渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

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既婚者ならではの悩み事になるのですが、コレはこれでかなり大きな課題だと思います。

かなり多くの世のレコードマニアは、奥さんの顔色を窺いながらレコードを買っているんじゃないかなと
感じてたりなんかします。
そう書いているオイラ本人も奥さんの顔色を気にしながらレコードを買ってたりしていますw
もうさすがに最近は、呆れられてナ~ンにも言われなくなりましたけど・・・。
レコード販売を生業にしているオイラですらこんな具合なので、道楽でレコードコレクションをしているヒトは
タイヘン度がオイラより高いのかもしれません。
レコードって買い続けていくと当たり前だけどドンドン増えていきます。
始めはチャンと所定のスペースに収まっていても買い続けていけばそのスペースから溢れて来ます。
「あ~レコード増えてきたなぁ ・・・」
と判っていても買うペースが落ちるコトはありません。
逆に好きなレコードが増えていくのは嬉しいくらいですから・・・。
オイラの場合は、レコードが自室の所定のスペースから溢れだして寝室まで侵害してきたトコロで、
奥さんに大目玉を食らいました。
レコード屋を営んでいく上で、「レコードは資産だ!」 なんてちょっとムリな理由をつけて
やり過ごしてはいますけどネ。
だけど何千枚もあるレコードがなければ部屋をもっと広く使えるのに・・・って
チクッとグチられるコトもしばしばあります。

レコードを買って帰るのにも涙ぐましい努力もしてきました。
「ただいま~」って会社帰りにレコード屋に寄ってレコードを持って帰ると
「また、レコード買って!」となるので、家に入る前にマンションのメーターボックスにレコードを
一時隠して奥さんがお風呂に入った時にコッソリ自室に持ち込んだり。
新しく買ったレコードは、以前から持っているレコードの中に混ぜたりして
奥さんの目につかないように細工したり。
通販で買ったレコードは、家に届けられると買ったのがバレるので宅配会社の営業所止めに指定して
自分で取りに行ったりしてました。
レコードを買った時に入れてくれるビニールの手提げ袋が、ドンドン増えていくことで
レコードをガシガシ買っているのが発覚するのでマイバックにレコードを入れて持って帰って、
更にメーターボックスに忍ばせるなんて併せ技まで使って涙ぐましいコトもやってました。
レコードと奥さんどっちが大事なんて、奥さんに決まってるのですが、
レコードを買い続けるには何かと障壁になったりするのはツラいです・・・泣


レコード屋で、今までみたことナイようなレアなレコードを買うか、諦めるかの究極の選択をする時、
「奥さんに衝動買いしてこんな高価なレコード買って!って怒られそうなので諦めます・・・・」
なんて理由を言って購入を見送ったりしているヒトもいるくらいレコードを買う時に気を使うものの様ですね。

だけど、奥さんを怒らせるコトだけはヤメた方が良いですょ。
知人で奥さんの逆鱗に触れて、留守中にレコードの入った箱、数箱(数百枚)を
海岸から海に捨てられたヒトがいますからね。
結局、ダイバーを雇って捨てられたレコードの全てを何とか回収しましたが、
ジャケットは、全部オシャカでレコードのセンターレーベルは、すべて剥がれ落ちた状態になったとききました。
クワバラ、クワバラ





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ホントは、お目当てのレコードがあって、レコ屋に来たのに偶然探していたレコードを
思わず見つけることが在ります。
オイラもお店に立っていてお客さんのそういった境遇を何度となく見てきました。
そういう時って直接、お客さんとハナシしていなくてもそれとなく雰囲気で判ったりします。
普通にサクサクとレコ箱掘っていたのに急にちょっとだけ、
「ハッ!」 っとしていたり、僅かに後ろにのけぞったりなんかの素振りしていたり。
懐に余裕があるオトナなお客さんなら欲しいものは全買いになるのかもしれませんが、
若い学生のお客さんだと
「どうしようか・・・」
と悩みモードに入ったりします。

nextに直接ご来店いただいてるお客さんの最近の傾向として、すでにサイトでどのレコードを買おうか
予め決めて来られる方が多いのです。
何のレコードを買うのか目的がなければ、ず~っと探し続けていたレコードが出てくれば嬉しくて
「お~やっと見つけたよ!」
となるのかも知れませんが、本来のお目当てのレコードを買いに来ているのに
それとは別のレコードに気持ちが動くから悩みになるんでしょうね。
レコード1枚といえども安いモノではないので、サイトでチェックして
「ヨシっ! このレコード買おう」
と少なからず、何らかの決心をしてレコード店に来たにも関わらず、
ホントに偶然、探していた別のレコードを目にして気持ちがそっちに行って決心が揺らぐんだろうなぁ。
しかも、中古レコードなんて当たり前だけど在庫は1枚限りだし、今買わなかったら、
もしかして次はいつ出会えるかという不安要素もあるし、
「う~ん どうしよう・・・」っていう気持ちなんでしょうね。

オイラもこういう経験は、数多くしてきました。
それで自分の中である基準のラインをひいて、それを満たしていれば、
両方買うっていうコトに決めました。
「懐具合はどうなるの?」という不安はあるのですが、
基本的にレコードを買うのは財布の中に入っている現金なんですが、
この時とばかりは、クレジットカードでイッちゃいます。
もちろん、偶然出会ったレコードの支払い分だけですけどね。
(際限なくカードを使うと恐ろしいコトになるのは周知通り・・・)
自分の中の基準のラインっていうのは、盤のコンディションだったり、そのレコードが出てくる頻度だったり、
プライスであったりなど、結構、その盤でそれぞれ異なる曖昧なモノなのですが
「やっぱりあの時、買っておけばよかった・・・」と後で思うのがちょっとイヤだったりするので
基準のラインをクリアしているレコードは買うとアタマから決めておけば、自分の場合は決断しやすいのです。

例えば、スゴく探しているレコードなんだけど、盤に少しダメージがあったりしていると自分で妥協出来る範囲なら
そのレコードが出てくる頻度とかを考えて、購入か見送りかを判断します。

という感じ、文字で講釈をしていても実際のトコロは、やはり
「う~ん・・・どうしよう、買うべきか・・・見送りべきか・・・」って考えるんですけどね。
個人的な経験だと、購入して「しまった、買うんじゃなかった・・・」と後悔することよりも
見送って「あ~買っておけばよかった・・・」って悔いが残る方が大きい様に思います。
ま~それもその盤への気持ちというか思い入れでそれぞれ違ってくるんですけどね。
数年前に見て、その時に購入を見送ったレコードで「あの時やはり買っておけばよかった・・・」という
記憶は今でも苦い思い出として覚えていたりするので、本と、買う/見送るの判断は難しいです。
信頼できる友達なんかが横にいて
「そのレコード、買った方が絶対イイと思うよ」
なんてカンジで、背中をポンと押してくれる位の後押しをしてくれると決心に弾みがつくんでしょうね。
だけど、レコード屋に友人とツルんで行くのはちょっとイヤなんですけどね。


レコード屋で棚に入っている盤をサササっとナニゲに見ているのですが実は、
買う/買わないの判断をいつも無意識のうちに一瞬で判断しているのでしょうね。
レコードを買っている人で「あの時やはり買っておけばよかった・・・」と感じていない人は
いないんじゃないでしょうか。
レコードの一期一会っていうのもあるようで、何かの縁というか運というか、
そのレコードとの一瞬の出会いっていうのも結構大切にしたいなと思ったりなんかしたりします。





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だ~いぶ以前に、このブログでも
「ネクストレコードのサイトをケータイ対応にしたい」と書いたコトあるのですが、
遅ればせながら、ようやくケータイでショッピングが出来る様になりました。

ホントは、2ヶ月前の7月には特に公表はしていなかったのですが、
テストを兼ねてケータイサイトを運用していました。
だけど、まだ、ベータ版というか、細かな手直しも出来ていなかったので
全然誰にも「ケータイサイトでレコード売ってマス」とお知らせしていなかったのに関わらず、
ありがたいことにボチボチとオーダーを頂いて、やっとのことで実用になりました。
今となっては全然、レコード屋のサイトがケータイで見れるなんて珍しくも何ともないのですが・・・

残念ながら、当初、鼻息あらく語っていた「ケータイサイトで全タイトルのレコードの試聴」は
今の時点では出来るようになってません・・・orz
だけど、いずれ必ずケータイで試聴出来る様にしたいと思ってます。

しかし、ケータイサイトってPCサイトと違って制約が本当に多いということを思い知らされました。
試聴にしても単純に音源ファイルにリンクをすれば、PCと同様にダウンロードして
勝手に再生してくれるものだと安易に考えていたのですが、甘かったです。
それにケータイキャリア各社で、表示や動きの仕方がビミョーに違ってたり、
またまた、機種によって違ってたりとホントややこしい。
ケータイサイトを運営している管理者は、どうやって機種間の表示の違いなどのテストをしているのか
調べてみたのですが、何十機種もの端末を個別でチェックしている、
なんて気の遠くなるような確認作業をしているみたいです。
そんなこと、Very Smallなイチ中古レコード店に出来るわけありません。
なので、「ま~大体これで問題はないだろう・・・」というトコロでチェックもそこそこでやり過ごしました。
早くフォーマットというか規格をなんとか統一して欲しいものです。
なんでもGoogleがケータイ用のOSを開発中の様で、それが全てのケータイにインストールされて
規格が統一されれば、今みたいな状況が改善されるのではと淡い期待をしているのですけどね。

実際、「ケータイでレコード買ったりするの?」ということは、ホントのトコロ全くわからなかったのだけど
アクセスログを見ていると、ナニゲにケータイからのアクセスがちゃんと数字で表れていたので
「ちゃんと、ケータイサイトを作った方がいいのかも・・・」と思った次第です。
ちょっと以前の機種の携帯だとPCサイトビュアーっていうパソコン向けPCサイトが閲覧出来る便利な機能が
ついているので、動作には厳しいモノがありますが、それを利用してお客さんは、
next recordsのサイトを見てくれていたようです。

まだまだnextのケータイサイトには改善しなきゃいけないトコロがありますが、とりあえず
ちゃんと在庫レコードのチェックが出来て、買い物も出来るようになったので、待ち時間や
仕事の休憩時間なんかヒマな時にゼヒ、見てください。
http://www.nextrecordsjapan.net/includes/templates/nextrecords/images/QR_Code.gif


だけど、中古レコード販売というITなんかとは対極にあるような超アナログなビジネスをしているのですが、
PCやケータイサイトの運営が仕事の中の大きなウェイトを占めるようになるなんて、
レコード屋を始めた数年前には、まさかこんな状況になるなんて想像もしていませんでした。

お客さんのレコードの買い方や、音楽の聴き方なんかが、ココ数年で大きく変化してきたのですが
今後、どういった風に変わって行くのか、それに併せてレコード屋はどう対応していくのかって
事を考えたらちょっと楽しみなカンジもあるのですけどね。






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お気に入りのサイトの中でMUXTAPEっていうのがあってよく利用していました。
どういうサイトかというと、利用者が手持ちの楽曲音源をそのサイトにアップロードして
ミックステープを作るコトが出来るサービスのサイトです。
MUXTAPEの詳しいサイトの説明は下記
http://www.oshiete-kun.net/archives/2008/05/_muxtape.html
しかも自分が選曲したミックスを他人にも聴けるように出来るなどシェアするコトも可能です。
アカウントを作らないと自分では、ミックステープを作るコトは出来ないのですが
聴くだけならアカウントは不要です。
実際は、テープなんかじゃないけど分かり易くイメージで昔ながらのカセットテープをfeatureしてました。

オイラは、CDを一枚も持ってないのでもっぱらリスニングオンリーの利用でしたけど、
結構使えるサイトだったのです。
自分が聴きたい曲を検索すると、その曲が収録されたユーザーが選曲したミックスが検索結果に現れるので
前後の選曲の流れなんかを見て、自分と好みが似ている良さそうなミックスをラジオ変わりに聴くって言う感じの
利用の仕方でした。
知らない曲でも全ての曲にミックスを制作したユーザーがインデックスを作ってくれているので
「おっ イイ曲だな・・・」
って思うとダレの何て曲なのか知ることが出来ます。
まぁ、音楽好きなユーザーには結構利用出来るサイトだったのです。
モチロン、利用は無料です。

だけど、このMUXTAPEに先日アクセスしたら
「問題を解決するまで利用が出来ない」との内容のメッセージが表示されてました。
そのメッセージの中にはRIAAの文字が・・・

RIAAっていうのは
"Recording Industry Association of America"の略で「全米レコード協会」という組織のコトです。
レコード会社のライセンスやロイヤルティの管理業務する団体?みたいな組織のようです。
はてなキーワードによると
「著作権についてえぐいことをするので一般には非常に評判が悪い。」と記載されていました。

そのRIAAが、「不特定多数のヒトに権利者に無断で音楽を聴かせるとは、けしからん!」と怒ったみたいで
MUXTAPEに警告したようです。それでサービスが中断されているみたいです。
はじめてMUXTAPEのコト知った時、シロかクロかというとかなりクロのような気はしたのですけどね。

以前、このブログでも紹介した次々と好みの曲を紹介してくれるPandora.comというサイトも
現在は日本からはアクセス制限をしていて利用出来ない状態です。
世界中にPandoraのサービスを出来るようにするには多額の著作権料を支払わなければならなくなったので、
アメリカだけの利用に制限したってサイトオーナーのインタビューを読んだことがあります。
RIAAってよくわかんないんだけど、ちょっとGoogleとかで検索すると、音楽ユーザーからの評判は
かなり悪いようです・・・

実は、オイラも以前、オンライン上でDJ MIXを作ることが出来るサイトを立ち上げる事を
考えていた時期があったのですが、やはりそこには著作権の壁をどうやってクリアしたらいいのかって思ったり
していました。結局、企画段階でハナシはポシャったんですけどね。


サイト運営において、音楽や動画なんかの著作権物をどうやって問題をクリアにしてサービスに
結びつけるのかって言うことはホント難しいみたいですね。
Youtubeですらこの問題はクリアに出来ていないくらいですからネ。

多分、MUXTAPEもPandoraも
「著作権には違反しているけど、サイトでヒト儲けしてやれ」
ってダークサイドな思いでサイトを運営していたわけではないと思うんですよ。
純粋に、まだ知られていない良い音楽を多くの人に聴いてもらえたら良いなとか、
バーチャルなミックステープのような音楽が聴けるサイトがあれば楽しいだろうなっていう基本的な音楽の
楽しみ方が出来るサイトを作りたいって思ってやってたんじゃないかと思うんですけどね・・・
Pandoraはホンのわずかな広告収入だけで運営していたみたいだし、
MUXTAPEには広告すら入ってなかったのでこのサイトで利益を上げるって事は
考えてもなかったと思います。

結構好きなサイトだったんですけどね、MUXTAPEもPandoraも・・・残念です。

iTunesなんかで聴けるネットラジオも悪くはないんだけど、あるジャンルの曲が
ただ流れているっていうよりもどちらかというと好みの音楽が連続で流れつつ、
「こんな良い曲もありますよ~」的なプラスアルファなサービスの方が
オイラは惹かれるんですよね~。




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最近、大口のコレクション買取のオファーが数件ありました。
先日、おじゃまさせていただいた方はネクストのお客さんだったのですが、
イヤ~マジでヤバいコレクションでした。
ダンクラ、HIPHOP、R&Bの定番からレアアイテムまでを網羅した素晴らしいコレクションでした。
しかも渋谷にある当店からクルマで15分の近さの距離で搬送も楽チン。
査定にご訪問させていただいてから3時間あまりで、海外買い付け1回分位のレコードの買い取りを
させて頂きました。
それに全てのレコードのコンディションはパーフェクトです。
いつもなら全てのレコードのコンディションをチェックするのですが
この時は、数十枚見ただけでコレクションのオーナーの盤に対すこだわりが判ったので盤チェックは
すっ飛ばしました。
当然、コレクションされているレコードはオールオリジナル盤。
もう、間違いのないサイコーのコレクションでした。
例えば、アメリカに買い付けに行って同程度の枚数、内容とクオリティのレコードを仕入れるためには
最低でも10日位の滞在が必要でしかも、何十万枚もレコードを掘り続けなければ出てこない内容です。

そんなに頻繁ではないのですが、タマ~にあるレコードの買い取りから感じることなんですが
「もしかして我々、レコード業者が探しているレコードは日本に一番あるんじゃないのかな」って
思ったりします。
オイラがレコード業界に足を踏み入れた90年代半ばの当時、かなりの数のレコード店が頻繁に海外に
レコードの買い付けに行っていました。
しかもスゴイ売れているお店は海外に仕入れ専門のスタッフを駐在させてレコードを日本に送らせていた程です。
(最近はそのようなお店は殆ど無くなりました。)
そういったレコード店は、それこそ毎週何百枚という大量の中古レコードをドッカンドッカン日本に
送っていました。
つまりそれだけの枚数のレコードを日本に送っても全然足らない位、売れていました。
また、今では新譜をメインで売っている大手アナログレコード店も当時は中古レコードも扱っていて
放出日なんかになると数千枚の中古レコードを一気に大量放出していたモノです。
そういった大手のレコード店の海外買い付けの模様の話を聞いた事があるのですが、
それこそレコード店の倉庫を丸ごと買い取ったりする勢いでした。
それ程までに大量に入荷していたレコードの殆どは、当時売れてお客さんの手元に分散されていった訳です。
しかも売れていったレコードは、全て日本人バイヤーのフィルターを通した、
ある一定のクオリティの内容のレコードです。
そんなことを考えていたら、
「イイレコードは、日本が一番あるんじゃないのかな」という思いに繋がったのです。

確かに枚数だけの話だと、アメリカの1軒のレコード店だけで数百万枚の在庫があるところもあるワケですが
我々、レコード買い付け業者がそこから仕入れる事が出来るある一定以上の価値の見いだせるレコードは
その中でも数えるほどしかないって事も少なく無いわけです。
判りやすく言うと「ゴミレコばっかりで全然抜けない」って事です。
だけど、日本でレコードの買い取りにお客さんの自宅なんかにおじゃましてコレクションを見せて貰うと、
「おぉ~!!」って言うくらいメジャーなアイテムは一通り揃ってたりします。
それらのレコードを売ってくれるのであれば「おぉ~!!」なのですが、
売ってくれなければ「ただの絵に描いたモチ」なんですけどね。

最近は、エアチケットも高いし、燃料サーチャージも「エェ!?そんなにかかるの?」って位、取られちゃうし
移動に使うレンタカーに入れるガソリン代もハンパないほど値上がりしてるし、ちょっと経費が嵩むので
買い付けに行くのも躊躇するくらいです。
レコードの買い取りも、いつも今回の様なクオリティならば、もっとチカラを入れるんですけどね。
そこが、なかなか難しいトコロで買い取りにはコレクションのオーナー1人だけのカラーがモロに出てしまうので
内容にやはり偏りがあるんですよね・・・イイレコード巡り会う時もあるけど、そうでない時もあるので
そのムラをどうするかっていう課題もあるので結構、考えます。
だけど、イイレコードが集まってコレクションされているのは、個人の家が一番多いんですよね・・・


今回、コレクションを買い取らせていただいたお客さんに
「レコード聴くのやめちゃうのですか?」と聴いてみたら
「別にそういう訳ではないのですが、一旦リセットしてみようと思ったんですよ」とのご返事でした。
時期が来てぜひ、もう一度レコードの良さを再認識して、再び聴いてもらいたいなと思います。





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