torturedsoul_imightdo

最近、ニュース系ブログやYouTuberのチャンネルを見聞きしていると「副業」についての話題をめちゃ多く見かけます。
サラリーマンは、副業するベシっ!
収入の複線化を図るベシっ!
スキルアップやキャリアアップのために副業を始めるベシっ!
節税のために副業するベシっ!
なんてカンジでちょっと煽り過ぎなんじゃないかな〜なんてカンジるくらい、副業をめちゃ推ししているような気がします。
ま〜タブン、将来に対しての不安みたいな部分があるんでしょうね。
かく言うオイラも、next recordsを始める前にヤッてました、副業。

具体的にヤッていたことは、タイトルの通り、レコードを売って稼いでいました。
ま〜next recordsを始める前なので20年以上前のコトですケドね。
結局、副業で始めたレコードの販売が本業になっちゃったワケですが・・・(笑)
このブログを読んでいる人は、もしかして興味あるんじゃないかな、副業でレコードを販売するってコトに・・・。
ま〜参考程度に読んでいただければと・・・。

このブログでも以前書きましたが、オイラはレコード店主の前は、広告関係の会社に勤めていたサラリーマンだったんですよ。
仕事自体は、超ハードワークで、仕事が終わるのはいつも終電でした、時には夜中の2時とか3時とかのコトもザラでしたね。
ご想像の通り、給料は時間給に換算すると1000円も無かったんじゃないかな。
で、そんな少ない給料の中でも月にいくらかのお小遣いで唯一、買っていたのが趣味のレコードでした。
仕事が休みの時は、レコード店巡りをして好きなレコードを買うって至ってフツーのパターンです。
当時、友人が小さなレコード店を経営していたので、レコード店巡りのシメはいつも友人のお店でダベってました。
広告関係の仕事はハードワークなんだけど結構好きでしたが、当時はレコード関係の仕事にも興味があったんですよね〜だけど、サラリーマンによくあるケースですが、やっぱりビビって自分でレコード関係のビジネスを始めるなんてコトは「ムリムリっ!」ってカンジで毛頭無かったワケです。
ま〜明確な意識のないまま「いつか好きなレコードに関わる仕事が出来たらイイな〜」くらいのボンヤリとした夢があるくらいでした。

当時、友人のお店では、2人で営業をしていて1人がバイヤーとして海外に住んでレコードを仕入れて日本に送って、もう1人がお店に送られてきたレコードを販売するというカンジで事業を展開していました。
傍目から見るとイイ感じでビジネスを営んでいるように見えるのですが、友人のお店は大きな問題を抱えているコトをオイラにハナシてくれました。
バイヤーは、見つけたレコードをガンガン日本の店へ送ってくるのですが、ソレを販売する店側が送られてきたレコードを捌ききれずに、在庫を何枚も抱えてしまい困っている状態でした。
挙句の果てには、仕入れ代金が店の売上をオーバーするという状態にまでなってヤバイという状況でした。
お店が売れていないって言うワケではナイのですが、店で販売するレコードの枚数以上のレコードが毎週海外から送られてくるみたいな状況になっていたワケです。
しかもレア盤も結構あるんですが、当時のローカルな地元ではソレ等を販売できるキャパがなくってレア盤だけど売れるスピード以上に入荷するレコードの方が多くて溜まっていくという・・・ナンとも大変な状況にあるというコトを相談されたワケです。
店の販売を託された友人は、店頭の売上だけでは仕入れが出来ないので、他でバイトをしてそのバイト代をレコードの仕入れに充てるという、極限の状態でした。
そんな状況の時、販売担当の友人から「レコードを売るのを手伝ってほしい」と告白されました。
だけど「給料は払えない」というコトも併せて言われました・・・なんじゃソリャ〜ってカンジですケド・・・(笑)
で、販売担当の友人とオイラとで考え出したのが、レコードのカタログ通販だったんです。
1990年代は、インターネットはモデムで「ピ〜ガ〜〜〜〜」って繋ぐ状況でネット販売なんてまだまだ全然出来ナイ時期でしたからね。

2人で考え出したビジネスモデルの具体案はこんなカンジです。
■お店で在庫過多状態になっているタイトルを選別する。
■そのレコードをオイラが自宅へ持って帰ってパソコンでデータベース化して通販カタログを作る。
■オイラの自宅を通販事務所として使う。
■オイラが、音楽雑誌社へ連絡して「カタログ通販やってますっ!通販リスト無料で送りますっ!」という広告をだす。
■広告をだした音楽雑誌を見たお客さんから電話で問い合わせを受けて通販カタログを郵送する。
■その通販カタログを見たお客さんから注文を電話でオイラが受けて自宅で発送作業を行う。
■友人のお店からは、レコードの売上からマージンとして手数料をオイラが受け取る。

このビジネスモデルが結構うまく出来ていたんですよね。
お店側は、レコードをオイラに預けるダケで、売上が成り立つんですよ。
広告の費用、通販リストの入力、お客さんの対応、商品の発送、商品の管理などの費用は全部オイラ持ち。
お店側は、人を雇わないで、場所代もかからず、ほとんどノーリスクで出来るっていうメリット。
オイラは、好きなレコードに携わるコトが出来る、いくらかの収入が見込める、レコードの販売についてのスキルが身につくというメリットがありました。

結構長くなってきたのでつづきは、また今度に・・・。

つづきはコチラ

TORTURED SOUL feat. CHRISTIAN URICH / I MIGHT DO SOMETHING WRONG (PART ONE)
TORTURED SOUL feat. CHRISTIAN URICH / I MIGHT DO SOMETHING WRONG (PART ONE) の試聴
next recordsのサイトでTORTURED SOULのレコードを探してみる


というカンジで「副業でレコードを売って稼いだ時のハナシ」の記事を書いた後で思ったんだけど、こんなハナシ、興味あるのかなぁ・・・。というかニーズあるのかなぁ・・・。
ま〜タブン、Googleで「レコード 副業」って検索した時に何らかの思惑を抱いている人に見られるかも・・・(笑)
よしっ!じゃあ、「レコード 副業」でググった時に上位表示が出来るような記事を目指そう〜っと。


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