渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:アナログレコードの話題

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前回、当店の目の前にある坂道、いわゆる「シスコ坂」に関するコトを書いたのですが、ブログ記事のアクセス解析を見るといつもの3倍くらいの多くの人に読まれていたようです。
タブン、あのシスコが現存していた頃に渋谷 宇田川町のレコード屋街に頻繁に通い詰めていた人達がちょっとノスタルジックな気分になって読んでくれたのかな・・・って思います。
何枚か写真を紹介していますが、オイラにしてみたらもうカンゼンに日常の風景なのでまったく感傷的な気持ちにナンてなれないのですが、90年代のはじめ頃からのレコード人気のコトを考えると30年のという超長い時間が経ってますからね。
当時、大学生だった人も今は50代ですよ・・・まぁ〜カンジ方は人それぞれですが「あ〜ココよく通ったわ・・・懐かしいな〜」なんてカンジたのかもしれませんね。

で、今回はウォントレコードのコトについて思うトコロがあるので言及してみたいと思います。
レコードを買って聴いている人からすると「アノレコード、欲しいぁ・・・」って思うコトは、フツーによくあると思います。
まぁ〜大抵は欲しい&探しているレコードは、1枚でなく複数枚・・・人によっては数百枚もあったりしますよね。
皆さん、その欲しい&探しているっていうレコードをどうやって管理しています?
当店に訪れていただいているお客さんも自分の探しているレコードをスマホのメモに保存したり、スクショを保存したり、Spotifyのソングリストにして保存したり、もうカンゼンにアナログで手書きのメモ帳に書き込んだりしている人も結構いらっしゃいます。
エサ箱に入ったレコードをチェックしている最中に「ハッ!?コレはっ!」ってサッとレコードを抜き出してアーティストとタイトルをスマホで確認している人が多いので、だいたいスマホに保存している人が多いようなカンジがしますね。
お客さんが欲しいレコードをどうやって管理するのは、それぞれ自由なので自分のやりやすいスタイルでやっていただければイイのですが、今回気になったのは・・・。
「お客さんからオファーがあった欲しいレコードをお店側がどう扱うか・・・」ってコトなのです。

オイラの店では、そういったお客さんから欲しいってオファーがあったレコードのコトを「ウォント」って呼んでいるのですが、このウォントをいただいたレコードの取扱い関してもっとカンタンにそしてスマートに出来ないものか・・・って思っているんですよね。
やっぱり長年、レコード店を営んでいるので多くのお客さんから「探しているレコードがある」「欲しいレコードがあるんだけど・・・」っていうお問い合わせは、日常的にいただくコトが多いのです。
たまたま偶然に店頭に出す前の準備しているレコードでそのウォントをいただいたレコードがあれば、「ありますよっ!」ってご購入していただくコトもあるのですが、その時にウォントいただいた時にナイ場合なんですよ。
大抵はその場で「〇〇さん、アーティスト名、タイトル名」ってメモに走り書きで書いて置くのですが、次にいつ入荷するかまったく予定の解らない中古レコードなので、そのウォントをいただいたコト自体を忘れてしまうコトが多いのです。
また、ウォントいただくレコードの入荷のペースの具合にも結構カンケーしてくるのですが、結構な頻度で入荷できるレコードのウォントをいただいた場合は、メモにしなくてもイイかって思いイザ入荷したら「アレ?このレコードお客さんからウォントをされていたな・・・ダレだっけ?」ってカンジで忘れてしまうんですよね。

先日もこんなコトがありました。
もう週に確実に1〜2回の頻度でご来店していただいている超常連のお客さんからウォントのオファーをいただいていたレコードが入荷したのですが、そのコトをウッカリ忘れて店頭に出してしまったんですよね。
イヤ・・・正確には、お客さんからウォントのオファーを頂いててたのは覚えているのですが誰からウォントをいただいいていたのかを忘れていたんですよね。
お客さんからしてみれば、「入荷したら必ず買うので置いておいて欲しい」って言ってたレコードが反故にされて店頭に出てるっ!ってカンジになりますよね・・・。
イヤ〜ホント、すいません・・・。
結局、その常連のお客さんは、店頭に出ているコトに気づいてお買い上げいただけたので事なきを得たのですが・・・。
だけど、コレ・・・最悪の場合、お店の信用なくしますよね・・・。

オイラが思うトコロ、コレ、今現在スタッフのあやふやな記憶に依存しているからこんなコトが起こるんでしょうね、確実に。
まぁ〜だけど、ホント多いんですよ・・・「探しているレコードがあるので入荷したら連絡して欲しい」っていうオファー。
コレは、別の見方をすれば、メチャ、ビジネスチャンスだと思うのですが、実際はカンゼンにそのチャンスを上手く活かせていないんですよね・・・。
「入荷したら必ず買いますっ!」って言っていただけるというコトは、お店側からすれば「そのレコードが入荷できれば、即売上に直結する」ってコトですよね〜。
しかし、それが解っているにも関わらず、上手く活かせていないっていう・・・。
マンパワーというかあやふやな記憶頼りにするからこんなコトになるんでしょうね・・・。

一方、逆パターンとしてこんなコトもあります。
ウォントのオファーを頂いて、それをオイラがたまたま覚えていて「以前、ウォントをいただいたレコードが入荷しましたよ」って連絡すると「もう他で手に入れたのでキャンセルお願いします」っていうコトもあります。
ウォントをいただいてから半年以上も経ってたらそうなっちゃいますよね。
また、まだお客さんは手に入れていなかった場合でも当店がお知らせした価格とお客さんが思っていた価格の差が結構あって価格面で折り合いがつかない場合もよくあります。
当店としては、そういったケースってレコード屋アルアルなので「まぁ〜ソレも仕方ないよね〜」ってアッサリと思うのですが、お客さんからすると「せっかく入荷したコトを連絡してくれたのに、ナンか悪いコトをしたなぁ・・・」って思われたりしてお店の利用が遠のいてしまう的な気持ちにもなったりするコトもあるみたいで・・・。
イヤイヤ、全然そんなコトまったく思わないのでいつも通り利用していただければって思うのですケド・・・。

ん〜ホント、このお客さんからの多くのウォント・オファーの扱いをナンとかしたいっ!って思うんですよね。
だけど、先に書いたようなウォントしたケド、別に購入しなくてもお客さんがプレッシャーをカンジにない方法でコレを実現したいんですよね。
その都度いただくウォントをメモ書きとかアタマに記憶しておくとか、そんなコトやってるからこんなコトが起きるんですよね。
まぁ〜アレですよね・・・コレ、中小企業によくあるDX化が出来ていないってヤツですよね。

コレ、他のレコード店は、どうやってお客さんからいただいたウォントを管理しているんだろう・・・。
先にも書いたようにお客さんから「〇〇を探している、入荷したら連絡して欲しい」ってオファーってホント、レコード店ではメチャ多いコトですからね。
現状、当店ではオファーをいただいたお客さんとそのレコードが確実にマッチしていた場合は、お応え出来ているっていうカンジです。
しかし、そういった対応の出来る割合っていうのは、タブン1割以下ですよ・・・。
もうホトンド対応できていない・・・いわゆるスルー状態・・・。
しかしココには結構、大きなビジネスチャンスがあるのも事実です。
「あのレコード店に探しているレコードを伝えておけば、入荷したら絶対に連絡をしてくれる」っていうのは、結構お店的にも信頼度がUPするような気がします。
しかも、「連絡があってもう他で手に入れたので、買わなくても全然OK」っていう敷居の低さっていうのも良いと思うんですよね。

でもね〜タブン、中古レコード店ってこういうシステム絡みのコトって超苦手というか出来ていないんですよね〜。
他のレコード店も当店と同じ様な記憶頼りのウォントの管理になっていうんじゃないかな・・・。

ALY-US / FOLLOW ME
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一応、オイラのアイデアとして「こうしたら出来るんじゃないかな?」っていうのは、アルんですよ。
まぁ〜でもソレを実現するために今まで構築してきたデータベースの構造を根底から刷新しなきゃ出来ないっていう、もうとても高いハードルが立ちはだかっているんですよね。
ホント、HP制作会社に「コレコレ、こんなカンジの機能を付け加えてくださいっ!」ってカンジで依頼できればイイのですが、タブン前段階として「ソレをするためにはこのデータが絶対に必要です」ってなるのがナンとなく解っているから踏み込めないっていう部分が結構大きいんですよね。
だけど、もしこのお客さんからのウォント機能が実現出来れば、メチャイイ感じになるような気がするんですよね〜。
ちょっと今後の課題として置いておこうと思います・・・ってコレもまたオイラの記憶頼りになっています・・・(笑)

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円安がますます更に進行中っ!
前回の記事で「円安ヤバいっ!ハンパないな・・・」ってちょっと嘆きモードで記事と書いたトコロ、常連のお客さんから「大丈夫ですか?」ってご心配のお声がけをしていただきました。
ま〜今のトコロ、これまで海外のお客さんからご注文を頂いた分の売上をUSドルで持っているので、今はそのUSドルを使って仕入れに充当していますのでとりあえずは凌いでます。
しかし、1週間前に「20年ブリに$1が126円になったっ!」とニュースになっていたのですが、2022年4月22日時点で128円というカンジで更に2円も円安が進んでいますね。
先日は一時的に、130円台にもなった・・・ってコトだし、年内中には130円になるかもって言ってたのにもう来月にはフツーに130円になっちゃうかも?ってカンジですね・・・。
海外へ直接買い付けに出向くレコード店にしてみたら、海外ではコロナの規制も弛くなって「よ〜しっ!コレからガンガン買い付けいけるぞっ!」ってカンジになっていたトコロでコレですからね〜マジでキツイですね・・・。
今、ロンドンとか買い付けに行こうって思ったらエアチケットはイクラぐらいするんだろうって久しぶりに調べてみたのですが、メチャ高いっすねっ!
とにかく直行便だと確実に30万円オーバーですね!
戦争の影響もあると思うし、燃料費の高騰もあるかと思うのですが、モノスゴイ金額になっています。
乗り換え1回はさむと13万円〜ってカンジですが、買い付けに乗り換えの待ち時間をムダにするのは、ちょっと・・・っ思うのですが、直行便との価格差が20万円以上なら安い方でイイかな・・・イヤ、そもそも円安だから現地での滞在費や仕入れ費用のコトまで考えると採算取れるのか・・・コレって思っちゃいました。


レコード・ストア・デイもイケイケの模様っ!
だけど、こんな状況なのですが、相変わらずレコードの人気は世間では過熱気味ですね。
毎年開催されているRecord Store Dayですが、2022年は4月23日だそうで・・・そして今年で15年目だそうで・・・さらに、グローバル・アンバサダーには、テイラー・スウィフトが就任だそうで・・・。
レコード・ストア・デイに併せて洋楽・邦楽問わず、新譜や再発盤がリリースされるっていうのも盛り上がりに勢いをつけているんでしょうね。
以前に用事があって偶然、レコード・ストア・デイの日の朝9時頃に渋谷の大型レコード店の前を通ったコトがあるのですが、店の営業が11時からなのにこの日にリリースされる限定のレコードを買い求めるために長蛇の列が出来ていて「うぉ〜〜〜っ!スゲぇっ!」って驚いたものです。
まぁ〜コロナ禍の前のハナシですが・・・。
大型レコード店こんなに行列が出来ているなら、そのながれで当店にもお客さんがモリモリとご来店されるかもっ!?って期待したのですが、カンゼンにカラ振りでした〜(笑)
結局、限定盤を求める人が行列になっていたんだなぁ〜っと思い知るコトとなりました。
今回もこの日に併せてイロイロなタイトルがリリースされるようですね・・・結構、転売ヤーの人も多いかもしれませんが・・・(笑)
気になる人は、コチラをチェックしてみてください。
レコード・ストア・デイ公式ホームページ

今どきのジャケ買いにカルチャーショック
先日、当店へご来店いただいたお客さんなのですが、おそらくはじめてのご来店の様子でした。
アチラコチラのレコードが満タンになったエサ箱から2〜3枚のレコードを持ち上げては戻し、また別のエサ箱へ移動しては同じコトを繰り返し、そしてエサ箱下の棚のレコードまでチョイチョイ見ては戻し・・・とその様子を見ているオイラからするとナニを探しているのかまったく検討がつかない様に見えました。
10分くらいそんなカンジで店内のレコードを見ていて「ナニかお探しですか?」って声をかけて訊いてみたんですよね。
すると「ジャケ買いしようかなって思って見ていたんですよ」
「あ〜そうなんですが・・・聴いているレコードのジャンルって何ですか?」って訊いてみると
「いや、レコード、聴いてナイです。」というご返事でオイラは、思わず「ん?(どういうコト?)」ってなりました。
ハナシを訊いてみるとつまりカッコイイ、レコードのジャケットを探しているとのコトでした・・・。
まぁ〜要するに、タブン、部屋に飾るためのカッコイイジャケットを探しているというコトのようです。
「あ〜そうなんですね・・・。ごゆっくりどうぞ」って思ってハナシを終えしばらくするとお帰りになりました。
当店は、在庫のレコードがホボ12インチシングルだけなので、タブン全体の半数以上がピクチャージャケットでない、真ん中に穴が空いた無愛想なジャケットばかりなので、お客さんが望んでいるカッコイイジャケットのレコードはなかったようです。
まぁ〜でもジャケ買いってオイラの認識では・・・
「メチャ雰囲気のあるカッコイイ、ジャケットなので中に入っているレコードもきっとスバラシイんだろう・・・」ってピクチャージャケットから中身の楽曲のクォリティを勝手にイメージしてレコードを買うのがジャケ買い(ジャケット買い)というコトだと思っていたのですが、今どきのジャケ買いは、そうではナイようですね。
ちょっとあるイミのカルチャーショックをカンジましたね。
昨今のレコード人気も相まって明らかにレコードで音楽を聴いてみたいっていうニーズの裾野は拡がったと思うのですが、本来の「ジャケ買い」のイミが変わってしまうホド、背景には世代交代や文化の変化があるってコトなのかもしれませんね。

Technics SL-1200 MK7の限定モデル
オイラも所有している銘機、Technics SL-1200 ですが、シリーズ発売50周年を記念して限定カラーのモデルが5月27日に発売されるようですね。

MK7なので7色のカラーバリエーション、SL-1200 なので価格は12万円、そして世界限定12,000台の生産・・・という数字にナンらかのイミを持たせているのがあざといカンジがしますが・・・(笑)
カラーの展開は、ブルー・レッド・ホワイト・ブラック・グリーン・イエロー・ベージュとのコトです。
アレ?ブラックって元々ありましたよね・・・。
って調べてみたら、従来のブラックはトーン・アームの部分も黒色だったのが、今回の限定モデルのブラックは、トーン・アームがゴールドになっている様です。
価格は従来品が99000円が、限定カラーモデルは12万円。
7色のカラーバリエーションですが、コレ人気色と不人気色とで大きく分かれそうでですね〜。
正直、微妙なカラーもあるような気がしますし・・・。
世界向けにも販売されるのですが、Mixmagによると海外では£899で販売されるようでね。
日本円換算だと15万円くらいですね〜サスガにココでは£1200には出来なかったか・・・(笑)
当店では、中古のSL-1200を販売しているコトもあって中古のSL-1200にしようか新品のSL-1200MK7にしようかお悩み中のお客さんから「MK7ってどうですか?」って時々訊かれるコトがあります。
構造的には、MK2〜MK6までは、基本設計は同じなのですが、MK7だけは丸っきり新設計になっていたりします。
しかし・・・使い勝手は・・・っというとホトンド、同じ・・・という。
まぁ〜気分的なモノでしょうかね・・・そりゃ〜新品のほうがイイでしょう・・・しかし、先立つモノが・・・ってカンジでしょうか。
余程ヒドい使い方をしなければ、20〜30年は、使えると思いますケドね。
ちなみにオイラのSL-1200 MK3 は、33年目ですね(笑)

ASHLEY BEEDLE / A MIDNIGHT DISCO MIX
ASHLEY BEEDLE / A MIDNIGHT DISCO MIX の試聴
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来週からGWに突入するワケですが、2020年と2021年はコロナの影響もあってGWはホボ、2年ぶりでの通常モードでのGWとなります。
去年は、GWって緊急事態宣言中でしたからね・・・。
さ〜てどんなカンジになるのかな〜ちょっと楽しみです。

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ladym_please_us
最近のニュースを見聞きしていると円安の勢いがハンパないですね。
為替に関しては、イロイロな事情が絡んでいるので、「ナンでそうなるか・・・?」ナンてコトを考えても仕方がナイのでそうなったらソレを受け入れるしかナイのですが、ナンにも対応が出来ないっていうにもやはり歯がゆいカンジがします。
正直、海外からレコードを仕入れている当店のようなショップは、円安って相当なダメージです。
レコードの仕入れだけではありません・・・実は、通販用のダンボールやビニール袋、インナースリーヴなんかのもココ最近、一斉に「値上げします」の連絡が相次いでいます。
原材料の原油の価格上昇もスゴいコトになっていますし、その上に円安が乗っかってきてますからね。
日本のコトだけでなく最近は世界情勢がザワついていますからね〜仕方ないですね。

しかし・・・ココ最近、ちょっと変わった変化が・・・ソレは、海外からのレコード注文が、増えているってコトなのです。
ん〜つまりコレは、円安の影響で日本の商品が海外から見ると、安くカンジる・・・ってコトなんだと思います。
日本国内での買い物に関しては、必ず課せられる10%の消費税も海外のお客さんからのお買い物に関しては、かかりませんからね。
以前にも世界的にインフレが結構激しいコトになっている・・・っていうコトをこのブログでも書いたコトがあります。
渋谷のレコード店主が今後を想う。
上記の記事を書いたのは、ホント1ヶ月前なのですが、この時は為替は特に気にするコトはなかったのですが、この1ヶ月で急激に円安になった!ってコトですね。
しかも20年ぶりに126円台になった・・・ってニュースになっていました。
年内には130円にまで円安が進むかもしれないってコトも言われていますね。

当店のような仕入れを海外から輸入しているような業者は、「円安がキツいっ!」って思う反面、海外からのオーダーが増えて「円安でレコード売れまくりっ!」っていう部分もあったりするので、キツいのか嬉しいのかドッチだよ・・・ってカンジですが(笑)
まぁ〜でもまだ売上のホトンドが国内なのでやはりキツい・・・ってコトになるでしょうね。
というか、ソレよりも今後、レコードの仕入れがしにくくなるんじゃないのか・・・ってコトが最近イチバンの懸念事項だったりします。
このブログでも世界的なアナログレコード・ブームのコトについては何度が言及したコトがあるんですが、コレ、ホント、加熱気味のような気がします。
数年前なら$10くらいで仕入れが出来たタイトルが、2倍とか3倍のプライスに跳ね上がってしまっているコトがもう日常的に起きていたりするので、ちょっと気持ち的についていけないカンジでもあります。
ダンボールやビニール袋の値上げがあってもせいぜい10%とかですよ・・・だけど、レコードだと100%とか200%アップって、ソレはちょっと・・・ってなりますよね。
でもディーラーからすると、彼らのマーケットは世界なので「このプライスが、今の世界標準のプライスですよっ!」てコトなので、当店が仕入れ出来なくっても他の競争力のあるレコード店が仕入れしますよってコトになります。

時々、ご来店いただいたお客さんから「〇〇のレコードが欲しいのですが、入荷しませんか?」ってウォントをいただくコトがあります。
一応、それぞれのタイトルごとにおよそ「だいたいコレくらいの価格」っていう当店独自のプライス・ラインがあるのですが、上記に書いたような去年まで$10で仕入れできたモノが、今年は$20になってしまったってタイトルは、「じゃあ当店の販売価格を2倍にしてもイイんじゃね?」ってならないんですよね。
で、結局そうなった場合は、どうしているかというと「仕入れを見送る」って状況になっています。
つまり、販売価格がそのままだったら当店へは、入荷しないって状況になってしまうってコトになっちゃうんですよね。
あわよくば、国内の買い取りで入荷出来れば、イイのですが、人気のレコードってやはりそうそう買い取りでは入ってこない状況なんですよね。
まぁ〜でも、もしかしたらこのまま円安が進んで海外のレコード人気がさらに加熱すれば、レコードのタイトルによっては日本国内の販売と海外通販向けと切り分けるなどして販売に工夫が必要になってくるかもしれませんね。

いや〜しかし、ホント仕入れが今後、厳しくなってくるような気がします。
すでに国内でもレコードの買い取りに関しては、競争が激化している様子が窺えますからね〜。
2021年の6月に下記の記事をこのブログに投稿しました。
レコード買取が激戦化しそうな予感
コレね〜上記はブックオフが、中古レコードの販売を本格的にはじめたコトをキッカケにレコードの買い取りを積極的に行っていくっていうコトによって想定できるコトを書いたモノです。
で、つい先日、地方都市に住んでいる知人から「レコード買い取りのテレビのCMが、放送されていたよ〜」って教えてもらいました。
「レコードの買い取りをテレビCMで・・・マジか?」って思っちゃいましたが、タブン、大手のショップ的には今後のコトを見据えて買い取り攻勢を今のうちにシッカリとヤっておくべきってなったんでしょうね。
「レコード買い取りますっ!」ってネット広告もココ最近さらに増えてきましたしね。
オイラが思っているようにレコード買取に関する危機感みたいなモノを他店もカンジているのかもしれませんね。

でも、先に書いたように日本よりも海外の方が高価格で販売できるのであれば、ショップとしては買い取りしたレコードを海外マーケット向け流すようになるのかも・・・って思いますね。
オイラは長年、日本の中古レコード市場を観察してきて思うのですが、今のアナログレコード人気って欧米経由で日本に入ってきたと思っているんですよね。
ソレまで日本では比較的安価だったレコードが海外で人気が高まったコトでその情報が日本に入ってきて日本での販売価格が上がっていくみたいなカンジになっているような気がします。
ヤフオクで不要になったレコードを出品しているお客さんから訊いたのですが、日本ではソレほどニーズのナイと思われるレコードを落札代行業者が結構、買っていく・・・ってコトを言っていました。
コレ、どういうコトかと説明すると、海外のレコード・マニアが日本のヤフオクを見ているんですよ。
だけど、ヤフオクは日本語だし、代金のやり取りや海外発送していない出品者がホトンドです。
ソコへ落札代行業者が間に入って海外の購入希望者と日本の出品者とやり取りして代金の支払いや海外への発送を円滑に行うっていうビジネスです。
タブン、代行手数料もある程度必要だと思うのですが、ソレを払ってまで購入したいって海外のレコード・マニアは思っているんでしょうね。
すなわちそういったタイトルって幾らかの手数料を払っても日本の価格って海外よりも安いから買われているんだと思います。
で、そういった〇〇が人気だって情報が世界中を一周グルっと廻って日本に入って日本の価格も上昇する・・・みたいな。
ん〜もう人気のレコードが世界中で取り合いになるような予感しかしません・・・(笑)

LADY M / PLEASE (DON'T BREAK MY HEART)
LADY M / PLEASE (DON'T BREAK MY HEART) の試聴
next recordsのサイトでLADY Mのレコードを探してみる

では、当店としてはレコードの仕入れ・販売をこの今の円安や紛争・インフレ最中に対してどう対応していくか・・・ですよ。
もしかして、ネットショップをバイリンガル対応にするか、別途海外通販用のHPを作るかした方がイイのかな。
買い取りに関しては、あんまり大々的にヤルと、当店の商品ラインアップにそぐわないようなレコードが大量に持ち込まれそうなのでちょっとソコのトコロをウマくやらないと・・・。
ひょっとしたら今後、レコード戦国時代に突入するのかも・・・?(笑)

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vanessa_justagame_ita
今から遡るコト、3ヶ月前に下記のような記事を書きました。
Instagram & レコード
今回は、上記の記事を書いた後のハナシです。

少し前に、当店のInstagramページのフォロワーさんが、ナンとっ!1000人を超えました。
確かお店としてインスタを始めたのが2020年の1月からなのですが、ソコから毎日1枚、レコードを紹介するレコメンド記事をコツコツと書き続けてはや、2年以上になります。
投稿した記事も現在は、1000投稿を超えてしまいました・・・。
自分で書いていて言うのもナンですが、マサカ1000以上もの記事を書く続けることになるとは、思いもよりませんでした。
振り返って自分のレコード紹介記事を読んでみて思うのですが・・・
「長いっ!長スギるっ!」って・・・思っちゃいます。
イヤ〜ホントは、端的に「こんなイイ、レコードありますよっ!」ってジャケット写真に試聴動画をカンタンなオススメコメントをサラッと書くだけでもイイような気もするのですが・・・しかし、ソレだとナンだか弱いような気がしたんですよね。
ちなみにはじめてインスタへ投稿した記事は、下記のレコードとなります。
ん〜メチャ、短いコメント・・・というか、単にオイラが思った感想をそのまま書いているだけですね。
当初は、ホボ、小学生の感想コメントのような一言だけのチョロっと書いた記事が、現在は、下記のような超絶長い文章へとなっています。

ナンでこんな長いコラム風な文章になってしまったんだろう・・・(笑)
オイラもレコードを紹介している他のインスタ記事をイロイロと読んだんですよね。
まぁ〜だいたいは、自分の好きなレコードを紹介しているってカンジの記事が多いのですが、そんなレコード紹介記事を読んでいてカンジたのですが、曲がイイっていうのは、単純に聴けば解るのですがその記事を読むコトでナンかしら新たな発見とかがアレばイイんじゃないかな・・・って思ったワケです。
タブン、オイラもフツーにジャケット&試聴動画に「メチャ、カッコイイ曲ですっ!〇〇Mixがサイコーっ!」って書いているダケだと、自分がインスタを続けるモチベーションに繋がらなかったのかもしれませんね。
でも、記事を書くに当たり、そのアーティストや曲のコトを調べていると、今まで店頭で何枚も販売しているレコードでも「へ〜そうだったんだ・・・」って思うような新たな発見があったりしてナンだか、面白くなってきたんですよね。
レコードを聴きはじめて40年以上・・・さらにレコード店を始めて20年以上というソートー長い年月が経っているにも関わらず、今まで知らなかったコトが多々あった・・・というワケです。
シンプルにその曲だけを聴いて、「イイな〜」って思っていたのですがその曲ができた経緯やアーティストのバックグラウンドなんかをイロイロと調べているウチにそのレコードのコトをさらに深く知るコトでより好きになるという効果をカンジられたんですよね。
で、店頭に来ていただいたお客さんにレコードをおすすめする際にインスタの記事を書くコトで知ったエピソードなんかをハナシすると、以外にも反応してもらって購入につながるコトもあったりして、インスタでレコード紹介するコトでオイラの中で何らかの効果があった・・・みたいなカンジを得られたんですよね。
しかし、そのレコードを紹介する記事がメチャ長くなってしまうのには、ちょっと考えモノですが・・・(笑)

上記の3ヶ月前に書いた記事よりNext Recordsのインスタが少しバージョンアップしました。
2021年末から2022年の年初にInstagramショッピング機能(Shop Now) を利用できるように設定をイジってガンバっていたのですが、ついにインスタ経由からダイレクトで紹介しているレコードを購入していただける様になりましたぁ〜!
イヤ〜時間かかりましたね・・・ホント。
コレでお客さんにカンタンに購入していただけるっ!って思っていたのですが、以外にもお客さん側にInstagramショッピング機能(Shop Now)が認知されていないというコトが、判りました(笑)
というワケで、インスタ経由からレコードをご購入していただける手順を下記に紹介します。
insta-1
当店のレコード紹介画面に表示されている「ショップを見る」と色が変わっているトコロをタップすると
insta2
こんなページに変わります。ソコで価格とか買ってもイイかな〜って思えば「商品を見る」って部分をタップします。
insta3
するとそのレコードの詳細が判るページに移動するのでよければ「ウェブサイトで見る」をタップします。
insta4
で、ココでnext recordsの商品ページへ移動するのでココで実際に購入できるという仕組みです。
ん〜便利だっ!コレですぐにお買い物できるーーーーっ!
って、メチャ画面移動が多いやんけーーーーーっ!ナンじゃコレーーーっ!
実際に購入できる画面に到達するまでに都度3回もアクションが必要ってちょっと仕組み的にコレ、問題多スギな気がします。
はじめの「ショップを見る」でイッパツでポンっと実際に買い物が出来るページへ移動してもイイはずだと思うのですが、ナンでこんなに途中にいくつものページも挟むんだろう・・・ン〜なんかコレ、ちょっと悪意をカンジる仕様ですね。
Meta社(Instagramを運営している会社)的には、購入に至るまでの様々なデータを取得したいんでしょうケド、コレはカンゼンにクソ仕様だと思うのですが・・・(笑)
なんとか改善して欲しいものです。
ちなみにイチバン見られている商品ページは、コレです。
ナンでAce Of Base が人気なのかは、判りません・・・(笑)
しかも知名度が高いThe Signとか有名曲ではなくって、マイナー曲なのも不思議ですね〜。

あとね「今週、こんなレコードが入荷しましたっ!」っていう新入荷のご案内も今まで下記のようなカンジでインスタでやっていました。
もうシンプルに入荷したレコードジャケットを並べたカンジだったのですが、今までこのスタイルで投稿していたのですがこの新入荷投稿がイマイチ見てもらえていないなぁ〜と。
で、この新入荷しましたページをこの度、画像から動画へバージョンアップさせました。
ソレがコレです。
で、こんなカンジに動画にして投稿したトコロ、驚くべきコトにモノスゴい再生回数になったんですよ。
今までの画像の羅列だけだと良くて数百の閲覧回数だったのですが、動画にしただけで数千回も再生されるようになりました。
再々回数の増加に伴い、いままで当店のコトを知らなかった人がこのインスタ動画を視聴したコトでと当店を知ってフォローしていただけれるようなカンジになっているようです。
Instagramの短い動画の再生回数が伸びているっていうハナシは、聴いていたのですが、まさかコレほどとは、思いもよりませんでした。
イヤ〜スゴいですね・・・動画のチカラって。
当店は、零細の小さなレコード店なのですが、ナントナクですが小さなレコード店が出来るささやかなプロモーションの方向が見えてきたような気がします。

VANESSA / JUST A GAME
VANESSA / JUST A GAME の試聴
next recordsのサイトでVANESSA のレコードを探してみる

と、まぁ〜前向きでポジティヴなコトをツラツラと述べましたが、実際これらのコトを続けていく労力は、並々ならぬ努力が必要だったりします〜(笑)
先日も常連のお客さんに「nextさんのインスタを毎日見ていますが、これ毎日書くのタイヘンじゃないですか?」って言われたりもしました、「ハイっ!結構タイヘンです〜笑」
新入荷の動画なんて毎週のホームページの更新の合間に作っていますからね・・・もう毎週、金曜日はドタバタしています。
だけどお客さんからたくさんの「イイね♥」をもらえたり、うれしいコメントを頂けたりしているコトで、モチベーションアップに繋がったりしているのは事実で結構、楽しみながら出来ているってカンジですね。
ちなみに動画のBGM・・・コレ、オイラがこのためにオリジナルで作っています。
とりあえず、月変わりで新曲にしていきますのでソチラもゼヒ、聴いてみてください。

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fatimarainy_loveisawonderfu

この「渋谷レコード店日記」のネタ集めをするにあたってレコードに関するイロイロなニュースになるような話題を見聞きしています。
で、最近ちょっと思うのが・・・
「レコード店の開店が増えてきたかも・・・」ってコトです。

ココ数年のニュースとして「アナログレコードが復活の兆し」とか「アナログレコードの売上が数年前に比べて何倍にも増えた」というレコード関係の話題としては景気のイイ話が飛び交っているような気がします。
そんな状況にあるのか、新しくレコード店開業を計画したり、実際にレコード店をオープンまでこぎつけたりしているカンジですね。
昨今は、レコード店の新規開店がネットニュースとして取り上げられるというちょっと面白い状況だったりしますね。
実際にレコード店を開業しちゃうトコロまでイッちゃうコトを考えると、レコード店の開業を計画中だったり、レコード店ヤってみようかな・・・って思うレベルの人まで含めると結構、構想として考えている人は多いのかもしれませんね。
オイラがレコード店をはじめたのは、今から22年前の2000年なのですが、その当時も「DJブームからのアナログレコード人気」が最高潮の時期だったので状況的には今と若干似ているかもしれませんね。
そんなオイラも、サイドビジネスとしてレコードの通販からリアル店舗を開業させたケースなので、こういう状況の中、「レコード店をやってみたいな・・・」って気持ちになるのもスゴく理解できます。

ネットニュースを見てみると傾向としては、地方都市でレコード店の開業をはじめる人が多いようなカンジですね。
まぁ〜見方を変えると首都圏エリアの繁華街で個人店舗でレコード店をオープンしてもそんなに話題にならないと思うので、ローカルニュースとしてそういった地元でアナログレコードの開業が珍しいケースとして取り上げられているのかもしれません。
で、やはり気になるのは、「実際にヤっていけるのか?」ってトコロですよね。
まぁ〜レコード店と一言で言ってもイロイロなタイプのお店があるので一概に「こうだっ!」ってイイ切ることはなかなか難しいですね。
新譜のレコードでいくのか、中古レコードの販売メインでいくのか、新譜&中古レコードの併売でいくのか、中古レコードなら仕入れはどうするのか、取り扱うジャンルはナニにするのか、専門店なのかナンでもアリなのか、リアル店舗だけでいくのか、ネット販売もやるのか・・・などなど。
先日もスタッフと「地方の街で新しくレコード店が結構オープンしているね〜」ってコトをハナシしていたんですよね。
「ぶっちゃけヤっていけるのかな・・・」ってコトを地方都市出身のスタッフに訊いていみると、「渋谷とか都会に比べて地方は、お店の家賃が安いから新しいお店を始めやすいんじゃないかな・・・」なんて言っていました。
ん〜でも、都会に比べると絶対的にお客さんの数が少ないから家賃が安くてもそもそも来店してくれるお客さん自体が少ないかも・・・って思うのですが、まぁでも今の御時世だとやっぱりネット販売と併売するのが現実路線だと思うんですよね。
そうなると、どうしてもレコードを保管・在庫しておくコトを考えるとそれなりのスペースが必要となるので、お店兼在庫置き場的なカンジでリアル店舗オープンもアリなのかもしれませんね。

いや〜でもどうなんだろう・・・渋谷という世界でも屈指の繁華街でアナログレコード店を20年以上営んでいるオイラからすると、今からアナログレコード1本で勝負に打って出る・・・ってなかなかハードモードな気もするような・・・。
意外かもと思われますが、タブン物件としても実店舗やネットショップのオープンてソレホド難しくないんですよ。
まぁ〜当然、お店に並べるレコードが先にアリきのハナシですケドね。
良いな〜と思う空き物件を見つけて賃貸契約をして、内装の工事をすれば店構えは出来ちゃいます。
地方都市であれば、物件の保証金やテナント料も数万円で済むかもしれませんしね。
ネットショップも最近は、BASEとかColor Me Shopとか専門的な知識がなくてもカンタンにネット販売が出来るカートシステムもありますからね。
リアル店舗 & ネットショップさえ出来てしまえば、あとはお客さんにお店に来てもらうように営業活動をガンバるのみです。
「ガンバるのみです」って書いていますが、ナニをどうガンバルのか・・・って難しいのはソコですよね〜。
今だと「SNSを使ってお店のコトを宣伝しましょう〜」ってコトが、セオリーなのかもしれませんが、果たしてカンタンにお客さんが来てくれて、なおかつ実際にレコード購入してくれるのか・・・。
すでにある程度の知名度のある人や人脈が豊かな人であれば、難しくはナイのかもしれませんが、フツーの人がSNSを使って実店舗の来店やネットショップの訪問を促すのって、かなりムズいと思うんですよね。
オイラ自身もそのコトについては、相当身をもって実感しているくらいなので、カンタンではナイと思うのです。

オイラがレコード店をはじめた2000年当時のコトを振り返ってみれば、DJブームの煽りを受けて渋谷の宇田川町というエリアにお店を構えてお客さんのニーズに沿ったレコードを置いておけば、広告や宣伝など一切しなくてもお客さんが次々と訪れてくる状況だったんですよね。
実際、オープンしたその1ヶ月だけで相当な売上があって、レコードが売れまくりでエサ箱がスカスカになってしまい翌月にはすぐに海外に買い付けに出向かないとイケない状況だったんですよね。
当時は、ネット販売もまだなかったので、お客さんがレコードを購入するといったら実際にレコード店へ出向くか、カタログ通販でした購入する手段がない状況でしたからね。
オイラも実店舗を始める前にカタログ通販からスタートしてその手応えを確実にカンジた中での実店舗オープンだったのである意味、不安は出来るだけナイ中でも開業だったとも言えます。
と、言っても実際は、「大丈夫かな・・・ヤっていけるかな・・・」って不安だらけでしたけどね〜(笑)
まぁ〜実際、「余裕っでしょ!楽勝っス!」って思っている人は、いないと思いますケドね。

でも、そんな不安な気持ちの中でも「レコード屋をやりたいっ!」って気持ちにさせてしまうという、レコードの魅力って・・・。
ん〜ちょっとコワイくらいですよね〜レコードの魅力というか、ある意味、魔力って言ったほうがイイかもしれません。
オイラなんて、next recordsのオープン2ヶ月前に子供が生まれてますからね〜、フツーに考えたらかなり、危うい橋を渡っていますよね〜(笑)
でも、「レコード店をやりたいっ!」って気持ちが強くあるんだったら、やった方がイイんじゃないかな〜って思いますね。
「人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔の方が深く残る。」というトーマス・ギロビッチ という有名な心理学者の名言もありますからね。

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イロイロ書きましたが現実路線としては、今だとイキナリ実店舗をオープンさせるよりもとりあえず、ネット販売だけではじめてみるのが得策じゃないかな・・・って思います。
ドメインを取得したりレンタルサーバーの契約とかだと費用も数万円で済みますしね。
ソコで、レコードの販売について手応えをカンジるようになれば、実店舗オープンに踏み切るっていうのがイイんじゃないかな。
イヤ〜でもネット販売も実際のトコロ、はじめるのはカンタンだけど、ある程度の売上をあげるのカンタンでは、ナイと思うんだけど・・・。
もしかして、自前のオンラインショップの前にヤフオクとかフリマアプリで実際にレコードを売ってみるのもアリかもしれません。
でもね〜いくらヤフオクやフリマアプリで売れたからってソコのお客さんを自分のショップに誘導するのってコレはコレで、ムズいのですけどね〜。
しかし、「行動した後悔より、行動しなかった後悔」ですからねっ!
まずは、アクションを起こしてから・・・ってコトからしかナニも始まりませんからね。

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