渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:レコードプレーヤー

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渋谷の小さな中古12インチシングル専門のレコード店、ネクストレコードです。
当店では、渋谷 宇田川町のヘンピな場所で2000年から12インチシングルの中古レコード店として営業しているワケですが、店頭で販売している商品というのは、コレまでレコードの中でも12インチシングルというLPと同じサイズのシングル盤だけを長年販売してきました。
で、主力商品の中古レコードは、一般の人から買い取りさせていただいているのですが、買取の時にレコードの引取でご自宅に訪問させていただいた際に「レコードプレーヤーも処分したんですけど・・・」ってカンジでレコードと一緒にレコードプレーヤーも買い取りさせていただいています。
レコードプレーヤーといってもホボ、Technics SL-1200 シリーズのだけですが・・・。
そんなカンジで買い取りさせて頂いたレコードと一緒に中古のレコードプレーヤー(Technics SL-1200)も一通りメンテナンスや動作チェックして店頭で販売しているワケです。
確か、中古のレコードプレーヤーの販売は、2017年くらいから本格的に、はじめたのですが、当初はまったく売れませんでした・・・。
そもそも当店は、お客さんの認識では中古レコード店であって、中古家電ショップではナイのでレコードプレーヤーを探しているお客さんが当店を訪れるコトがなかったからそりゃあそうですよね。
当店で中古のSL-1200の販売をはじめた経緯のエピソードは以前にこのブログでも書きました。
「中古のTechnics SL-1200の販売をはじめました。」

「コレではいかんっ!」というコトで、中古レコード店だけど中古のSL-1200の販売もやっていますというコトを大々的にアピールするために積極的に当店のオンラインサイトで在庫状況を提示したり、このブログでも書いたりしたおかげで、「渋谷 SL-1200」とか「渋谷 中古 レコードプレーヤー」ってググるとかなりの確立でGoogle様から上位に表示してもらえる様になりました。

で、さらに2020年から店頭でコレまで当店のお隣で営業を続けていたDJ機材店ディスクジャムさんが実店舗での販売からオンライン販売へとシフトするというコトで、主力商品である樽屋レコード針(レコード・カートリッジ)の店頭販売を当店で引き継いだワケです。
その時にディスクジャムさんから「Technics」と「樽屋レコード針」の宣伝用の垂れ幕も一緒にもらって店先にデカデカとブラ下げています。
その効果もあってかココ最近は、「レコードプレーヤー目的・レコード針目的」のお客さんがありがたいコトにメチャ増えてきたんですよね。
Googleの検索結果で表示させるお店の画像は、こんなカンジですからね〜。
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中古レコード店の存在感よりも明らかに「Technics」と「樽屋レコード針」の方が目立っています(笑)
そして昨今のアナログレコード人気です。
この「渋谷レコード店日記」でのコレまでのレコードに関する情報量の多さも蓄積されている影響もあってかレコードに関する質問だけでなく、レコードプレーヤーやオーディオに関する質問をご来店頂いたお客さんから頻繁に受けるようになりました。
ま〜コレまで、ず〜っとレコードで音楽を嗜んできた人からすると全然大した内容の質問ではナイのですが、ココ最近にレコードに興味を持った & レコードで音楽を聴きたい & レコードをもっとイイ音で聴きたいっていう「レコード・ビギナーさん」からすると「レコードで音楽を聴く」というコトを始めるにアタリ、かなり悩むトコロが多いコトが窺えます。
特にオーディオに関するご相談・・・コレ、結構訊かれるのですが、ナンて言ってあげればイイのかメチャ悩むんですよ。

ご相談頂いたお客さんがコレまでどんな風して音楽を聴いていたのか判りません。
だけど、折角レコードで音楽を聴くのであれば「出来るだけイイ音で聴きたいっ!」って思う欲求は、その通りだと思います。
レコードで音楽を楽しむために先ずは、レコードプレーヤーが必要です。
レコードプレーヤーに関しては、ちょっと調べれば多種多様な機種が販売されていますが、オイラとしては、Technics SL-1200 一択です。
Technics SL-1200 を使い続けて30年以上・・・もうナンの不満もありません。
じゃあレコードプレーヤーは、Technics SL-1200に決まりました。
では、スピーカーは、どうします?
パッシヴスピーカーでイキますか?それともアクティブスピーカーにしますか?
パッシヴスピーカーならアンプは、どうします?
あ〜その前に、フォノアンプが必要ですね、ドレにしましょうか?
さらにカートリッジは、どうします?
ケーブルもコダワッてみます?
という具合に、レコードを聴くために選択しなければイケないコトが、メチャあるんですよ。
しかも、それぞれの組み合わせで音の鳴り方が、ガラリと変わるという・・・。

だけど、スピーカーはコレ、アンプはアレ、カートリッジはソレ・・・ってカンジで自分の予算でプランを想像してみてもそれ等の組み合わせで、一体どんな音が鳴るのか・・・ってコトは、実際に購入して自宅に設置してみないと全くわからないという・・・。
本当であれば、シュミレーション出来れば、イイんですけどね。
で、調べますよね・・・アンプ・スピーカー・カートリッジ・ケーブルなどそれぞれの紹介記事やレビューを読みます。
オーディオの機器単体の紹介記事やレビューは、カンタンに見つけるコトが出来ますが、じゃあ自分が考えたプランでの組み合わせででは、どんな音になるのかってコトは、全然わからないんですよ。
先に書いたように、買って部屋に置いてみないとわからない。
そういう状況下で、「オススメの機材はドレですか?」って訊かれても、ナンてアドバイスしてあげればイイのか・・・って思うんですよね。
でも、相談者さんは、カンゼンにレコードビキナーさんです。
初めてのレコードで音楽をイイ音で楽しみたいのです。
そして、その選択で失敗はしたくないのです。
しかし、その答えは、ソレこそ情報が溢れかえっているハズのネット上にも、まったく書かれていません。
そりゃ〜悩みますよね・・・。
オーディオにおける音の正解は、ビキナーさんであっても、まぁまぁの玄人さんであっても解らないのではナイかとオイラは思うんですよね。
さらに言うなら、そのオーディオで聴きたいレコードの種類やジャンルによっても、また変わってきますから。

ホントにレコードプレーヤーにアンプとスピーカーが内蔵しているようなオールインワン型のお手軽プレーヤーってオイラ個人としては「絶対にナイっ!」って思うのですが先に書いた状況なんかを考えると、まぁ〜アリなのかもしれませんね。
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オイラは、お客さんにアドバイス出来るコトって先ずは、レコードで音楽を聴くにあたってどれくらいの予算を見込んでいるのか・・・ってトコロから組み合わせのプランをスタートしていくのがイイんじゃないでしょうかね〜って伝えています。
オーディオは、ハイエンドな高級志向を目指せばソレこそン百万円以上のレベルまで達します。
現実的な問題としてレコード聴くにためにどれくらい費用をかけるコトが出来るのかっていうのは、あるイミその人の音楽へ対しての尺度を図るのにイイと思うんですよね。
オイラ自身は、Technics SL-1200 2台にDJミキサー、アンプ、スピーカー、カートリッジにかかった総額は、20万円くらいですね。
カレコレ20年間は、同じ組み合わせで聴いているので、もう全然元は取れていると思いますケドね(笑)
だけどレコードの方にかけた費用は・・・軽く4桁万円に達していてもうヤバいコトになっていますが・・・(笑)

MELBA MOORE / UNDERLOVE
MELBA MOORE / UNDERLOVE の試聴
next recordsのサイトでMELBA MOOREのレコードを探してみる

先日、コレからレコードで音楽を楽しみたいっていう若いお客さんに「レコードプレーヤーの購入を考えているのですが、オススメはありますか?」って訊かれました。
先に書いたようにオイラはレコードプレーヤーに関しては、Technics SL-1200 一択です。
なのでそのまま「SL-1200がイイですよ!」とオススメしたのですが、「SL-1200がとても良いレコードプレーヤーであるコトは知っているのですが・・・」そんなに予算はナイという状況・・・で、一応ご自分で考えた「候補にあがっているレコードプレーヤー2つ(価格が2〜3万円ホドの機種)があってドッチがイイでしょうかね?」って。
思わず「ドッチでもイイと思いますよ」って返事したのですが、ナンダカちょっと気まずい空気感になりました・・・。
結局、明解な答えのないままそのお客さんは、帰られたのですが、ん〜ナンて言えば良かったんだろう・・・ってアノ時の状況を思い返してみると、いつもナンだか気持ちがモヤモヤします。
店頭で中古のSL−1200を販売しているコトを先に書きましたが、結構な割合でソレまで使っていたレコードプレーヤーに満足出来ず買い替えでTechnics SL-1200を購入するケースが多いんですよね。
ちょっと高いな・・・ってカンジて2〜3万円クラスのレコードプレーヤーを購入したケド、購入したあとになって、やはりアタマの中にTechnics SL-1200がず〜っと残っていて結局、買い直すというパターンです。
程度のイイ中古のSL-1200であれば4〜5万円で購入出来るので新品の2〜3万円クラスのレコードプレーヤーからあと少しガンバれば決して手の届かないレコードプレーヤーではナイと思うんですケドね。
サスガに新品のTechnics SL-1200 MK7となると高値の華ですが・・・。
なら、イロイロ悩みはあると思うのですが、まずレコードプレーヤーに関しては、Technics SL-1200に決めておいて、周辺機種を自分の予算から割り振ってオーディオのプランを考えればイイんじゃないかな・・・って思ったりします。

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この「渋谷レコード店日記」でも度々書いていますが・・・
「レコードで音楽を楽しみたいっ!」って思っているアナログレコードビギナーさんのご来店がココ最近メチャ多いんですよ。
おかげさまで当店で扱っている中古のTechnics SL1200の売れ行きも絶好調です。
とは、言っても当店はレッキとした中古レコード店・・・なのですが、しかも12インチシングル専門というフツーのレコード好きな人からしても「えっ?12インチシングルしか売っていないの?」って思われるくらい相当マニアックな商品構成の中古レコード店なワケですが、そんな渋谷でもイチ・二を争うくらい超マニアックなレコード店なのにナンでアナログ・レコードビギナーさんのご来店が増えてるんだろう・・・ってちょっと不思議に思っていたのです。
で、先日はじめてのご来店で中古のレコードプレーヤーをご購入いただいたお客さんに「どうやって当店にレコードプレーヤーがあるって知ったんですか?」って訊いたみたんですよ。
すると「渋谷の駅前で『渋谷 レコードプレーヤー』ってググったらコチラのお店が上の方に出てきたんできましたっ!」って教えてくれました。
「え〜!?マジかっ!?」ってちょっと驚きました。
イヤまぁ〜確かに、当店はGoogle検索で出来るだけ上記に表示してもらえるようにガンバってSEO対策していますが、ソレはあくまで「レコード」や「レコード店」での検索結果であって「レコードプレーヤー」というキーワードでは全くといってイイほどナンにもしていませんでした。
かなり気になったので、Googleで「渋谷 レコードプレーヤー」で検索してみました。
その結果がコレっ!
goole-map

メチャ上に表示されとるっ!
最近は、検索結果の上位にGoogleマップでの検索結果が表示されるケースが多いのでソレにバッチリハマってるようなカンジですっ!
マサカ、こんな状態になっているとはっ!思いもよらなかったッスよっ!
くぅーーーーーっ!!!!!ウレシイっ!!!
イチバン上が「樽屋レコード針 アンテナショップ」
2番目が「HMV record shop 渋谷」
で、3番目に「next records」ですからね。

ちょっと思ったんですケド、レコードプレーヤーってオーディオ機器に該当するワケだけど、フツーに考えたら渋谷でレコードプレーヤーって検索したらヤマダ電機とかビックカメラとかが上に出来きてもおかしくないハズなのにそういった大手の家電量販店は、全く検索結果として出てこないんですね。
で、ご来店いただいたお客さんに「HMVとか行かなかったんですか?」って訊いてみると、「行ってきました、だけど新品のプレーヤーしか置いてナイんですよ。」
あ〜ナルホド・・・確かにHMVにも結構な種類のレコードプレーヤーの展示していますが、基本新品のプレーヤーだけの販売なんですね。
Technics SL-1200シリーズは、現行機種だと10万円ですからね・・・。
まぁ〜でもタブン、アナログレコードをお手軽に楽しみたいっていうライトなレコード・リスナーさんなら安価なレコードプレーヤーは、結構イイのかもしれませんね。
オイラ的には、全然オススメはしませんが・・・。

まぁ〜でも先に書いたように当店の本業は中古レコードの販売なのですが、ナンでまたレコードプレーヤーでもGoogleの検索結果で上位表示出来るようになったんだろうなぁ〜って思いました。
当店のWEBサイトでも中古レコードプレーヤーのコトは、一応書いていますが「中古ターンテーブルの在庫状況」っていう、たった1ページの記事で店頭で中古のTechnics SL-1200の在庫のアリナシをお知らせしているページだけですからね。
そういえば、HMVもレコード店にも関わらず、プレーヤーで上位表示出来ているトコロからすると、Google側でのナンらかの判断があったんでしょうね〜。

レコードプレーヤーの購入希望のお客さんのご来店が増えた理由としてもうひとつ思い当たるコトがあるとすれば、緊急事態宣言が解除されたコトっていうのも結構、カンケーしているのかもしれません。
先日も、ニュース番組を見ていたら「リベンジ消費」について解説していたんですが、もしかしてコレってあるのかなぁ〜って・・・。

こんな記事も読みました
コロナ禍のリベンジ消費は日本経済を回復させるのか?
まぁ〜高級外車とか高級腕時計とかちょっと次元が違うハナシですが・・・(笑)
若い人からすると今は、音楽を聴くっていうのはもうホトンド、コスト0円から数千円で大量の楽曲を楽しめるって環境が整っているのですが、あえてソコにコダワリの部分を加えるってイミで、もしかしてアナログレコードでのリスニングや今までとちょっと違うオーディオ環境でのリスニングで、楽しみたいって言うニーズに繋がっているのかもしれませんね。

店頭でも若いお客さんのレコードプレーヤーの買いっプリというか、とにかくイキオイがスゴイんですよ。
「ちょっとレコードプレーヤーの購入を検討しているんですケド・・・」ってカンジで如何にも偶然当店へ、ふらァ〜っと立ち寄ったみたいなカンジでご来店いただいて質問をされるのですが、「見てみますか?」って目の前にレコードプレーヤーを出してその場で接続して「フダン、聴いている音楽は、ナニですか?」って訊いてソレっぽいレコードを実際に音をドーーーン出して聴いてもらうと・・・
「ウォーーーっ!スゲェーーーっ!」ってメチャ感動してもらえます。
で、次の瞬間・・・「コレっ買いますっ!」って即断ですからね。
もうコッチの方が、「えっ!?マジでっ?大丈夫・・・?」って心配にナルくらいです・・・(笑)
イヤ〜だって、レコードプレーヤーに興味がアルってハナシを訊いて、モノの数分ですよ・・・それで何万もするレコードプレーヤーを「買いますっ!」って即断しちゃうそのイキオイって・・・。
よくよくハナシを訊いてみると、いままで一度もレコードプレーヤーを触ったコトナイって状態ですからね。
しかも自宅には、レコードプレーヤーを繋ぐオーディオは、一切ナイって状態からのスタートです・・・ホント、心配になりますよ。
最近、樽屋製のレコード・カートリッジの店頭販売をはじめたのですが、ソレと併せて中古レコードプレーヤーを購入していただくってケースが多いんですが、コレだけで4〜5万円ですからね。
でもコレだけじゃ、音鳴らすコトは、出来ません。
フォノアンプ(フォノイコライザー)とアンプ、スピーカーもしくは、パワードスピーカーを別途用意しなければレコードから音を出すまでに至らない・・・って結構、道ノリは遠いような気がします。
となると、当店で購入していただいたレコードプレーヤー&カートリッジ意外にも更に数万円の費用が必要となるのですが、その「レコードで音楽を聴きたいっ!」って熱意は、更に突き動かすってカンジですからね。
今の10代とか20代の人ってフダン聴いてるのってスマホ&イヤホンってケースが多いと思うのですが、もしかして今までと全く違う環境で音楽を聴くってコトに関して未知の新しい体験みたいなモノをカンジているのかなぁ〜ナンて思っちゃいます。

というワケで、当店ではレコードでの音楽の楽しみ方やオーディオのコト、セッティングのコトなどはじめてレコードを楽しみたいって人には、やさしく丁寧にナンでも質問&アドバイスをさせていただきますよっ!

KATE BUSH / RUNNING UP THAT HILL
KATE BUSH / RUNNING UP THAT HILL の試聴
next recordsのサイトでKATE BUSHのレコードを探してみる

先日、フダンはDJミキサーとコントローラーが一体型モデルでデジタル音源でDJをしているお客さんが当店で中古のTechnics SL-1200を購入していただきました。
ハナシを訊いてみるとアナログレコードでDJプレイをするコトに関して並々ならぬ興味があったとのコトでした。
一緒に数枚のレコードも購入していたきましたっ!
で、早速自宅へ持って帰って手持ちのミキサーに接続して購入したレコードをプレイしてみると・・・「ナンか音がヘン・・・」だったそうです。
でも、お店で実際に購入したターンテーブルを繋いで試聴した時は、全然問題なかった・・・どうしてだろう・・・って思ったトコロ、ターンテーブルから出ているケーブルを見ると電源ケーブル、赤と白のオーディオケーブルは、正しく繋がっています。
しかし、細いケーブルが1本ドコにも接続されずに余っています。
「何だコレ?」って調べてみると、このケーブルが「アース」だというコトが解りました。
「アース?・・・アースって冷蔵庫とか洗濯機から出ている線だよな・・・」というコトで、洗濯機のソバにまでレコードプレーヤーを持っていって洗濯機の電源ケーブル横のアース端子に繋げたそうです。
でも音がヘンなのは、解消せず・・・もう八方塞がりに陥ったそうです・・・。
更に調べるとレコードプレーヤーのアース線は、DJミキサーに繋げなければイケないというコトが解って事なきを得た・・・そうです。
イヤ・・・もうホント、冗談のような笑い話なのですが、「アース線は、アンプやミキサーに接続するのは当たり前だ」というオイラの認識自体も改めなくては・・・と思いました。
これからは、レコードプレーヤーを購入していただいたお客さんには、アース線のコトをちゃんと説明しなきゃっ!って思う次第でありますっ!

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ポータブルレコードプレーヤー『GP-N3R』が復刻して新登場!
昭和な時代にお手軽にレコードが聴けるというコトで結構人気のあった日本コロンビアから発売されていたポータブルレコードプレーヤー(GP-3R)がまさかの令和になって復刻されるというニュースです。
このプレーヤー、結構オシャレアイテムなアイコン的な意味合いもあるようで、女の子が読むようなファッション誌なんかでも時々、そのシーンの小物として扱われたりしていました。
ま〜見た目もプラスチック製で超チープなカンジなんだけど、赤とアイボリーが絶妙のカラーリングで可愛く見映えがするんでしょうね。

ちなみに今回新たに復刻発売されるのは、本家日本コロンビア社から企画生産というカタチで販売されるとのコトです。
ま〜レコード言うトコロの「再発盤」ってヤツですね。
で、当時発売されたオリジナルと今回の再発との見分け方は、本体持ち手の横のブランドロゴが、オリジナルは「COLUMBIA」となっているトコロが、再発の方は「ANABAS」となっているのでスグわかります。
ま〜このポータブルレコードプレーヤーにオリジナルか再発かにコダワル人がどれくらいいるのか解りませんが・・・(笑)
復刻する製品を作ったメーカーもオリジナルとまんま同じモノではなく、要所がバージョンアップされているようでオリジナルよりも高音質でレコードの再生がで出来るようになっているとのコト。
といっても、元々音質重視のプレーヤーではないので「高音質」も以前のオリジナルと比べて・・・ってコトですが。

個人的にもこの日本コロンビア製のポータブルレコードプレーヤーは、過去に2台購入したコトがあります。
はじめの1台目は、ネクストレコードを始める前に個人でレコードバイヤーをやっていた時期に海外でのレコード買い付けの際に試聴用として持って行くために購入しました。

もう20年以上前のハナシです。
ホントは、もっとコンパクトなプレーヤーが欲しかったんですよね。
本命は、このオーディオテクニカ社のサウンドバーガーったんですが、1990年代後半では既に生産を終わっていて手に入れるコトが出来ませんでした。
sound_burger
サウンドバーガーは、今だと結構プレミアがついてレアになっているようですね・・・ヤフオクで状態がイイのだと2万円オーバー、ジャンクでも1万6千円ホドするようです。
サウンドバーガーが入手できなかった当時、唯一手に入れるコトが出来たポータブルレコードプレーヤーが日本コロンビアのGP-3Rでした。
ポータブルとは謳っていますが、実際は外に持ち出してレコードを聴くのには結構デカいんですよね〜。
ま〜しかし、海外買い付けにこのプレーヤーを持っていって実際のレコードを聴いて確認して購入できるっていうメリットのコトを考えると、「コレは絶対に必要だっ!」って思ったんですよね。
機内持ち込みが出来るバックにこの決してポータブルでないレコードプレーヤーを詰め込んで海外へレコード買い付けに出向いたワケです。
で、実際に海外へのレコード買い付け用として持っていったこのプレーヤーですが、想像以上に厄介なモノでした・・・(笑)
本体の大きさに関しては、はじめから分かっていたコトなので、ま〜仕方ないとして、問題は乾電池の重さだったんですよね。
モバイル的な用途なのでトーゼン、使用するためには、電池での駆動となるワケですが、このGP-3Rは単一乾電池×6本が必要なんですよ。
この単一乾電池6本が結構重いワケです。
本体に乾電池をと入れると多分、2Kgオーバーするカンジです。

買い付けでは、クルマを駐車場に駐めてその街のレコード店を徒歩で廻るというスタイルなのですが、1件目、2件目と廻るレコード店が増えると自ずと仕入れたレコード枚数も増えてくるワケです。
それも予め解っているので、大きめのレコードバッグをショルダーで肩にかけて持ち運びするのですが、結構レコードが買えちゃったりするとそのレコードバックも満タンになって更に両手にレコードが入ったビニール袋を持って次の店へ移動・・・ってなると、必要だと持っていったレコードプレーヤーが結構ジャマになるんですよね。
しかもレコードだけでも結構な重さなのに更にプレーヤーまで重い・・・。
確かにレコード店で聴けるというメリットはあるのですが、持ち運びのメンドーと比べるとどうかなぁ〜って結構、微妙だったんですよね。
結局、ジャマな方が勝ってしまい買い付け途中からレコード店へは持っていかなくなったワケです。
でも、折角持ってきたんで・・・というコトで、滞在中のホテルで購入したレコードを聴いて曲のチェックやコンディションの確認なんかで使っていたんですよね。
そんな使い方をして数日後、回転が安定しなくなったので「あ〜電池が切れたのかな・・・」って思い、乾電池を取り出して、本体に内蔵されている電源コードを引っ張り出して、ホテルのコンセントへ差し込むと・・・。
「ブ・・・・プチっ」とノイズという共に、二度と動かなくなってしまいました。
その時は、イギリスへ買い付けに行っていたのですが、フツーに考えると電圧が日本とは全然違うっていうコトは解っていたんですが、深夜でしかも時差ボケも相まってたんでしょうね・・・気が付かずにやっちゃいました。
ホテルに備え付けの変換プラグを使えばフツーに使えるってその時は思っちゃたんでしょうね・・・アホでした(笑)
再起不能になったプレーヤーは、泊まったそのホテルで捨てました。

で、その後ネクストレコードをはじめて2台目を購入しました。
たしか、2002年頃ですね。その時は仕入れたレコードのコメントを書くために買いました。
当時、お店では何千枚ものレコードの試聴ファイルをデータ化中で、コメントを書くためのターンテーブルの空きが無かったんですよね。
ま〜ソレだけ忙しかったってコトですね。
で、その後はその役目を終えてお役御免となりました。
多分、2台目はまだ持っていますよ、だけどもう長い間使っていないのでベルトドライブのゴムとか劣化してタブンまともに使えないでしょうね・・・。

TAVARES / IT ONLY TAKES A MINUTE (REMIX)
TAVARES / IT ONLY TAKES A MINUTE (REMIX) の試聴
next recordsのサイトでTAVARESのレコードを探してみる

このCOLUMBIA ポータブルレコードプレーヤー(GP-3R)には、当時DJブームというコトもあって同じルックスのDJミキサー(COLUMBIA GMX-3)も発売されていました。
gmx-3

もうココまでイクとジョークグッズですが・・・(笑)
しかしながらコノ、DJミキサーGMX-3ですが、それなりの人気があるのか現在は超レア化してしましたっ!
ヤバいっ!4万7千円でも売れてるっ!
確か当時の定価は12800円でした。
復刻発売されるANABAS製GP-N3Rの売れ行き次第ではこのDJミキサーの方も復刻されるかもしれませんね〜。
もし、まだ持っている人がいたら今が売りどきかも・・・?


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