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next recordsは、2000年から渋谷 宇田川町で中古レコード店を営業しているのですが、お店をはじめた当時から一貫して12インチシングル専門のレコード店として営んできています。
レコードには、アルバムもあるし、ドーナツ盤(7インチシングル)も存在しているのに、ナンで12インチシングルの専門店なのか・・・的なハナシは今まで何度かこのブログでも書いてきましたが、端的に言うと
「店主が12インチシングルが好きだから・・・」
という、趣味が高じてお店をはじめちゃった・・・みたいなカンジのショップだからです。
若かりし頃にはじめたレコード店ですが、まぁ〜今思えば、「店主の趣味でお店をはじめるとは・・・」って結構な無茶ブリだなぁ〜とは、思いますがね(笑)
当店では、オイラを含めて3人でお店の営業をしているのですが、3人とも「12インチシングルが史上最高のレコードだっ!」という共通した認識でいます。
ネットも未発達だった20年前の状況で今みたいなマッチングアプリなんてナイ時代にも関わらず、同じ趣味嗜好の人間が3人も揃うなんて相当、奇遇だと思いますね。
まぁ〜そういったカンジで我々はレコードにコダワリをもって12インチシングルの専門店を営んでいるワケです。

そんな超ニッチなコダワリのレコードショップでもある12インチシングル専門店Next Recordsには、ありがたいコトに当店のコダワリの品揃えに共感していただけるお客さんが日々訪れていただいています。
しかしっ!コダワリの12インチシングル専門レコード店に訪れるお客さんの中には、やはり一般ではなかなか理解しにくいとも思える・・・みたいなコダワリの中にさらにコダワリをお持ちのお客さんもいたりします。
例えば・・・レコードの盤やジャケットにコンディションに超コダワルがある人。
まぁ〜中古レコードなので「出来れば状態のイイきれいなレコードを買いたいっ!」って思っちゃうのはものスゴく理解できます・・・がっ!
コンディション関係に超コダワリを持った人の中には、ちょっとフツーでは理解が出来ないくらいの領域にイっちゃってる人もいたりします。

店頭にご来店いただいた際には、検盤は必至なのですが、オイラが見たカンジでは盤の状態を見て、かなり良好な状態のレコードでも、NGだったりします。
ご来店いただいた当初は、NGが出されたレコードを見て「結構、良好なコンディションなのにナンでダメなんだろう・・・」って不思議に思っていたのですが、ある時そのお客さんに率直にNGの理由を聴いてみました。
すると・・・
「センターホールのカタチが気に入らない」とのコト・・・。
「えぇ〜〜〜〜?ってちょっとソコ?!」って正直ビビりました(笑)

レコードのコンディションを表す時のワードで「レコードのヒゲ」っていうのがあります。
解説すると、「レコードのヒゲ」とは・・・
レコードを再生する時にターンテーブルのセンタースピンドルにレコードのセンターホールを挿す時にちょっと的(まと)がハズレてグリグリってした際にレーベルについた痕のコトです。
hige
このセンターホールを周辺の線上の痕のコトです。
この画像はちょっとヒドイですが・・・。

コダワリのお客さんは、このヒゲのコトを言っているのかと思ったら実は、そうではなくって、センターホールのカタチ・・・つまりどれだけキレイな真円なのか・・・っていう部分でNGだったのです。
もちろん、盤のコンディションの状態は、オイラが感じるに相当最上級な状態をご所望ですので、ヒゲなんてものはもってのほかでゼッタイに100% NGです(笑)
オイラが見た限りでは、どんなセンターホールがOKで、どんなセンターホールがNGなのかってコトはまったく判断出来ません・・・(泣)
まぁ〜30枚ぐらい検盤して、1枚OKがあればイイくらいの確立です。
「このセンターホールのドコがダメなんですか?」って訊いてみると・・・
コダワリのお客さん曰く「センターホールがカンゼンにヤラれている」とのコト。
ん〜すいません・・・ちょっと、理解不能です・・・(笑)

しかし、唯一イッパツOKなレコードが存在します。
ソレは、「シールド」のレコードです。
シールドとは、US盤なんかでよく見かけるレコードを覆っているシュリンクが未開封の状態のレコードのコトです。
見かたを変えると「センターホールにコダワル」というより「シールドのレコードが好き」とうコダワリなのかもしれませんね〜。
だけど、シュリンクがつかないUK盤やEU盤は、どうなのか・・・っていうコトを訊いてみると、やはりセンターホールの状態が気になるので全チェックだそうです。
シールドのレコードっていうのもまた、盤の反りとかの問題もあったりするので、完璧ではナイと思うのですが・・・。

レコードのコンディションに関しては、あまりにもコダワリがアリすぎて通販でレコードが買えないって人も結構いたりします。
電話で「コンディションの状態はどうですか?」と時々、お問い合わせをいただくのですが、コンディションのOK or NGの判断ってかなり個人差があるので、レコード店主という立場としては、状態を尋ねられると安易に「キレイです」ってなかなか言えないんですよね。
何度も購入していただいているお客さんならおよそのOKの妥協ラインがなんとなく解るのですが、はじめてのお客さんには、「比較的キレイですが中古なのである程度の使用感があります」っていうコトしかお答え出来ないんですよね。
コンディションの不安があるので、お店に出向いてレコードの状態を確認に来ていただくお客さんもいたりしますから。
まぁ〜でも人気のタイトルとかは、結構速いペースで売れてしまうケースもあるので、金曜日に新入荷のレコードを追加後に、気になるレコードがあったので土曜日にお店に訪れたケド、他のお客さんに購入されてしまった・・・ってコトもよくあったりします。
せっかく、お店に訪れても売り切れてしまって無駄足だったみたいなカンジです。
お店的には、「申し訳ナイ」っていう気持ちもありますが、もうコレは、個人的なコダワリの部分ですので、ご本人の妥協ラインを変えるしかナイですよね。
長年探していたレコードもコンディションのコダワリがあるために、買うコトが出来ない・・・っていう、ある種のジレンマな状態になっちゃうみたいなカンジでしょうか。

まぁ〜そういうオイラも、たまたあ偶然聴いたある曲を「スゴくメチャ良い曲だっ!このレコード、ゼッタイに欲しいっ!」って思っても、その曲が、アルバムしか収録されていなかったり、とか再発盤 / ブート盤でしか存在しないとすると・・・もうイイやってなっちゃうみたいなカンジですからね。
12インチシングルにコダワルあまり、良い曲に出会っても買うコトが出来ないってコトです。
オイラの場合は、大前提の「オリジナル12インチシングルでなければならないっ!」っていう第一段階でのコダワリなので、ソコはゼッタイに譲れないんですよね。
しかし、ジャケットやレコード盤自体のコンデションの妥協ラインは、比較的ユルイので結構GETできるレコードの範囲が広いですケドね。

CARL BEAN / I WAS BORN THIS WAY (BETTER DAYS VERISION)
CARL BEAN / I WAS BORN THIS WAY (BETTER DAYS VERISION) の試聴
next recordsのサイトでCARL BEANのレコードを探してみる


レコードの盤についたキズをNGにする人は結構、多いのですが、キズの妥協ラインはユルイにも関わらず、盤の反りには並々ならぬコダワリがある人もいたりとか・・・。
ジャケットのパンチホールやカットアウトは、ナニがなんでもNGだっ!って人もいたりとか・・・。
趣味性の極めて高いレコードに関しては、コダワリの中のさらなるコダワリっていうコトは、出来やすいのかもしれませんね〜。
そもそも、今の御時世に「ゼッタイにアナログレコードで音楽を聴きたいっ!」って思う時点で一般人には、理解しにくいコダワリが発動していますしね(笑)

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