渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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こんなニュースを読みました。
中古レコードのオンライン売買が最優秀賞に--NTT Comの新規事業創出コンテスト「DigiCom 2021」レポート

要約すると、NTT関連会社が開催している社内の新規事業創出コンテストで、世界中の“中古レコード”のオンライン売買をAIで可能にするアイデアが最優秀賞になったというニュースです。
発案者さん自身もDJしたりレコード蒐集を趣味としていて、欲しいレコード、探しているレコードを手に入れるのに苦労しているのをデジタルのチカラを使ってもっと便利に出来ないか・・・って、いうトコロからアイデアに至ったようです。
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世界中に愛好家やコレクターがいる、アナログレコードのオンライン売買を可能にする仕組みづくりを目指す。
価値ある中古レコードをいまだにオンラインで気軽に探せるようになっていないことに課題感をもった。
そこで、全国に眠っているレコードの在庫を誰もが簡単に探し出したり、売買したりできるようネット検索を可能にすることを思いついたという

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ニュースの記事からは、アイデアの要点は解るものの、「じゃあ具体的にソレはどういった仕組みなのか?」っていう部分が解らないのがちょっと残念なのですが・・・。
アイデアとしてはこんなカンジなのでしょうか・・・。

近年では世界的にもアナログレコードの人気が高まってきていて市場も大きくなって盛り上がっている

しかし、オンライン上でのアナログレコードの売買は極めて限定的

原因は、中古レコード店が在庫情報をデータ化出来ていないから

あらゆる分野ではEC化が進んでいるが、中古レコードに関しては未だ足で探すのが実情

中古レコードのデータ化に係る煩雑な手間をAIに置き換え、自動化してはイイのでは?

というコトになるのかな・・・。
中古レコードのデータ化をAIを使って自動化する?
どうやって自動化するのか、超気になります・・・。

現在、ウチ等のような中古レコード店は、仕入れたレコードを目視や実際に聴いてコンディションを確認してグレーディングしています。
ソレをデータベースソフトに入力してオンラインサイトに公開して商品として販売しています。
だけど、小規模なお店が多い中古レコード店では、コンディションのグレーディングは、日常的に行っているのでまったく問題なく出来ると思うのですが、データ化がウマく出来ていないんですよね。
オイラにしてみてば、データベースのソフトの使い方やそのデータベース化した情報をオンラインサイトへ流用するコトをスムーズに出来れば、イイのでは・・・って思うのですが、上記のアイデアでは更に一歩進んでソレをマンパワーではなく AIを使って自動化するっていうコトなのかな。
小さな中古レコード店がナゼ、在庫のデータ化が出来ないのか・・・っていうのは、同じものがヒトツとしてない中古レコードだから・・・という理由に他ならないからです。
過去に中古レコードの在庫管理の煩雑さについてはこのブログでも記事にしました。
「レコードの在庫管理の難しさ」

コレが新譜のレコードであればメチャ、カンタンなんですケドね〜。
同じ曲でも、中古レコードの場合は、盤面にキズがあったり、そのキズの程度はどうなのか、ジャケットの状況はどうなのなか、レーベルに書き込みがされているのか・・・とか、コレ、書き出しするとメチャ、多くの項目になります。
確かにこの部分をマンパワーではなくって、自動化出来れば・・・って思うと、一気にデータ化が捗ると思います。
ソレをAIを使って行う・・・聞こえはイイのですが、どうやって行うんだろう・・・その核心の部分が気になるトコロであります。

それぞれコンディションの違う中古レコードのグレーディングをAIが判断してさらにデータ化するには、具体的にはどうするのかな・・・カメラやスキャナを使って判断するのかな・・・。
コレは、オイラの想像ですが・・・。
ジャケットサイズのスキャナをこのシステム用に作ってジャケットの表・裏を一度にスキャンして、さらにレコード盤のA・B両面をスキャンしてコンディションを記録、ソレを予め用意したグレーディング基準にアテはめてデータ化する。
モチロン、事前にかなりの枚数のレコードのコンディションの状況を機械学習させる必要があります。
トーゼン、機械学習済のレコードをスキャンしているのでジャケットの絵柄やレーベルに記載されている製造番号なんかも自動認識してどのアーティストのナンてタイトルのレコードなのかってコトは、すべてデータ化出来るみたいなカンジだったらイイんじゃないかな。
ちょっと場所を取るけどジャケットサイズのスキャナをジャケットとレコードの2回スキャンするだけですべてデータ化出来るのならメチャ楽ちんなのでゼヒ、利用したいですね。
そのスキャナは、インターネットにつながっていて、スキャンと同時にデータ化されたものがサーバーに登録されてあとは、販売価格だけを入力すれば、ハイ、世界中に販売できますよっ!みたいなカンジで。
モチロン、スキャンされている高解像度の画像でユーザーは、検討中のレコードのコンディションの状況を細部まで確認出来るようになります。
この場合ってコンディションのグレーディング部分にAIが活用されるのかな・・・。
NTT関連会社は、スキャナとサーバーとの連携のサービスとマーケットプレイスの運営でマネタイズする・・・みたいなカンジでしょうか。
上記のニュース記事に掲載されているプレゼン資料には・・・
AI-WEBSERVICE
解決したい想い
世界中に眠っているレコードをオンライン市場に載せたい!って書いています。アツいですね〜!

まぁ〜でも、現在のトコロ、Discogsが比較的コレに近い存在ですね。
Discogsのマーケットプレイスへの商品登録は、アナログの入力ですが、比較的まだ楽な方だと思います。
ココでNTTが既に世界中のレコードマニアが利用しているDiscogsと競合するサービスを立ち上げるのは、現実的に考えるとあまり得策でナイような気もしますね。
スキャンによるAIを利用したコンディションのグレーディング技術をDiscogsのマーケットプレイスに接続して登録を行う・・・っていうのが、目下のトコロ、手っ取り早くかつカンタンかもしれません。
実際、発案者さんはどういったトコロまでこのアイデアを考えているんでしょうね・・・かなり気になります・・・というか、このコトについてゼヒ、訊いてみたいしハナシしてみたいですっ!
オイラもレコードの販売に関しては、アイデアはイロイロあるんですが、そのアイデアを実現化するには・・・って部分で、行き詰まっちゃうんですよね〜。
だけど、上記のサービスを発案した人とかと、中古レコード店の今後についてハナシできたらなんか、先が見えそうな気がするんケド・・・。
というカンジでラブコールを送っておきます・・・(笑)

NOTORIOUS B.I.G. / DREAMS
NOTORIOUS B.I.G. / DREAMS の試聴
next recordsのサイトでNOTORIOUS B.I.G.のレコードを探してみる

2017年にこんな記事を書きました。
「レコード関係の新しいWEBサービス」

上記の記事にデカい倉庫に日本中の中古レコード屋から在庫のレコードをかき集めて一元管理してデータ化して世界中へ発送するサービスというコトについて書きました。
コレ、先に紹介したニュースの「小さな中古レコード店の在庫のデータ化が困難」という部分を、データに疎いレコード店主が多いんだったら、全部この倉庫へ送るだけでデータ化するよ!しかも世界中へ発送までしちゃうよっ!ってサービスです。
このアイデアとAIによるグレーディングサービスを合体させたら・・・・ん〜もしかしたら結構イイかも・・・?
ちなみに「レコード関係の新しいWEBサービス」として紹介した「REVINYL|リバイナル」なのですが、今はもうサービス自体がなくなっちゃいました・・・。
アプリのリリース当時はニュースサイトでも大々的に取り上げられたりしてかなり話題になったんですケドね。
たしか、「REVINYL|リバイナル」は、関西電力傘下の通信サービス企業の社内ベンチャー的なカンジでリリースされたんすよね。
ウチのNext Recordsもこの「REVINYL|リバイナル」が運営していたWEBマガジン「DONUTS MAGAZINE」で取材してもらったコトがあります。
next records / 渋谷にある100%オリジナル原盤の12インチ・シングル専門へ潜入
ん・・・なんかフクザツな想いが・・・。

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当店は、12インチシングルというアナログレコードの中でもかなりニッチというか、ちょっと変わったフォーマットのレコードをメインに販売しているレコード店なのですが、12インチシングルには正規盤というのとPromo盤というのが、存在しています。
一般的にレコード=アルバム(LP)って思われガチですが、このアルバム(LP)にも同様に正規盤とPromo盤が存在していますが、この部分はあまり特筆されません。
というのもホトンドのアルバムは、正規盤もPromo盤も内容が同じ場合が多いのでその違いの差を比べるコトはあまりナイので意識されないようです。
しかしっ!当店で扱う12インチシングルでは、正規盤 or Promo盤という違いに関して、かな〜り重要になってきたりします。

先日もお店にご来店頂いたお客さんとこんなハナシをしました。
「〇〇ってレコードを探しているんですが、全然見かけないんですよね〜」って、手に入れたくてってお探しのレコードがあるんだけど、見つからないのを嘆いていました。
「あ〜ソレ、Promo盤だけしか出てなくって人気もあるんで、なかなか出てこないんでしよね〜」ってオイラが言うと・・・。
「結構、知名度の高い曲だと思うんだケド、ナンでPromo盤しかナイんすかね?」って訊かれました。

タブン、コレは、まぁまぁヒットしたりしてそのアーティストを代表するくらい名曲なんだけど、ナゼかPromo盤の12インチシングルだけ、限定的に生産されて正式に正規盤がリリースされなかった・・・というのは、ナゼか?ってコトですよね。
ん〜ソレは・・・正直なトコロ、解りませんっ!(`・ω・´)キリッ
Promo盤とはナニか・・・っていう解説は、コチラを読んでください。
「説明しよう、プロモ盤とは・・・。」

じゃあナンで、プロモーション用のレコードは、生産されたけど一般向けの販売用のレコードが生産されなかったのか・・・っていうのは、もうレコード会社の戦略というか販売計画による方針で決定されているんでしょうね。
レコード会社的には、アーティストがレコーディングした楽曲をそもそも「コレはイイっ!絶対に売れるっ!」ってある程度確信をもって販売に至ると思うのです。
だけどコレ・・・販売する側に携わる関係者的には「絶対に売れるっ!」って心情的にはそう思ってはいても実際に売れるかどうかは、市場に投入してみないとどういった評価になるのか解りません。
そのために、まずレコード会社は、この曲がリスナーに受け入れられるかのかどうかっていうコトを調べるために、発信力のある人達・・・つまりラジオ局だとか影響力のあるDJだとかに限定数のレコードを作って配布して、市場のウケを調べたりします。
ラジオのエアプレイでのリクエストの入り具合とか、DJがプレイするクラブでのオーディエンスの盛り上がり具合は如何ホドか・・・ってコトをリサーチするワケです。
プロモーションを仕掛けた曲の人気の度合いをそういったラジオ局やクラブDJからのフィードバックを鑑みて、その曲を一般販売用に生産するかどうかを判断するというのが、Promo盤の役目となります。
Promo盤を配布後に、多くの人にその曲が受け入れられれば、もうその時点である程度の売上というか数字は、見込めますよね・・・じゃあ、販売用のレコードを生産するか・・・ってコトになるワケです。
だけど、プロモーションしたケド、全然ウケなかった、スベった・・・ってなると、経費をかけて一般販売用のレコードを作っても意味ナイので、その曲は一般販売用のレコード、いわゆる正規盤が作られないママで終わっちゃうというコトになります。
まぁ〜本来のPromo盤の役割というのは、こういったマーケティングのリサーチが目的で生産されるというワケです。

しかしっ!実際は、上記のようなシンプルなマーケティング・リサーチだけでは決してなくって、レコード会社的には複雑な思惑や販売戦略が練られて正規盤をプレスするのか否かって判断されています。
特にシングル曲については、相当な販売戦略が盛り込まれています。
タブン、シングル盤でのセールス的な成功は、そのままアルバムのセールスにメチャ、影響があるというのが、その理由だと思います。
当店では「12インシングル命っ!」って12インチシングルを激推ししているワケですが、レコード会社としては、12インチシングルの販売なんて全体の売上からしたら、全然対したコトなくって本丸本命なのは、ズバリ「ドレだけアルバムを売るのか」っていうコトにかかっているワケです。
やはり12インチシングルって、フツーに音楽を楽しむ一般リスナーの人からすれば、オーバースペックな部分もありますからね。
ソレよりも1〜2曲しか収録されていなくって、販売価格も安価なシングルよりも様々な曲が収録されてシングルよりもより高額で販売出来るアルバムの方がレコード会社としては利益が高いですからね。
12インチシングルもアルバムも見た目は同じ大きさでなので、材料費や流通コストは同じナンだけど販売価格は何倍もアルバムのほうが高い・・・ってなれば、やっぱりレコード会社的にはアルバムの販売にチカラをいれますよね。

上記の理由から、プロモーション用シングルをプレスしてラジオやクラブで話題になったりすれば、本来であれば正規盤としてシングルを販売するワケですが、シングルを販売しなかったら・・・。
しかもその人気の曲がアルバムに先行して発表されて話題沸騰中で、多くの人が「この曲を自宅で聴きたいっ!」って思っている最中で、「あのヒット曲が収録っ!」ってカンジでアルバムを発売したら・・・。
そりゃ〜皆さん、「デターーーーっ!コレだーーーーっ!」ってアルバムを購入するというワケですよ。
しかもシングルよりも利益の高いアルバムが、売れるというコトはレコード会社としては、最高の結果に結びつくというコトですね。
では、逆にプロモーション段階で先にシングル曲を正規リリースしたら、話題の曲なのでトーゼン、シングル盤の売上があがります。
しかしその後、そのシングル曲が収録されたアルバムをリリースしたらもうシングル盤を買った人全員が、アルバムを買うでしょうか・・・ってハナシになります。
ま〜タブン、一部の人はアルバムを買うかもしれませんが、シングル曲でお腹いっぱいになって「もう他の曲はイイや・・・」ってアルバムの購入を見送るってコトもアリますよね。
他にイロイロなセールス・プロモーションの方法はありますよ。
先に書いたような期待された曲がアルバムに収録されて販売された後に、その曲がシングルカットされてしかもそのシングルには、超豪華なフューチャリング・アーティストが参加していたり、アルバムバージョンより盛り上るRemixが収録されていたら・・・、アルバムを買った人は、その後にリリースされたシングル盤も買おうっ!ってなるかもしれませんよね。

コレ、いまから何十年前も前のアナログレコード時代のプロモーション手法ですが、CD時代になっても応募券だとか映像特典だとか特別ダウンロード・コード進呈だとか「コレでどうだっ!」「コレでもかっ!」ってカンジでレコード会社のアツいプロモーション戦略が実施されているのは今も昔も変わらず・・・ってカンジです。
ホント、20年以上もアナログレコードの販売に携わっているオイラもレコード会社が当時どういった戦略で「Promo盤だけで正規盤をリリースしなかったのか」という明確な判断基準は、ホント解りません。
だけど、そのPromo番だけのリリースだとか、正規盤には、未収録のバージョンがPromo盤に収録されているとか、US盤には未収録のMixがEU盤のPromo盤に収録されているだとか・・・そういった各レコード会社の思惑とか同じレコード会社であっても各国の支社の販売戦略の違いによる異差というか歪というかそういったちょっとしたコトをアピールするコトで私達のような中古レコード販売店は営業できている部分もあったりするのは事実ですからね。

PRINCE / LITTLE RED CORVETTE
PRINCE / LITTLE RED CORVETTE の試聴
next recordsのサイトでPRINCEのレコードを探してみる

上記のPRINCE / LITTLE RED CORVETTE は、世界的にも知名度抜群の名曲で間違いなくPRINCEの代表曲とも言える1曲ですよね。
この記事の冒頭にあるピクチャー・ジャケットは、GERMANYプレスの正規盤12インチシングルなのですが、こんな有名な曲にも関わらず、USプレスはPromo盤だけのリリースなんですよね。
つまりアメリカでは正規盤の12インチシングルは、存在しないという状況なのです。

ナンで、レコード会社は、Promo盤だけプレスして正規盤をリリースしなかったのか・・・っていう明確な答えはありませんが、緻密な販売戦略を考えた結果、そういう判断をした・・・ってコトになるんでしょうね・・・タブン。
実際にホントのトコロは、どうなんだろう・・・具体的なタイトルの例をあげて「ナゼ、この曲をシングル・カットしなかったんですか?」ってメチャ訊きたいですね。

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以前から時々このブログでも書いていますが、最近レコードを聴きはじめたってカンジのお客さんが多くなってきました。
当店のようなかなりマニアックな品揃えのレコード店にも関わらずホント、土・日・祝日は、渋谷の店舗にご来店いただけるお客さんが増えてきたようなカンジがします。
ご来店いただいてぐるっと店内を一巡してエサ箱のレコードを数枚見ただけで、ご自身が知っているレコードが1枚もナイのが解ってスグ、お帰りになられる人もやはり多いのですが、たまたま偶然ご来店いただいてご購入いただいたレコードを自宅で聴いたトコロ・・・
「メチャ、音イイな・・・コレっ!」
ってカンジで12インチシングルの良さを実体験されたお客さんも少なからずいたりして、再びご来店して頂いたりとホント、ありがたいです。
そんな最近12インチシングルの魅力にハマったお客さんからこんな質問をいただきました。
「レコードには、33回転と45回転の2種類の回転数のモノがありますが、どう違うのですか?」
どう違うか・・・って「回転数が違うんですよっ!」ってそういうイミで訊かれたのではなく、タブン購入したレコードが33回転のモノもあったり45回転のモノもあったりナンで、同じレコードなのに回転数が変わるののか?っていうコトでしょうね。

世間一般的によくあるレコードってアルバム、つまりLPだと思うのですが、アルバムはホボ、間違いなく33回転ですよね。
で、小さいレコード、つまりドーナツ盤・7インチシングルは、45回転が多いと思います。稀に33回転のドーナツ盤・7インチシングルも会ったりしますケドね。
そうそう、ちょっとハナシがソレますが、若いお客さんに「ドーナツ盤」っていうと、「ドーナツ盤?ナンですか?ソレ?」って訊かれたコトがあります。
ドーナツで出来たレコードって思われたのかもしれません(笑)
真ん中の穴(センターホールってイイます)が大きいトコロがドーナツに似ているからドーナツ盤と言われるようになりました。
ナンで真ん中の穴がデカイのかっていうのは、ジュークボックスで再生されるのを想定して作られたからです・・・って「ジュークボックスってナニ?」って・・・もう解説ばかりですが・・・(笑)
ジュークボックスってコレです。


ハナシを元に戻します。
タブン、アルバムなら33回転でドーナツ盤なら45回転ってレコードの大きさで回転数が決まるモノなんだな・・・っていうイメージだったらそういうルールというかお約束なんだと思えるのかも知れませんが、当店で扱っている12インチシングルでは、33回転のモノあったり45回転のモノもあったりと回転数がバラバラで存在しているので、ナンでこの曲は33回転でコッチの曲は45回転なんだろうって疑問に思っちゃうのかもしれません。
12インチシングルの曲によっての回転数の違いは、正直オイラにも解りませんっ!
だけどこういったルールでレコードの回転数が決定していると思います。
12インチシングルの大きさは、12インチというコトからセンチメートルに換算すると直径約30cmの円盤であるコトは、決まっています。
で、そこに渦巻状に音溝が刻まれていてその音溝をレコード針がトレースするコトで曲が再生されるワケですが、33回転と45回転だと単純に同時に再生したら45回転のほうが先にレコード針が真ん中のレーベルの方によって曲が終ってしまいます。
あ〜かなりまどろっこしい説明になっていますね・・・コレ。
33回転と45回転だと45回転の方が回るスピードが早いので当たり前だけど先に終ってしますワケです。
ちなみに33回転って書いていますが正しくは、33と1/3回転です・・・。
何が33回転/45回転かというと1分間に回転している回数ですね。

先に書いたように33回転と45回転だと再生スピードが違うので30cmのレコード盤では、33回転のほうが再生時間が長く収録できるワケです。
ちなみにアルバムのコトをLP(エルピー)とイイますがコレは、Long Playを略してLPと呼ばれています。
つまりこういうコトです。
33回転=再生時間が長い=収録時間は約20分=たくさんの曲が収録できる
45回転=再生時間が短い=収録できる時間は約10分=収納できる曲数は少ない
上記のようなカンジだったら、「たくさんの曲が収録できる33回転の方がイイよね〜」ってなりますよね。
だけど、45回転のメリットもあります。
ソレはつまり、音質や音量は45回転の方がイイ!ってコトなんです。
わかり易く書くと、33回転のレコードよりも45回転のレコードの方が迫力のあるダイナミックなサウンドを収録出来るワケです。

ナンで45回転の方が音質に優れるかというと、例えば回転数が早いと同じ時間でもレコード針が音溝を進む移動距離が長くなりますよね。
音溝の移動距離が長くなるというコトは、ゆとりのある状態で音を収録出来るワケです。つまり物理的に音溝に刻まれる音の解像度がUPするわけです。
解ってもらえますかね・・・コレ。
先にアルバム(LP)は、ほぼ全て33回転で、ドーナツ盤(7インチシングル)は、45回転と説明しました。
じゃあ45回転のドーナツ盤は、アルバムより音がイイんじゃないのか?って思われますが、実はそうでもナイんです。
コレはレコードが円で出来て尚且、渦巻き状の音溝が刻まれているコトからレコードの外側よりも内側のほうが回転数アタリの移動距離が短くなるという物理的な制約があります。
当たり前ですがレコードは円で出来ているので、外側と内側だと外側の方がレコード針は、時間あたり多く移動して内側のほうが少ししか移動しません。
レコード針の移動が少ないというコトは、音溝にゆとりがナイという状態になります。ソレはすなわち、良い音質で収録出来ないコトになるんですよ。
でも出来るだけ良い音質で収録したいですよね〜というワケで45回転という回転数になるワケです。
コレ、別の書き方にすると33回転の内側ってあんまり音質が良くないってコトにもなります。

で、12インチシングルのハナシです。
アルバムでは、片面に大体5〜6曲収録されていますよね、ソレに対し12インチシングルでは、1〜3曲(曲というかバージョン)の収録です。
同じ33回転でも曲数が少ないと音溝の幅にゆとりが出来ます。
一般的にアルバムよりも12インチシングルの音質がイイといわれるのは、アルバムよりも収録される曲数が少ないことによってゆとりのある音溝を刻むコトが出来るからです。
しかも、再生される曲の低音域は、音溝の幅を広くする必要があるワケです。
カンタンに説明すると、レコード片面に1曲しか収録されていない12インチシングルは、物理的に最高の音質で曲を収録出来るというコトになります。
さらに33回転の12インチシングルよりも45回転の12インチシングルのほうが、優れた音質で収録ができるっ!っていうコトになります。
まぁ〜コレは、あくまでも物理的と言うか理論上は・・・ってコトなのですケドね。
本当の音質の善し悪しは、アーティストやミュージシャンがレコーディングした曲をアナログレコード盤に刻むエンジニアの腕によるトコロが大きいのです。

YMO / 1000 KNIVES
YMO / 1000 KNIVES の試聴
next recordsのサイトでYMOのレコードを探してみる

アルバムと12インチシングルで同じ曲で聴き比べをすると、その音質の違いの良し悪しは結構わかり易いんですけどね。
同じ曲の12インチシングルで生産国によって33回転と45回転異なる場合がありますが、コレを聴き比べすると、曲にもよりますがアルバムの時ホド、明確な違いはあまりカンジなかったりしますね・・・。
12インチシングルは、DJが使うモノだ・・・って思われたりもしますが、実はDJは、イイ音質でお客さんに聴かせたいというニーズから12インチシングルを選んでプレイするという部分もあったります。
フツーのリスナーとしても「好きな曲を出来るだけイイ音質で聴きたいっ!」っていう気持ちがあれば、12インチシングルは、かなりイイですよっ!

トコロで、19歳のムスコに「ジュークボックスって知ってる?」って訊いて見たトコロ、「知ってるよっ!レコードをかける機械でしょ!」って正確な答えが・・・。
「ナンで知ってるの?」と訊くと「どうぶつの森でアイテムとして買ったコトある」って・・・ん〜今風だな。
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定期的にアナログレコード界隈のニュースを拾い集めて紹介しているのですが、テレビニュースのトレンド的な話題を紹介するコーナーでアナログレコードの人気に関するコトを紹介していました。

レコード販売がCDに勝利 時代が逆流? 不便を選ぶ若者

ココ最近、レコード人気のコトを伝える大手メディアがホント、多くなりましたね。
特にテレビのニュース番組で・・・。
今回もアナログレコードの人気について8分も特集が組まれるとは・・・。
やっぱりこういったトレンドの紹介について動画での配信はメチャわかりやすいですね。
で、トーゼンオイラもニュースのタイトルにツラれてニュースを見ましたっ!
動画開始10秒でイキナリの記者さんのトーンアームの持ち方にツッコミを入れちゃうワケですが・・・(笑)
スクリーンショット 2022-02-11 8.21.45

しかし、このトーンアームのヘンテコな持ち方のシーン・・・アナログレコード人気を紹介するテレビニュースでは、一度ではなく何度も見ているのでその度に
「持ち方が違うーーーっ!!」ってツッコミが入ります。
だけどソレよりもこのシーンを撮影しようってディレクターとかカメラマンとか音声さんとか記者さんのバックには数人の制作陣がいるとは思うのですがダレもこのヘンテコな再生の仕方を「ソレ、ちょっと違いますよっ!」って指摘しないのか?って思うんですよね。
つまり、レコード人気の特集をしているんだけど、制作している取材陣は、ダレもレコードを触ったコトがナイ・・ってコトがその背景から伝わってくる・・・的な。
イヤ・・・もしかしてこのヘンテコな持ち方をあえてするコトで、視聴者にツッコませる余地を残してコメント欄で盛り上がってもらおうって意図もあるのかも・・・って思ったりもします。
しかしあまりにもテレビでこのヘンテコな持ち方のシーンを何度も見るものだから最近は「もしかして・・・この持ち方が今風なのか・・・?」って思っちゃったりします。(笑)
イヤ、サスガにソレは、ナイと思うケドね。
しかも番組で再生されているMichael Jacksonのアルバムの盤ソリもちょっとヒドいな・・・。
ドコでこんなグニャグニャに反ったレコード用意してきたんだ・・・と、冒頭からツッコミどころ満載ですが、内容としてはとてもわかり易く解説されていました。
このタイプの話題は、国内発の話題が多いのですが、N.Y.発の情報というのが、フダン接するコトがナイ情報というイミでは結構貴重なニュースかもしれませんね。

いや〜しかし、マンハッタンのイーストビレッジでレコード店を開店した人・・・スゴいですね〜。
通りに面した路面店で、結構な広い物件のようです。
ErgotRecords

家賃いくらするんだろう・・・ってこのレコード店のコトを調べてみました。
East Village のErgot Recordsっていうレコード店のようですね。
マンハッタンでは、老舗のA1 Records Shopのスグ近くでレコード店としては立地はバツグンってカンジです。
Time Outに今回テレビニュースで取材を受けたErgot Records に関する記事が掲載されていました。

上記の記事によるとパンデミックの最中で元々あったお店が閉店して比較的安く物件を借りるコトが出来たようですね。
といっても人気のエリアですから、ソートーな家賃だと思いますケドね。
ニュースでは、レコード店を持つコトが夢であった若い店主が夢を叶えたと伝えていましたが、Time Outの記事では、音楽レーベル・オーナーが事業の一環としてレコード店の開店に至ったってコトを書いていますね。
Time Ountの記事には、Ergot Recordsの店主がレコードの価格の高騰やコストが高止まりについて興味深いコトを語っていますね。
このアタリのコトは、同業者であるオイラも危惧しているコトなのでよくわかります。

ナゼ、デジタル全盛の今、アナログレコードなのか・・・っていうその人気の原因探しは多くのメディアで様々な意見が語られていますね。
まぁ〜若い人が、アナログレコードに興味を持つのは、やっぱり「新鮮」な体験にカンジるからじゃやないのかな・・・ってオイラは思うのですケドね。
あと、コレクションって部分も結構な割合があるんじゃないかな〜とも思います。
レコードって比較的カジュアルなコレクションアイテムだと思うんですよね。
本来は、収録されている音楽を聴く目的で購入するモノなんだけど、今は「聴く目的」っていうよりも、好きな音楽をカタチのあるモノとしてコレクションする目的のほうが大きくなってきているような気がします。
ニュースでも伝えていますが、やはりフダンはスマホでお気軽に音楽を楽しんで、ナニか特別な時だけレコードで聴くって楽しむスタイルになってきているようなカンジでしょうかね。
メインストリームのアーティストがアナログレコードをリリースするのは、アーティストの意向というよりレコード会社の売上の数字的な思惑のほうがデカいんじゃないかな〜(笑)
ストリーミングで再々されてもタブン、儲からないんでしょう・・・なので、比較的利益の高いアイテムとしてアナログレコードをプレスする・・・みたいな事情があるんじゃないでしょうかね。
特にパンデミック後は、ライブとかもなかなか開催出来ないし、そういったイミではアナログレコードの人気とコロナがイイようにハマったのかもしれません。
TikTokのバズりでレコードが購入されるってコトに関しては、以前オイラもブログで言及しました。


NEW YORK MODELS / LOVE ON VIDEO
NEW YORK MODELS / LOVE ON VIDEO の試聴
next recordsのサイトでNEW YORK MODELSのレコードを探してみる

ニュースの最後でご意見番が「レコードを聴くコトによる贅沢感」を語っていましたが、音楽って今はナニか別のコトをしながら聴くという「ながら聴き」スタイルが主流となっていると思うんですよね。
さらに、ソレもスピーカーから流れる音楽ではなく、イヤホンで聴く聴き方が多いと思います。
デジタル音源---アナログレコード
ながら聴きスタイル---音楽をメインで聴くスタイル
イヤホン---スピーカー
といった音楽との接し方自体が結構、別モノ的なカンジになっているんだと思うんですよね。
オイラの様なオッサン世代であれば、コレって昔からズーっとあった聴き方だけど、今の10〜30代の人からすると
「ナンだ?その聴き方は・・・?見たコトないぞっ!ナンかカッコいいかも・・・」ってなってるんじゃないのかな・・・って思ったりします。

ちなみに我が家には、20代のムスメ & 10代のムスコがいますが、自宅に数千枚のレコードとスグにプレイ出来るオーディオ環境があるにも関わらず、レコードにはまったく興味がナイので、若い人がレコードに魅力をカンジているっていうのもホンの僅かな人のブームなのかもしれません・・・?

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以前こんな記事をブログに書きました。
Instagram & レコード

カンタンな内容はというと、Instagramへレコード紹介をしてるのですが、ソコで紹介しているレコードに興味を持ってくれたお客さんが実際に、購入に至るまでが結構メンドイ・・・コレをなんとかしたいっ!
ってハナシです。
で、それからというもの、ナンだかやたらとFacebookから
「もっとお客さんにお店のコトを積極的にアピールしましょう!」
「お店の認知度をもっと高めましょう!」
といった内容のメッセージがやたらと届くようになりました・・・。
ん〜ナニやらオイラの行動が監視されているようでちょっとコワイんですケド・・・(笑)

ま〜毎日、Instagramへのレコード紹介もヤってるし、同じ記事をFacebookのショップページへ転載してるし、さらにGoogleへも商品のカタログを追加しているし・・・結構、イロイロ出来るコトはヤっているのですが、イマイチどれくらいの効果があるのかってコトは、正直わかっていません。
だけど、もっとお店のコトを知ってほしいっ!って気持ちはもちろんあるワケで・・・。
効果はあるのかどうかは、詳しく解らないけど日々地道な努力に勤しんでいるのです。
で、Facebookからの「お店の認知度をもっと高めましょう!」ってキャッチコピーにのっかって宣伝広告をやると実際どれくらいの効果があるんだろう・・・って思ったのでちょっとお試しにSNS広告をやってみました。

このブログでも書いたコトがありますが、オイラはレコード屋をはじめる前に広告デザインのシゴトについていたコトがあります。
そういったイミでは、広告効果のコトについては、何にもしらないレコード店主よりかは多少わかっているつもりではあるのですが、レコード店が出稿するネット広告については、ちょっと懐疑的な印象もあっていままで宣伝広告をまったくやってこなかったんですよね。
実際には、10年以上前にGoogleから「広告出しませんか?」ってカンジでクーポンが届いた時にちょっとヤってみたんですが、その時はそれ程効果が得られなかったというコトもあってそういった懐疑的な気持ちになっているのかもしれませんケドね。
しかし、今はネット広告の於かれる状況は、以前とはまったく違いますからね。
オイラ自身もSNSは積極的に活用しているので、以前のような懐疑的なネット広告の認識を改めたほうがイイのかも・・・と思い、イイ機会なのでホント、久しぶりにnext recordsの広告をFacebook & Instagramへ出してみるコトにしました。
宣伝に使える予算もそんなに多くないので微々たる金額ですが・・・(笑)
短期勝負で短い期間に広告を見る人のターゲットを絞ってFacebook & Instagramに出したんですよね。
ホントは、広告のイメージ画像にイロイロと凝ったコトをしたかったのですが、ナンカ制約が多くて全然思ったコトが出来ないんですよね。
例えば、宣伝コピーの文字数とかイメージ画像のサイズとか・・・。
伝えたいコトを簡略にするコト・・・っていうのは、解るのですが、限界があります・・・ならばと思いイメージ画像に見出しとなるキャッチコピーを入れたらひと目で解ってイイのでは?って思い画像を作って出稿してみると審査でNGをくらってしまう始末に・・・(泣)
規約ではイメージ画像の面積に対して●%以上文字を入れてはイケないというコトのようです・・・ん〜悩む・・・。

はじめのFacebookからの「広告だしませんか?」メッセージでは、「効果的な広告をカンタンに出せますよ」って触れ込みだったのですが、全然カンタンではなかった・・・。
何回か画像を作り直したのですが、結局すべてNGでオイラが出したい広告が全然出稿できませんでした。
で、結局メンドーになったので、じゃあソチラが思うテキトーな広告を出してよってカンジで、テキトーなイメージ画像を使ってテキトーなキャッチコピーでタブン、FacebookのAI的なナニかが自動で作ったようなおまかせ広告を出すコトになりました。
そして出来上がったのがコレ・・・。
facebook-ad

ん〜超テキトーなんですケド・・・コレ。
広告の目的は、ネットショッピングサイトへの誘導です。
オイラ自身が作るのであれば、「絶対にコレは、ナイな・・・」って思うような広告です。
果たしてこの広告を見てお客さんは、どういった反応をしてくれるのか・・・ホントに広告による効果はあるのか?
はじめは、懐疑的だったSNS広告ですが、ちょっと興味が湧いてきました。
世界でも最先端の技術を有するFacebook社(今はMeta社に変わりました)が、膨大なビッグデータを活用して最新のAI技術によって創り上げた渋谷の零細中古レコード店の広告の実力のホドは、如何にっ!?
ってカンジです。

で、数日後「すべての広告費を消化しました」というメッセージが広告効果のレポートともに届きました。
どれどれ・・・どんなカンジだったのかな・・・って見てみると。
広告を見た人の数 5,400人
実際に広告を見てリンクをクリックした数 180回
広告をみて「イイね」した数 30回
というった結果です。
5000人もの人へ広告が配信されたっていうのは、数だけ見るとモノスゴイ・・・かもしれません。
ま〜でもこの5400人って数は「レコードに興味がある人かも・・・」ってカンジで配信されただけで、0.1秒でスルーされている可能性もありますからあんまりアテにはならないですね。
で、広告を見て「ナンだ・・・コレは?」って実際に広告をクリックしてくれた人の数のほうが重要かもしれませんね。
5400人の人に届いた広告が180回クリックされてnext recordsのHPに訪れてくれた・・・ってコトは、全体の大体3%の人に対して広告の効果があったってコトですね。
残念ながら3%の内、どれだけの人がいくら位レコードを購入しただいたのかってコトは、データを取っていないので判りません。
で、広告を出している期間に当店のHPであらたに新規でご登録いただいたお客様は4名いらっしゃいました。
その4名のお客様の内、実際のレコードを購入していただいたお客様は2名いらっしゃいました。
ん〜どうだろう・・・この結果・・・。

CIRCUIT / RELEASE THE TENSION
CIRCUIT / RELEASE THE TENSION の試聴
next recordsのサイトでCIRCUITのレコードを探してみる

広告を出している期間に新規のお客さんが4名増えてその内、2名のお客さんが実際にレコードを購入してくれた・・・だけど、Facebook & Instagramの広告を見て会員登録してくれたりレコードを購入して頂いたのかってコトは、データからは読み取るコトはできません。
広告効果は、あったのか?それとも全然カンケーなくGoogle検索とかで当店のコトをはじめて知っていただけたのか・・・。
あーーー今思えば、もっとちゃんとデータ取っておけばよかった・・・って反省です(泣)

もしですよ・・・微々たる広告効果で4人のお客さん & 2件のご注文をゲット出来たのであれば、コレは小さなレコード店にしたらモノスゴイ、宣伝効果ですよっ!
いや〜ちょっと気になるな・・・コレは。
もう一回、今度はデータをちゃんと取るように設定し上で試してみる価値が、あるかも? ってちょっと思ってみました。

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