twoforlove_holdme_ita
自分のお店へ通う為に毎日、渋谷を歩いているのですが、ホントにココ最近、訪日外国人が旅行者が増えたなぁ〜ってヒシヒシとカンジています。
渋谷でも海外からの旅行者がよく訪れる人気のスポットは、平日・週末限らず旅行者だらけですね〜。
ついこの前もお店の備品を買うためにドン・キホーテへ買い物へ行ったのですが、店内が外国人旅行者だらけでちょっと驚きました(笑)
ナンでも2022年10月に観光目的の旅行者の大幅緩和に伴って10月は50万人、11月は90万人、12月は130万人超えとものスゴい数の旅行者が日本を訪れているとニュースを見ました。
まぁ〜ダイブ、落ち着いたとは言えまだ$1が、130円と円安ではあるので日本へ訪れやすいようですね。
inbound

おかげさまで当店へご来店いただける海外からのお客さんもメチャ、増えてきました。
で、海外からの旅行者で国・地域別でみると、ニュースではダントツで韓国からが多くて、ついで台湾、香港・アメリカ・タイとなっているようです。
まぁ〜でもアジア圏から訪れる外国人は、見た目では、日本人なのか外国人なのか全然わからないので先に書いたような「渋谷で見かける外国人が増えたぁ〜」っていう見た目で判断している以上に訪日外国人が多いのかもしれません。
当店へ来店していただける韓国からのお客さんもホント、増えてきましたね。
コロナが始まる前、韓国からのお客さんは、まぁまぁいましたが割合からすると1割未満だったのが、最近だとソレが3割以上くらいにまで増えたような印象があります。

で先日、韓国からご来店いただいたレコード店オーナーさんとハナシをする機会がありました。
ナンでもnext recordsが韓国のDJたちの間で知られているらしく、どんなお店なのか訪れてみたとのコトでした。
ん〜海外のお客さんの間で当店がどんなお店だと思われているのかまったく解らなかったのですが、ナンかそんな風にnext recordsが海外で知られているってちょっとうれしいですね〜。
韓国でも世界的なアナログレコード人気と同じく結構、若い人たちがレコードを購入するようになってきているようですね。
オイラは、韓国へは90年代の後半に数回旅行に行ったきりなので今の状況がまったく解らないのですが、その当時の印象では、オイラは既にレコードビジネスに携わっていて観光目的で訪れた韓国ですが、一応レコード店をチェックして繁華街を回ったのですが、オイラが探し求めるアナログレコード店は、ひとつも見つけるコトが出来ませんでした。
当時は、CDが大量生産されている時代でしたからね・・・。
今のようなネット環境が整った時代でもナイですし、ソレこそ繁華街にある大手のCDショップへ行って音楽に詳しいお店の店員さんに「古いアナログレコードを探しているんだケド、ドコで買うコトが出来ますか?」っていう超アナログな口コミ頼みな探し方でしたからね。
でその当時、言われたのは、「地下街の古道具屋へ行け」とナン度も言われたんですよね。
で、案内された地下街の古道具屋を訪れると、家具や電化製品なんかと一緒に店の一角でレコードが無造作に積み上げられていて販売されているような状態でした。
イメージ的には、リサイクルショップでレコードが売っているってカンジですね。
しかも、扱っているレコードは、地元韓国の70〜80年代の歌謡曲がメインで中には、ナゼか日本盤のレコードがかなりの割合で混ざっているというカンジでした。
洋楽は、あまりなかったですね・・・。
トーゼン、オイラのお目当てである12インチシングルは、一切ナッシングっ!
せっかく、訪れているコトだしナニか探して1枚でも購入しようと思うのですが・・・まったく触手が動かず、結局1時間ホド掘ったのですが収穫は、ゼロでした。
その後、数店舗の古道具屋を訪れたのですが、内容的には同じで、結局オイラはソウルにはオイラが探している12インチシングルは売っていない・・・という結論に至りました。

しかしっ!ご来店いただいた韓国のレコード店オーナーさんのハナシによると今は、レコード店がとても増えている・・・というコトです。
オイラの浦島太郎状態の認識は、サスガにどうかと思うケド(笑)
ちょっとどんなカンジなのかGoogleでソウルのレコード店を調べてみたら結構たくさんのお店がありますね。
店内の画像を見たカンジでは、CD多めですが、新譜・中古のアナログレコードもたくさん在庫しているようです。
しかも・・・DJユースなClub Music専門のレコード店とかもあったりして・・・。

で、ご来店いただいたレコード店オーナーさんに「ビジネスは上手くいっていますか?」と訊くと
「まぁまぁ調子イイですよ」という景気のイイご様子です。
そして彼からは「どうやってレコードを仕入れているのですか?」って質問されました。
まぁ〜やはりお国は違えど、同じレコード店経営者です・・・考えているコトは同じですね〜(笑)
「最近だと、国内でのレコード買取や海外のディーラーからの仕入れがメインですね〜」ってハナシをしました。
「あなたの店では、どうやってレコードを仕入れているのですか?」って訊くと今回の訪日も仕入れメインで日本へ訪れたとのコト。
彼のお店は、SoulやJazz、シティ・ポップなんかをメインに扱っているとのコトなのですが、地元では、欲しいレコードの買取は、まったく出来ないとのコトでした。
「日本は、ローカルでレコードの買取が出来てイイですね・・・」って。
タブン、それぞれの国の音楽文化とかが大きく関わっていて、古いレコードとなるとその当時、ソレ等のレコードを聴いて楽しむ文化がその国にあったのか・・・っていうコトが、大きく関係しているんですよね。
日本に関して言えば、70年代後半から80年代にかけて音楽文化が大きくなったコトによって洋楽を楽しむという文化が育ったコトで当時、洋楽のレコードが大量に消費されたコトがかなり関係しているんだと思います。

next recordsが扱っている12インチシングルについては、やはり80年代のディスコ・ブームで輸入盤・国内盤が大量に販売されたし、その後、一般的にはレコードからCDへと音楽の聴かれ方は移り変わってきますが、90年代にはクラブ・ブームに加えてDJブームとなったのが幸いに今の国内での買取につながっているワケです。
そういったイミでは、ちょっと日本はアジア圏の中でもかなり特殊な事情が絡んでいるようなカンジですね。
で、韓国のレコードオーナーさんへ「海外へは、買い付けに行かないのですか?」って訊くと、「USやUKへ何度か行ったケド、費用の割にイイものが手に入らなかった・・・」って。
まぁね〜USやUKでは、2015年くらいからアナログレコードの人気は、盛り上がってきていましたからね・・・ソレは、next recordsも同じで買い付け費用とレコードの内容が伴わなくなって買い付けに行かなくなりましたからね・・・。
でも、飛行機で1時間ホドで訪れるコトが出来る日本で買い付けが出来るんだったら・・・って思うと、ちょっとイイのでは・・・って思うのですが。
逆にオイラが韓国へ行って買い付けが出来るんだったら訪れたいですケドね。

TWO FOR LOVE / HOLD ME  
TWO FOR LOVE / HOLD ME の試聴
next recordsのサイトでTWO FOR LOVEのレコードを探してみる

しかし、日本に来たからと言っても仕入れは、カンタンではナイと思うんですよね。
中古レコードの価格は、かなり世界的に均一化されつつあるし、人気のタイトルに関しては、高騰気味ですからね・・・日本に来ても安価にレア盤を手に入れるコトってホトンド皆無ですからね。
相変わらずシティ・ポップ目当てで当店へ訪れる外国からのお客さんは多いのですが、「ドコで買うコトが出来ますか?」って訊かれても「タブン、ドコにも売っていないと思います。」って応えるしか出来ないんですよね。
今回、当店へ訪れた頂いた韓国のレコード店オーナーさんの他にもオーストラリアのレコード店オーナーや香港のレコード店オーナーさん、台湾のレコード店オーナーさんとも同じ様なハナシをするのですが、どのオーナーさんも仕入れに関しては相当アタマを悩ましていますね・・・。
モチロン、渋谷のレコード店オーナーさんも同様ですが(笑)

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