっていうワケではナイですからね。
大量のレコードを所有している側として最大の悩みは、聴きたいレコードがドコにあるか解らない・・・ってコトだと思います。
イヤホント、目録をちゃんと作って整理した方が、イイに決まっています・・・しかしながら実際は、ナカナカ出来ないんですよね。
アナログレコードっていうフォーマットも整理を怠ってします要因のヒトツではナイかとオイラは思っています。
つまり、レコードってモノ自体の体積的には、かなり小さいんですよね。
購入したレコード1枚は、サイズ的には、30cm四方とデカいような気がしますが、厚みが数mmという極めて薄いアイテムなんです。
そりゃ〜床にペタッと置けば、面積は取りますケド、立てればナンてコトは、ありませんホボ、無視できるくらいの大きさです・・・が、その薄っぺらいレコードが、数十枚束ねられると、モノスゴイボリュームになるという・・・。
そんな数千枚のコレクションから聴きたいレコード1枚だけ探し出すとなると、ゼッタイに目録をつけた方がイイに決まってるんですが・・・出来ないっ!
もうコレは、ハッキリ言って自分の気持ちとの戦いでしょう〜(笑)
よくアーティストのアルファベット順やレーベル順に並べてコレクションしている人って多いですよね。
でも、コノやり方だと、MとかSとかTとかで始まるアーティスト名が他よりヤタラと多いコトに気が付きます。
で、日々増殖するコレクションもどうしても、Mだけが増えてくるとレコード棚に収まりきらずにズラして移動せざるを得ない状態になるという・・・。
ソレを解消するためにオイラが編み出した方法は、Discogsの「コレクション」機能を使う方法です。
そのコレクション機能に自分だけのメモを書く項目があるのですが、自分のレコード棚にナンバリングをして、コレクションしたレコードのメモ欄にレコード棚の1番に入れたってメモるんですよ。
つまりDiscogsの「コレクション」機能に自分のレコード棚の住所を登録するって方法です。
探したいレコードは、Discogsの自分のコレクション欄から見てそのページのメモ欄を見ればドコのレコード棚にあるのか解るっていうやり方ですね。
ま〜コレも、結局ポチポチと地味な作業が伴うのですケドね・・・。

いや〜しかし・・・大好きなレコードなのですが、ソレを所有して維持していくのってタイヘンな苦労と努力、労力が必要となるってコトですね〜。
しかもエンディングは、全く見えない・・・う〜ん、ナンだかフクザツな心境であります。

INTELLIGENT HOODLUM / STREET LIFE
INTELLIGENT HOODLUM / STREET LIFE の試聴
next recordsのサイトでINTELLIGENT HOODLUMのレコードを探してみる

時々思うのですが、数千枚のレコードを所有して「コレ、はたして全部聴こうと思ったらイッタイ、どれくらいの時間がかかるのか・・・」って。
また、偶然手にとったこのレコード、前に聴いたのは、いつだったかなぁ・・・とか。
同居している家族に「こんなに沢山レコードあるけど、コレ、最後に聴いたのいつよっ!?」ってツッコまれたコトある人も多いと思うのですが、いや解っていますよ、そんなコト、言われなくても十分っ!
だけど、最後に聴いたのがもう5年前でもこのレコードを見ると、「あそこのレコード屋で買ったんだよぁ」とか「あのCLUBでDJが、この曲をめちゃカッコよくプレイしてやられたんだよな〜」とかイロイロ思い出すコトがあるんですよ。
つまり、今持っているすべてのレコードは、オレの人生そのものっ!
「The Vinyl is LIFE!」なワケですよっ!
あっ・・・イイですね、このキャッチコピー・・・タワーレコードの「No Muisc No Life」みたいで・・・(笑)

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こんな記事を読みました。
「すべて10万円以下で買える- 4万円から始めるアナログレコード生活! プロが選んだオススメシステム3選」

内容を要約すると、オーディオの専門家が選んだレコードに興味があるアナログレコードビギナーさん向けの購入ガイド的な内容のレビューです。
当店も、中古のTechnics SL-1200を店頭で販売しているのですが、レコードで音楽を楽しみたいって希望をするお客さんからオーディオのコトを相談されるコトがよくあります。
そういったビギナーさんとハナシをしていて思うのですが、はじめてアナログレコードを再生出来るオーディオの購入する人からすると、もうホントにまったく解らないコトだらけのような印象を受けたりします。
上記に記事を読んでみると丁寧にわかりやすく記事が書かれていると個人的には思うのですが、タブンだけどビギナーさん的には結構難しいコトだらけなのかもしれません。
こんなコトが記事に書いていました
---------------------------
以下引用
レコードの再生には、レコードを回すアナログプレーヤー(ターンテーブル)、カートリッジと呼ばれるレコードを読み取る針、そのカートリッジを取り付けるトーンアーム、そして、読み取った信号を変換して増幅するフォノイコライザーアンプというものが最制限必要になります。

・アナログプレーヤー(ターンテーブル)
・カートリッジ
・トーンアーム
・フォノイコライザーアンプ
---------------------------
いや〜コレは、ちょっと贅沢な構成じゃないかなぁ〜って個人的には思うのですが。
トーンアームを別で購入するのが最制限必要な構成って、ちょっとハイレベルすぎな気がしますケド・・・。

当店でターンテーブル購入を検討しているお客さんからは、よく訊かれるのは
「どうしたらレコードを聴くコトが出来ますか?」
って超基本的なコトを訊かれるコトがよくあります。
まぁ〜大体がレコード世代でない人です。年齢的には20代〜30代の人が多いですね。
コレ、難しいトコロなのですが、オーディオってお金をかける部分っていうのが際限なくあるんですよね。
ま〜最低の費用だと1万円から音を鳴らすコトが出来る一体型のレコードプレーヤーもあるし、自分でシステムを作り上げれば何百万円でも足らないくらいになるし・・・。

当店へ来てくれるこういったレコードビギナーさんは、
「どうやらTechnicsのSL-1200っていうレコードプレーヤーが名機らしい・・・」
っていうイメージがあるようです。
まぁ〜確かに名機ではありますケド・・・Technics SL-1200だけでは、音鳴りませんからね。
で、今の自宅のオーディオ環境を訊いてみると、まったくオーディオがナイって場合とミニコンポを持っているっていうケースが多いような気がします。
じゃあ、SL-1200を購入してあとナニを揃えればレコードが聴くコトが出来るのか・・・っていう説明が必要なのですが、コレはコレで両方共説明がなかなかしづらいんですよね・・・マジで。
基本的に、レコードは聴きたいんだけどオーディオには出来るだけ費用は抑えたいっていう場合が多いんですよ。
解ります・・・ソレっ!目的はレコードを聴くコトなのでオーディオ環境を充実させるコトではナイんですから。
ソレに更に難しいのは、費用は抑えたいんだケド、出来るだけイイ音で聴きたいっ!っていう欲求もあるんですよね。
こんな風に書くと矛盾だらけだと思うのですが、事実結構このパターンは多いんですよ。
じゃあ、1万円くらいで売っている一体型のレコードプレーヤーでイイんじゃないなって思うのですが、レコードプレーヤーはSL-1200が名機というかイイプレーヤーだというイメージが強く持ってるので、SL-1200を買ってレコードを聴き始めたいっていう気持ちがあるんですよね。
確かに、中古のTechnics SL-1200だと2〜3万円で手に入れられるのでそんなにハードルが高いワケではないですしね。
タブン、レコードプレーヤーの購入に関しては「ハズしたくないっ!」って気持ちがあるんでしょうね。

次に、レコードを再生させるので難しいのは、PHONO入力の説明です。
既にミニコンポを持っている人からすると、レコードプレーヤーを買えば家のミニコンポにつなげれば音が鳴るって思っている人が結構多いんです。
なので、必ず「自宅のミニコンポには、PHONO入力ついていますか?」って一応訊くのですが「ナンですか?ソレ?」っていうコトがよくあります。
出来るダケ、技術的なコトは言わずに説明するのですが、PHONO入力とフォノアンプの説明に関しては、ちょっと苦心します。
フォノアンプの説明はコチラ
あと、カートリッジの説明もなかなかハードルが高いんですよ。
カートリッジは、もうソレこそ安いモノから高価なモノまで千差万別で存在して、その音色もすべて異なるという・・・。
更に、高価なカートリッジだとソレ1個で10万円オーバーっていうのもありますし。
フォノアンプに関してもカートリッジに関しても費用は、出来るだけ抑えたいケド、出来るだけイイ音で聴きたいっていう欲求があるので、そんな中からナニを選べばイイのかっていうコトまで訊かれるんですよね。
もうホント、「ナニを買えばハズさないのか・・・」コレですよ。「絶対にハズさない問題」って個人的に言ってますが・・・(笑)
Technics SL-1200の説明やレコードの再生に最低必要な機器の説明はするのですが、「ドコのメーカーのナニ買えばイイのか・・・」っていうコトまではサスガに解りませんし。
そんなコトを言い出すとイイ音で聴きたいっていうのは解りますが、「あなたにとってイイ音っていうのはどんな音なのか?」ってコトとかそれらを購入して自宅のミニコンポにつなげてどんな音が鳴るのかってコトは、実際に繋げて鳴らしてみるまでまったく解らないってハナシにまでなりますしね。
幸いにも当店の隣には機材専門のDisc Jamさんがあるので
「あ〜フォノアンプとかカートリッジのコトは、おとなりのDisc Jamさんに相談してみたらイイですよ〜」ってホボ丸投げです・・・(笑)

DA POSSE feat. MARTELL / SEARCHIN' HARD
DA POSSE feat. MARTELL / SEARCHIN' HARDの試聴
next recordsのサイトでDA POSSEのレコードを探してみる

実際に過去にSL-1200を購入してくれたお客さんから「家にあるミニコンポにつなげたんだけど、小さい音しか鳴らなんだケド・・・」って問い合わせの電話があったコトもあります。
一応、PHONO入力のコトは、ちゃんと訊いたんですよ・・・すると「あ〜大丈夫です」という返事だったので。
だけど、電話で「プレーヤーのケーブルは、コンポのナンという穴に繋がけていますか?」って訊くと
「赤と白の色がついている穴に刺さっています」っていうので
「そこにナニか文字書いていませんか?」って訊くと
「エーユーエックスって書いています」って・・・
「あ〜ソレ、AUX(オグジュアリー)っ!」


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