2023年は、1月4日からお店の営業をはじめたのですが、まぁ〜年始めというコトもあったり成人の日の兼ね合いで連休が続いたコトあってか、ご来店のお客さんがメチャ多かったんですよ・・・。
そんな多くのお客さんがご来店いただいた中でも特に多かったのが前記したレコードビギナーさんのご来店でした。
フツーにご来店いただいているだけでナンでその人が、レコードビキナーさんだと解るのか・・・って思われそうですが、そりゃ〜年齢とか明らかにレコード世代の人ではナイですからね・・・。
見た目で20代とか30代とかだったらココ1〜2年でアナログレコードに興味を持ったんだろうなぁ〜ってカンジですね。
でオイラは、そういった若いレコードビギナーさんとおハナシするコトに結構、興味があって積極的にソレっぽいお客さんにお声がけしているんですよね〜。
ナンかそういった最近レコードを聴きはじめた人から感じるレコードへのスゴくピュアな想いが、オイラにとってメチャ新鮮で・・・というか、長年レコード業界に身を於いているオイラ自身が、ホコリまみれになっている影響もあるのかもしれませんが・・・(笑)
そんな多くのレコードビキナーさんがご来店していただける中で思ったんですケド、当たり前ですが彼らはカンゼンにスマホ世代なワケですが、ナゼか実店舗へのご来店が多いような気がしたんですよね。
そういったスマホ・ネイティブな若い人達ってネット通販でカンタンにポチるっていうのがフツーだと思うのですが、ナゼかリアル店舗へ足を運ぶ・・・というのが、ちょっと不思議に思うんですよ。
まぁ〜物理的に地元にレコード店が1軒もナイっていうケースは、通販一択になると思うのですが、首都圏にお住まいであれば、ネット通販 or 実際にレコード店を訪れる の2つの選択が出来るワケですが、結構な人がリアル店舗へ足を運んでいただけるという・・・。
当店は、2000年から渋谷でレコード店を営んでいるのですが、2000年から2003年頃までは、カンゼンにリアル店舗での販売だったのが、その後、紙によるカタログ通販〜パソコンからのネット通販〜ケータイからのネット通販〜スマホからのネット通販っていうカンジでお客さんのレコードを購入する方法が移り変わっていったのを時代と共にまざまざとカンジていたんですよね。
一時期は、実店舗の売上よりも通販の売上が何倍も増えて「リアル店舗をやるイミあるのか?」って思った時期もあったぐらいです。
しかしっ!2022年くらいからですが、まさかの実店舗へご来店するお客さんの増加です。
まぁ〜その前に数年にも渡るコロナ問題もあったのですが、ココに来て一気にお客さんの購入パターンが大きく変化したのは、ナンでか・・・って思うんですよね。
以前にもこのブログで何度か言及したコトがあるのですが、欲しいレコード・探しているレコードが訪れるレコード店にアルのか?ナイのか?ソレが解らない状態でわざわざ時間を使ってレコード店を訪れるのは時間のムダだって多くの人が合理的に思うようになって実店舗へ訪れる人が少なくなって来たんだろうな・・・ってコトをヒシヒシとカンジていたんですよね。
なのでソレじゃ、実際にお店に訪れなくてもどんなレコードが在庫しているのかチャンと解るようにリアル店舗の在庫レコードをネットですべて公開すればイイのではっ!って言うコトで当店のオンライストアは出来たワケです。
この実店舗で在庫しているレコードが、ほぼリアルタイムでネットで解るというのは、レコードを購入するお客さんのニーズにアル程度応えられたようで、DJブームが下火になった中でもこのネット通販が当店の屋台骨を支えてくれたといっても過言ではありません。
タブン、コレをヤっていなかったら・・・ネクストレコードは、終わっていたかもしれませんね〜コワっ!
で、リアル店舗に訪れなくてもお目当てのレコード、欲しいレコードが購入できるという部分にフォーカスを当てまくって、在庫しているすべてのレコードの試聴が出来るようにしたりとか、このレコードが好きな人には、コッチもオススメですっ!ってレコメンド機能をつけたりとか、女性ボーカルモノだけを選抜したり出来るタグ機能とか次々と追加しネット通販を強化してきたわワケです。
そうしたトコロ、目に見えてご来店していただけるお客さんが減ってきて・・・先に書いたような「実店舗って存在するイミあるのか?」ってオイラは、思うようになっちゃったんですよね。
ま〜要するにリアル店舗とネット通販とでマーケティング用語的にいうトコロの「カニバリゼーション」が起こってしまい、渋谷のリアル店舗が敗北しちゃったんですよね。
店主的には、リアル店舗へのご来店いただけるお客さんは、現状維持もしくは少し増えて、ネット通販利用のお客さんは、全国規模で多くなればイイな〜って思っていたのですが、明らかに「お店に行かなくてもよくネ?」ってなっちゃったようです。
ナンていうか、当店スタッフの接客がネット通販に敗北した的なナンとも複雑な気持ちが・・・(笑)
そうはいっても「お店でネクストのスタッフのオススメを聴きながらレコードを選びたいです!」って言っていただけるお客さんもいてくださったりしたのもあって「イヤイヤ、ゼッタイにリアル店舗必要でしょっ!」って気持ちを切り替えたりしていきながらココ数年、やってきたワケです。
その後、2018〜2019年ころから海外からのお客さんが爆増するインバウンドがあって乗り越えるコトが出来ましたけどね。
まぁ〜コロナが始まった時は、ソレこそズドーーーンっ!とおもっきり落とされましたケド(笑)
で、ココに来てご来店のお客さんが再び増えてきた・・・って言うコトにレコード店主的には、とてもありがたいし嬉しいコトではアルますが・・・ちょっと思うんですよ、ナンでまたレコード店へ訪れる人が増えたのか?ってコトに。
外国から来た人が日本へ訪れてレコード店を訪問するのは解りますよ・・・だけど、日本人がナゼ、再びリアル店舗へ訪れるのか・・・しかも、スマホ世代でポチって買い物するコトにナンの違和感がナイ若い世代の人がリアルのレコード店へ訪れる・・・って。
その理由とは、はたしてナンなのか?っていうコトです。
オイラ的には、先に書いたように合理的に考えたら欲しいレコードがアルのかナイのかわかんないのに店に行くイミないって多くの人が思うようになったからネット通販に注力したのですが、ココに来て再びリアル店舗でのレコード掘りが増えてきているという現象は、ナゼ?ってカンジなのです。
あくまで推測でしかナイのですが、もしかしたら「レコードを購入する体験」にナンかイミがあるような気がします。
さんざん「合理的に考えれば・・・」ってコトを書いてきましたが、合理的に考えれば今の御時世で、レコードプレーヤーやオーディオ機器を買い揃えてアナログレコードで音楽を聴くという行為自体がかなり非合理な状況です。
うん、一般のフツーに音楽を聴いている人からすれば、「音楽をわざわざレコードで聴くイミってナニ?」ってちょっと変人扱いされる部分もあるかもしれません(笑)
しかし、安価でソレこそ一生かけても聴くコトが出来ないくらいの数の音楽がお手軽に聴ける状況にありながら、敢えてアナログレコードで楽しむという非合理な方法を既に選択した人からするとカンタンにレコードが買えるってコト自体が当たり前スギてつまんないのかもしれないのあかなぁ〜ナンて思うんです。
アナログレコードで聴くという体験こそにイミをカンジた世代は、もしかしたらアナログレコードをレコード店へ訪れて購入するっていう体験まで楽しんでいるのかもしれませんね。
KYLIE MINOGUE / PUT YOURSELF IN MY PLACE
KYLIE MINOGUE / PUT YOURSELF IN MY PLACE の試聴
next recordsのサイトでKYLIE MINOGUEのレコードを探してみる
先日、レコードビキナーさんとハナシしていて「レコード店の店員さんとこんな風にハナシしながらレコードを選ぶんですね」って言われて、「はっ!?そうなのか・・・若い人ってレコード店で音楽を店員に相談しながら買うって言うコトが今までなかったのか・・・」って思ったんですよね。
訪れたお店で店員に声をかけられるコト自体が「ウゼーーーっ!」って思う人もいるかと思うのですが、ことレコードに関しては、レコード店のスタッフと顔見知りになっているだけでその情報量や話題で相当なメリットがあると思うんですケドね。
そういったちょっと濃密な接客対応をしてくれるレコード店って多くは、ナイかもしれませんが、自分の想定外からの「ナンだコレ?メチャ、カッコいいっ!」って曲をレコメンドしてくれるっていうコト自体は、かなりイイコトなんじゃないかな〜って思います。
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渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
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このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
そんな多くのお客さんがご来店いただいた中でも特に多かったのが前記したレコードビギナーさんのご来店でした。
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見た目で20代とか30代とかだったらココ1〜2年でアナログレコードに興味を持ったんだろうなぁ〜ってカンジですね。
でオイラは、そういった若いレコードビギナーさんとおハナシするコトに結構、興味があって積極的にソレっぽいお客さんにお声がけしているんですよね〜。
ナンかそういった最近レコードを聴きはじめた人から感じるレコードへのスゴくピュアな想いが、オイラにとってメチャ新鮮で・・・というか、長年レコード業界に身を於いているオイラ自身が、ホコリまみれになっている影響もあるのかもしれませんが・・・(笑)
そんな多くのレコードビキナーさんがご来店していただける中で思ったんですケド、当たり前ですが彼らはカンゼンにスマホ世代なワケですが、ナゼか実店舗へのご来店が多いような気がしたんですよね。
そういったスマホ・ネイティブな若い人達ってネット通販でカンタンにポチるっていうのがフツーだと思うのですが、ナゼかリアル店舗へ足を運ぶ・・・というのが、ちょっと不思議に思うんですよ。
まぁ〜物理的に地元にレコード店が1軒もナイっていうケースは、通販一択になると思うのですが、首都圏にお住まいであれば、ネット通販 or 実際にレコード店を訪れる の2つの選択が出来るワケですが、結構な人がリアル店舗へ足を運んでいただけるという・・・。
当店は、2000年から渋谷でレコード店を営んでいるのですが、2000年から2003年頃までは、カンゼンにリアル店舗での販売だったのが、その後、紙によるカタログ通販〜パソコンからのネット通販〜ケータイからのネット通販〜スマホからのネット通販っていうカンジでお客さんのレコードを購入する方法が移り変わっていったのを時代と共にまざまざとカンジていたんですよね。
一時期は、実店舗の売上よりも通販の売上が何倍も増えて「リアル店舗をやるイミあるのか?」って思った時期もあったぐらいです。
しかしっ!2022年くらいからですが、まさかの実店舗へご来店するお客さんの増加です。
まぁ〜その前に数年にも渡るコロナ問題もあったのですが、ココに来て一気にお客さんの購入パターンが大きく変化したのは、ナンでか・・・って思うんですよね。
以前にもこのブログで何度か言及したコトがあるのですが、欲しいレコード・探しているレコードが訪れるレコード店にアルのか?ナイのか?ソレが解らない状態でわざわざ時間を使ってレコード店を訪れるのは時間のムダだって多くの人が合理的に思うようになって実店舗へ訪れる人が少なくなって来たんだろうな・・・ってコトをヒシヒシとカンジていたんですよね。
なのでソレじゃ、実際にお店に訪れなくてもどんなレコードが在庫しているのかチャンと解るようにリアル店舗の在庫レコードをネットですべて公開すればイイのではっ!って言うコトで当店のオンライストアは出来たワケです。
この実店舗で在庫しているレコードが、ほぼリアルタイムでネットで解るというのは、レコードを購入するお客さんのニーズにアル程度応えられたようで、DJブームが下火になった中でもこのネット通販が当店の屋台骨を支えてくれたといっても過言ではありません。
タブン、コレをヤっていなかったら・・・ネクストレコードは、終わっていたかもしれませんね〜コワっ!
で、リアル店舗に訪れなくてもお目当てのレコード、欲しいレコードが購入できるという部分にフォーカスを当てまくって、在庫しているすべてのレコードの試聴が出来るようにしたりとか、このレコードが好きな人には、コッチもオススメですっ!ってレコメンド機能をつけたりとか、女性ボーカルモノだけを選抜したり出来るタグ機能とか次々と追加しネット通販を強化してきたわワケです。
そうしたトコロ、目に見えてご来店していただけるお客さんが減ってきて・・・先に書いたような「実店舗って存在するイミあるのか?」ってオイラは、思うようになっちゃったんですよね。
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店主的には、リアル店舗へのご来店いただけるお客さんは、現状維持もしくは少し増えて、ネット通販利用のお客さんは、全国規模で多くなればイイな〜って思っていたのですが、明らかに「お店に行かなくてもよくネ?」ってなっちゃったようです。
ナンていうか、当店スタッフの接客がネット通販に敗北した的なナンとも複雑な気持ちが・・・(笑)
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外国から来た人が日本へ訪れてレコード店を訪問するのは解りますよ・・・だけど、日本人がナゼ、再びリアル店舗へ訪れるのか・・・しかも、スマホ世代でポチって買い物するコトにナンの違和感がナイ若い世代の人がリアルのレコード店へ訪れる・・・って。
その理由とは、はたしてナンなのか?っていうコトです。
オイラ的には、先に書いたように合理的に考えたら欲しいレコードがアルのかナイのかわかんないのに店に行くイミないって多くの人が思うようになったからネット通販に注力したのですが、ココに来て再びリアル店舗でのレコード掘りが増えてきているという現象は、ナゼ?ってカンジなのです。
あくまで推測でしかナイのですが、もしかしたら「レコードを購入する体験」にナンかイミがあるような気がします。
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うん、一般のフツーに音楽を聴いている人からすれば、「音楽をわざわざレコードで聴くイミってナニ?」ってちょっと変人扱いされる部分もあるかもしれません(笑)
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アナログレコードで聴くという体験こそにイミをカンジた世代は、もしかしたらアナログレコードをレコード店へ訪れて購入するっていう体験まで楽しんでいるのかもしれませんね。
KYLIE MINOGUE / PUT YOURSELF IN MY PLACE
KYLIE MINOGUE / PUT YOURSELF IN MY PLACE の試聴
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先日、レコードビキナーさんとハナシしていて「レコード店の店員さんとこんな風にハナシしながらレコードを選ぶんですね」って言われて、「はっ!?そうなのか・・・若い人ってレコード店で音楽を店員に相談しながら買うって言うコトが今までなかったのか・・・」って思ったんですよね。
訪れたお店で店員に声をかけられるコト自体が「ウゼーーーっ!」って思う人もいるかと思うのですが、ことレコードに関しては、レコード店のスタッフと顔見知りになっているだけでその情報量や話題で相当なメリットがあると思うんですケドね。
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