渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

barbaraacklin_amithesame

堅苦しいタイトルですが、内容は全然フニャフニャなブログ記事です(笑)

こんな座談会記事を読みました。
■音楽カルチャーを紡ぐ
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ブーム再燃!「アナログレコード」プロフェッショナル座談会
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レコードプレス工場の東洋化成、HMVを運営しているローソン、ソニー・ミュージック等のアナログレコード担当者さん5人が今のアナログレコードのブームとかを語るという記事です。
レコード製造とレコード店、レーベルと現場担当者たちが現状の様子などを話し合っていて、今のレコードブームを紐解くという内容の記事でした。
前編、後編と2部構成でなかなかのボリュームの記事なのですが、どちらかというとマニアックなアナログレコードの話題というより、ビジネス視点なセールスやプロモーション的な話題が中心かも・・・・ってカンジる内容ですね。

参加している人たちは、その分野でプロフェッショナルな仕事に携わっている人たちだと思うので、スゴく真っ当な今のアナログレコードシーンを捉えてハナシをしているんだと思うのですが、レコード好きなオイラが読んでいても、ナンていうか、大会社特有のシーンの捉え方としているカンジがしているような・・・。
それぞれの担当者レベルだとタブン、皆さんオイラと同様に「レコード、メチャ好きっ!」ってカンジだと思うんですよ。
だけど、せっかくレコード好きな5人が集まっているんだったら、もっとマニアックでディープなハナシになればイイんじゃないかなぁって思ったのですが、ん〜ナンていうんですかね・・・マクロの視点から俯瞰で見た今のレコードブームを紐解くみたいな、当たり障りのないザックリとしたハナシだけで終わっちゃっているような気がしてナンダカ残念なするんですよ・・・。
結局、人気のあるシティ・ポップの古いレコードを再発してよく売れていますってハナシとか、今売り出し中のアーティストの楽曲をアナログレコードで作るとかっていうハナシだけで留まっているようなカンジがして、大会社だけが知っているようなもっと深いハナシとかウラ話的なコトが語られれば面白かったのにーーーって思いました。
やっぱり、利害関係があるんでしょうかね・・・公にできないコトとか・・・(笑)

2015年ともう5年前になりますが、今回上記で紹介したような似たような話題で東京のレコード店スタッフが同様にレコード・ブームのコトを語る座談会があったのですが、まぁ〜個人的にはコチラのほうが、オイラは興味深かったですね・・・。
東京を代表する4店のレコードショップのスタッフが卓を囲み、日本のレコード・ビジネスについて談論。
上記の記事を読んだ時にオイラが書いた所感は下記の記事です。
興味深く読んだ・・・東京のレコード屋がレコード・ビジネスについて談論。

ま〜タブン、レコード会社や製造工場、大手レコード店と視点が違うのかもしれませんね・・・コレは。
でも、やっぱり5年前の記事にも書いていますが、結局「レコードが売れてナンボ」というのは、共通する話題となっています・・・(笑)
2つの記事を読んでいて思ったのですが、新譜をメインに扱っているレコード店と中古メインで扱っているレコード店、とその新譜と中古の比率の差が視点の差になっているのかもしれません。
うちのnext. recordsでは100%中古レコードだけの取扱です。
さらに12インチシングルだけというフォーマットの縛りです。
オイラの視点から見ると、再発盤の話題なんか、まったく興味が涌かないのです。
しかも、アルバムとか7インチシングル(ドーナツ盤)の話題となると、さらにインタレストは遠のいています・・・というかそもそも無関心になってしまっています。
メチャイイ曲の再発盤がリリースされたよって聞いても、「はぁ・・・そうですか・・・」ってカンジです。
カンジ方はまぁ〜人それぞれですからね〜(笑)
Leon Ware / Why I Came To California の妄想ジャケット付日本盤7インチシングルの再発とか・・・企画としては面白いかもしれませんが、オリジナル盤LOVERとしては眼中ナイですしね・・・。
スイマセン、決してDISっているワケではナイんですよ・・・あくまで個人的には興味が全然ナイってだけで・・・ソレよりElektraから1982リリースされたUS Promo 12の方がビンビン興味があるってダケで。
コレが妄想ジャケット付日本盤7インチシングル
LeonWare7
再発リエディット盤の7インチよりコッチのオリジナル7インチのほうが欲しい・・・かも。
LeonEWare7-orig
だけど、やっぱり本命は、確実にコイツっ!
LeonEWare12

ナンか、オイラも同じアナログレコードを扱っている立場なのですが、レコードに携わるソレゾレの立場で見方とか評価がコレほどまでに差があるのか・・・っていうコトを今回の座談会記事を読んでカンジましたね・・・。
オイラもレコードをビジネス的な見方で見るっていうコトに関しては、結構強いほうなのかもしれませんが、じゃあニーズがあるから売れるレコードを扱えばイイのか・・・って極端に「儲けてナンボ」なレコードを扱えばイイのかっていうコトに関して言えば、ちょっと違うんじゃないか・・・って思うんですよね。
このアタリの線引は、難しいですね〜ウチのお店だと、利益 or コンセプト どっちでいくのか・・・みたいなカンジですね。

BARBARA ACKLIN / AM I THE SAME GIRL?
BARBARA ACKLIN / AM I THE SAME GIRL? の試聴
next recordsのサイトでBARBARA ACKLINのレコードを探してみる

結局、当店の場合だと、いくら人気があって売れるからといっても再発盤を扱わないっていうスタンスになっています。
しかし、その中でもキッチリ利益も出して運営していくっていうやり方でいこうってカンジですね。
実際、両立させるのは相当、タイヘンなのですが・・・(笑)
だけど、人気があるシティ・ポップの再発盤をお店で扱ったトコロで、ドコでも手に入るレコードなので他店との差別化が出来ないのでそっちのヤリ方っていうのもなかなか難しいんじゃないかなぁって思う次第であります。

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digitalemotion_getup_ger
いや〜また、コロナの感染者数が増えてきましたね・・・。
・・・って前回と同じ書き出しですが、前回よりも増えてるのでやはり、リアル店舗を営んでいる立場からすると、まったく無関心ではいられないのは、事実です。
とは言ってみてもどうしようもないのですが・・・。

先日、ムスコとクルマに乗って最寄りの某有名ファーストフード店へ朝メシを買いに行きました。
週末の朝なのでドライブスルーは結構、混雑している状況・・・一方、店内は、ガラガラ・・・っていう状態。
ドライブスルーは混んでいるので、クルマを駐車場に停めるとムスコが「PayPayでキャンペーンやってるよ!」というので詳しく内容を見てみました。
ファーストフード店のアプリ経由でオーダーする。
支払いをPayPayで決済する。
すると利用金額に応じたポイントが還元される。
ドライブスルーは利用不可 というカンジです。

どうやら「モバイルオーダー」という仕組みで、アプリ経由でオーダーから支払いまで、すべて終えた後で、店内で注文した商品だけを受け取る・・・という、ある意味、店内での「密」回避のためのオーダーの方法のようです。
一通り、オーダーの仕方の説明を読んだのですが、オイラもネット通販を自力で運営している立場からこういったオーダー方法をザックリと想像してみると、一見すると注文して支払いをスマホ決済で行うという・・・カンタンな仕組みのようにみえますが、実はなかなか複雑な設計で出来ているような気がしました。
例えば、位置情報で最寄りのお店を選ぶトコロやイートイン(カウンターで受け取り or テーブルまでスタッフがお届け)なのか、テイクアウト(カウンターで受け取り or 駐車場で受け取り)なのかという部分とかバリューセットごとに配布されているクーポンの適用やドリンクの選択、決済時の残高の不足時の対応などなど・・・注文時の分岐する仕様や想定される不具合やオペレートのコトなど考えるとかなり、複雑で高度な技術の上で設計されているのがナンとなく解ります。
で、一通り、ムスコのリクエスト通りにお店の駐車スペースでスマホからオーダーして支払いの手続きまで終えると、注文番号がスマホのアプリに表示されるワケです。
そして、店内に入るとカウンター上のモニターにオイラのモバイルオーダーの番号が表示されて商品を受け取る・・・っていうもうまさにお店に行けば、受け取るダケっ!
オーダーしたモノを受け取るだけという極めてシンプルな行動だったんだけどメチャ、「スゴイっ!」ってカンドーしたワケです。
しかもっ!PayPayのキャンペーンで30%のポイント還元付っ!

個人的には、アプリの操作だけでココまでスマートに注文が出来るというコト自体にあまりにもカンドーしたので、思わず店員さんに
「はじめてモバイルオーダーを利用したのですが、メチャ便利ですね〜」ってハナシかけちゃいました。
で、「メチャ、便利なのですがモバイルオーダーって利用する人って多いですか?」って訊いてみると
「まだ、サービス自体がはじまって間もないのでソレホド多くはありませんね。」って。
ん〜イイサービスだと想うんだケドどね〜って、オーダー品を受け取って駐車場へ戻ると、ドライブスルーの長蛇の列・・・。

このスマートな体験をnextのWEB注文に応用できないかな・・・って思ったワケです。
next recordsでもネットで注文した商品を店頭で受け取るというサービスを行っていますが、まだまだメンドーなんですよ。
例えば、上記のファーストフード店のアプリでは、基本的に名前とか住所とかまったく記入しなくてOKなんですよね。
そもそも来店受け取りするのに、名前も住所も電話番号も必要ないワケです。
しかし、ウチのホームページでは、元々ネット通販用のショッピングサイトを利用しているので「通販アリき」で設計されているために、どうしても配送先を入力してもらう必要があるワケです。
だけど、スマホでポチポチ名前とか住所とか入力すうるのってメンドーなんですよ・・・。
リアル店舗に出向いて受け取りするってコトに対してお支払いまで完了しているのであれば、名前も住所も必要ありませんからね。

もうホントに思っているのですが、スマホでナニかの注文をしたり申込みをしたりするようなフォームにナニかを入力するっていう行為ってマジでメンドクサイって個人的にも思っているワケです。
なので、オイラは基本的に入力を伴うこういった行為をする時は、PCで行うのですが、時流もあって当店の注文もスマホ経由からがホトンドなんですよね。
つまり、自分でもメンドーだと思っている入力作業をお客さんに強いてしまっている・・・みたいなカンジです。
うむ〜ナンカもっとスマートに出来ないモノでしょうかね。
当店だとAmazonPayを利用してする買い物がソレに近いカンジですが・・・全員がAmazonのアカウントを持っているワケではありませんしね。


ちなみに店頭受取りでAmazonPayを利用すれば、商品受け取りに来店した際に、注文の品を渡すだけってコトが出来ます。
ま〜比較的、上で書いたファーストフード店の仕組みに近いかもしれません。

DIGITAL EMOTION / GET UP, DO YOU WANNA FUNK
DIGITAL EMOTION / GET UP, DO YOU WANNA FUNK の試聴
next recordsのサイトでDIGITAL EMOTIONのレコードを探してみる

理想を言えば、来店受け取りだけでなくってフツーの通販で欲しいレコードを買う時に、名前も住所も入力ナシでスマホ内のApple PayとかGoogle Payとかのクレジットカード情報で買い物出来るっていうコトが出来れば・・・って思うんですよね。
スマホでは文字入力を一切しない、リストから選んでタップするダケっ!
ま〜サスガに、ナンにも入力しなくても商品が自宅に届くっていうのは、今だとちょっとコワいカンジもしますケド、ソレくらいカンタンになれば、イイのに・・・って思うワケです。
ファーストフード店のアプリを使って思ったのですが、ナンかココにヒントがあるような気がしました。

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womack_mpb
いや〜また、コロナの感染者数が増えてきましたね・・・。
世界的には、緊迫感マンテンだった時期の新規感染者数をさらに上回っているようで、ヨーロッパの都市では、外出禁止になったり、アメリカでは1日の感染者数が10万人を超えたりと・・・。
日本でも例外なく感染者数が増えてるっ!第二波が訪れているっ!ってカンジのようです。
このブログでも2020年春の緊急事態宣言下の様子をレコード店視点で記事にしていました。
厳戒態勢が解かれて、もうそういったコロナ関係のハナシは書くコトないかもなぁ〜ってバクゼンと思っていたのですが・・・。
また再び、書くようになるとは・・・。
だけど、春の感染者が増えた時期よりもナンダカ緊張感がイマイチ、ないんですよね。
もうアノ時は、メンタル的に結構、「ヤバイかも・・・」って思ったりもしていたのですケドね。
しかし、結果としてnext recordssでは、アナログレコードが巣ごもり需要の波にウマく乗れて致命的なダメージをくらうことなくやり過ごすコトが出来ました。

で、緊急事態宣言明けから半年近く経ったワケですが、毎日通っている渋谷が、少しずつですが変化しているコトに気が付きました。
ナンていうか・・・ココ数ヶ月の間でお店の閉店がかなり増えて来ているような気がするんですよね。
特に比較的人が多いと思われる路面店のお店が結構、辞めちゃっているみたいなカンジです。
飲食店とか雑貨店とか、洋服屋とか・・・。
渋谷でも最大売り場面積だったレコファンも10月に閉店しちゃいましたしね。
テナントビルでイチバン集客がある路面の店舗でクローズするというコトは、テナントビルの上層階のショップとかは、もっとヒドイのかもしれません。

で先日、2019年のちょうど今の時期にオープンした渋谷パルコ(PARCO)へ久しぶりに行ってみました。
オープンした当時は、中に入るにもかなりの行列でものスゴイ人の数で賑わっていたのですが、週末の天候にも恵まれた日にも関わらず、お客さんの数はまばらでした。
建物自体が相当デカイので数千人の人が入ってもキャパ的には、混雑しているようにみえないのかもしれませんが・・・レコード店が入っている地階にも行ってみましたが、人気のあるハンバーグ店以外はあまり人が入っていない様子でした。
というか、地階・・・ハンバーグのニオイがヤバイ・・・。
さらに、7月にオープンしたばかりの宮下パークにも行ってみました。
コチラもオープン当時の賑わいはサスガにナイですが、比較的人出はありましたね。まぁ〜出来てまだ数ヶ月ですからね。
で、思ったのですが、やっぱりこういった商業施設ってコロナ騒動前の集客プランで設計されていると思うのですが、もう明らかにその計画自体が達成困難な数字になっているような気がします。
渋谷でもっとも人の入りが目で見てわかりやすいのはセンター街なのですが、1年前に比べると明らかに人の出は少ないワケです。

去年の今頃は、どんなコトを書いていたんだろうってこの「渋谷レコード店日記」の過去記事を読み返してみたのですが・・・
「ものスゴイ勢いで外国人客のコト書いてるな・・・」ってカンジました。
確かに、1年前は店頭での売上の半分以上は、インバウンド消費による売上でしたね。
海外からのお客さんは、マジでバンバンレコードを買ってくれましたからね。
しかし、今だとそういった外国人客は、皆無なワケです。
参考までに政府の観光局が2019年にオリンピックイヤーの2020年には倍増するだろうって試算していたグラフはこんなカンジです。
inbound

タブン、このグラフの2020年の実質は、限りなく0円に近くなる予想でしょうね。
天国状態から一気に落下ってカンジでしょう。
当店としても結構、アテにしていたんですケドね〜オリンピックとかインバウンドとか、お店的にはも結構ソッチのほうにリソースを振っていたりしていたのですが、カンゼンにハズしてしまいました。
一応、2021年に東京オリンピックを開催するという計画になっているようですが・・・やっても本来とは違う開催になるのは必至でしょうね。
あんまりアテにしないでおこ〜う(笑)

WOMACK & WOMACK / MPB
WOMACK & WOMACK / MPB の試聴
next recordsのサイトでWOMACK & WOMACKのレコードを探してみる

で、当店のような零細中古レコード店もやっぱりイロイロ考えるワケですよ。
この先、どうなるかなぁ〜なんてコトを。
まぁ〜タブン、もうコロナはず〜っとコレからもあるって前提でやっていくっていう様にプランを見直したほうがイイのかも・・・なんてカンジでね。

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kajagoogoo_tooshy
2020年6月のはじめに緊急事態宣言明けから早くも半年になろうとしています。
おかげさまで、緊急事態宣言下でのすごもり需要でなんとか生きながらえている零細中古レード店 渋谷ネクストレコードです。
以前にもこのブログで言及しましたが、コロナ禍で新たにレコードを聴きはじめた人が、増えてきたようで当店でもはじめてご来店いただくお客さまがチラホラとお見かけするシーンが多くなりつつあります。

まぁ、わかりますよ・・・初来店のお客さまって・・・みれば、スグに。
やはり、明らかに店内での様子を見ていると視点というか焦点というか、定まっていないのでエサ箱をチラホラと見ながら店内をグルっと一周りするカンジなので
「あっ、はじめて来ていただいたお客さまだ・・・」って気がつくのです。
明らかにウチのレコードの趣向とマッチしないお客さまだと、店内グルリで即、さようなら・・・ってモノの数十秒でお帰りになる人もいますが、店内グルリ中で、エサ箱のレコードを手にとって見ていただけるお客さまでご自身の趣向にマッチして頂けたりすると、ちゃんと足を止めてレコードを見て頂けたりします。
もともとレコード店へ来るコト自体に慣れている人なら、レコ屋内での立ちふるまいとかを解っていると思うのですが、昨今だとつい先日からレコードを聴きはじめたって人も結構割合としても多いようにカンジるんですよね。
で、先日こんな動画を見かけました・・・。

レコード屋店主的には、「はじめてレコード店に訪れる人の心境ってこんなカンジなのか・・・」って・・・。
まぁ〜このYouTuberさんの朴訥なキャラがちょっと面白いですね。
試聴する時にレコード屋スタッフに「試聴したいんですが・・・」って訊くのがコワいってカンジるのか・・・って。
幅広いジャンルのレコードを扱っているようなディスクユニオンやHMVレコードショップのような一般店だと、個人的には入りやすそうに感じるのですが、動画をみているカンジではソレすらもド緊張のさなかで決死の思いで行動しているのがソレとなく伝わってきます。

とするとですよ・・・比較的入りやすい敷居の低いと思われるディスクユニオンやHMVレコードショップで、このカンジだと当店のような小さな個人店でさらに専門性がMAXのレコード店だとどう思われるんだろう・・・って、カンジたんですよね。
2000年に渋谷で開業した当初は、レコード店主としてズブの素人だったオイラですが、DJブーム真っ只中という状況だったので、お客さんの全員がオイラと同等もしくは、ソレ以上にレコード店に慣れている人ばかりでした。
はじめてご来店したお客さんも来店と同時に数十秒で「この店がどんなレコード店なのか」ってコトをスグに察知して、お目当てのコーナーを探して掘るっていうコトがみんな自然と出来ていたのです。
だけど、最近のアナログレコード人気でレコードを聴きはじめた人は、当店のような極めて専門性に特化したようなレコード店に入ったらどう思うんだろうなぁ・・・。
まず、当店は扱っているレコードっていうのが、12インチシングルだけっていうコトが判りにくいんですよね・・・なので、ちゃんと説明したほうがイイんじゃないかなってオイラは思うワケですが、そもそもレコード店に訪れてソコの店員から声をかけられるっていうコト自体、プレッシャーにカンジられるんじゃないか・・・って危惧するんですよね。
タブン、ディスクユニオンやHMVに訪れても絶対にレコ屋スタッフが、レコードを見ているお客さんに声掛けするコトなんかナイと思うんですよね。
なので、声をかけられる事自体、「エッ!?ナニっ?コワっ!」って思われちゃうかもしれない・・・って、思うのでシラ〜っとしていた方がイイのかもしれない・・・だけど、ナニも説明しなかったらこの店がどんなレコード屋なのか解らないまま、「あ〜ナンかワケのわからないレコード屋だったな・・・」って二度と来てくれなくなるかもしれない。
まぁ〜もともと当店と趣向が合わないお客さんならソレは全然構わないのですが、意外と12インチシングルの良さをちゃんと理解してもらえたらかなり、ハマると経験上カンジているんですよね。
お客さんに声がけするか、しないか、◯か✕って単純に判断するんじゃなくて、様子をうかがって判断しているのですが、コレが結構難しいんですよね。
まぁ〜お店的には、この声掛け判断が、オイラにとってもお客さんにとっても今後のレコードライフの命運につながるっ!ってカンジですから・・・(笑)

一応、こんな気持を抱えてオイラも覚悟を決めて「ナニかお探しですか?」って緊張しながらお声がけするのですが・・・・
「あ、大丈夫です・・・」ってこのワードを聞くと、「しくじったぁ〜っ!」って落ち込むワケなのです。
冷静に考えると「ナニが大丈夫なのか」っていう部分はあるのですが、コレは別の意味だと「ほっといてくれ」っていう意味だと思うんですよね・
で、コレがキッカケで「あのレコード屋、めんどくさい・・・」ってなるんじゃないかな・・・って、「もう二度と行かないっ!」ってなるんじゃないかな・・・って。
こんなコトを考えているとレコード屋をはじめて20年経ちますが、改めて接客ってホント難しいなぁ・・・って思うんですよね。

KAJAGOOGOO / TOO SHY
KAJAGOOGOO / TOO SHY の試聴
next recordsのサイトでKAJAGOOGOOのレコードを探してみる

でもね、レコードが好きな人ってレコードのハナシをするコトも好きだと思うんですよ。
タブン、レコードが好きな人が、周りにの友人知人にレコードの話題を持ちかけても「ふ〜ん、そうなんだぁ〜」ってソレだけでハナシ終わっちゃうと思うんですよね。
だけど、レコード屋の店員とハナシをするようなナニかのキッカケがあれば、100%レコードの話題だけで思っきり会話ができたりするのでソレはソレでめちゃ楽しい時間が過ごせると思うんですよね。
ソレに自分が知らない曲で、イイ曲とかも紹介してもらえたりとか、知らなかった情報を得たりするとか・・・って結構、有意義なんじゃないかなって。
ま〜だけど、確かに慣れないと緊張しますよね〜はじめてのレコード店って・・・。

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前々からこのブログでも書いていますが、インスタグラムで毎日、レコードのレビューを書いています。
まぁ〜その曲に関する、個人的な感想や楽曲にまつわる様々エピソードなんかを記事にしてアップしているのですが、イロイロ書いていると、「そうだったのか・・・」なんて今さなながらですが、結構な割合で新たな気付きがあるコトに気付きました。
ヘンな日本語ですが・・・。
例えば、
ず〜っと聴いていたアノ曲が実は、カバー曲だった! とか、
あのアーティストとこの人が兄弟だった! とか、
実は、アルバムと同じバージョンだと思っていたが、12インチはちょっとMIXが違っていた! とか、
あの曲のプロデュースをこの人がしていた! とか、
存在しないと思っていた、あのバージョンが実は、存在していた! とか
全然、よく見かけるレコードが、実は海外でメチャ高額なレア盤だったっ! とか
というふうに、毎回記事を書く度に、新しい気付きがあるコトにちょっとした新鮮味をカンジちゃっているんですよね。

10代の頃よりレコードを聴きはじめて30年以上・・・レコード店を営んできて20年・・・ソレまで相当な数のレコードを聴いてきましたが、すでに何度も聴いていて、イントロの1小節だけ聴いただけでも、タイトルが解ったりするくらいのレベルにきているという自負があったのですが、実はその曲にはもっと奥が深い知るベキ事柄があったというコトが、スゴく新たな学びを得たみたいで楽しいんですよね。
というか、別の見方をすると長年、レコードに携わってきているんですが、ホントのトコロは、全然ナンにも知らなかったのか・・・!って思う部分もあったりして。
今のようにインターネットが当たり前のようになかった時代のレコードの買い方って、例えば音楽雑誌のレコメンドを読んで、その記事から
「この曲なんか良さそう・・・聴いてみたいなぁ・・・」ってカンジで曲への欲求が高められたりしました。
そういったプロの音楽ライターが書いた記事っていうのは、やはり文章力があるので、トーゼンですがウマいワケですよ・・・読者に、この曲を聴いてみたいと思わせるというか喚起させるパワーがあるというか、・・・。
単純にその曲だけを聴いた時の良し悪しや好みだけでレコードを手に入れるという方法もあるのですが、その曲のバックグラウンドを知るコトで、その楽曲やアーティストに対する思いとか気持ちなんかが、より一層高まったりするっていうカンジです。
例えば、Queenの映画とかイイ例ですよね・・・。
あの映画で描かれた描写を見て、今まであまり知られていなかったコトとかを見て知って、Queenの曲自体の評価や思い入れが高まるみたいね。
もうQueenの曲自体はリリースされてから楽曲の良さや評価はあったのですが、曲やアーティストの背景を知るコトでその曲への思い入れが強くなりっていうパターンですね。

なんか、自分でインスタグラムの記事を書くためにその楽曲のコトを調べていて、その背景をしって自分でハマってその曲を更に好きになるという・・・。
まぁ〜もともと知っている曲や好きな曲を紹介しているのですが、改めてその曲の良さを再認識しちゃっています。
あとね、一応試聴用の動画も付けているのですが、インスタグラムにアップロードできる動画の時間が1分っていう制約があるんですよね。
で、本来なら曲のイントロからお聴かせしたいトコロなのですが、12インチシングルの場合、イントロだけで1分なんてスグに経っちゃうんですよ・・・。
もう全然曲のイチバン美味しいトコロまでたどり着けないっていう・・・(笑)
で、曲にもよるのですが、12インチシングルのExtendedは、だいたい6分とか7分とかの曲の長さがあるのですが、その長さのなかで1分という制限だけで伝えられるイイ部分を探して切り出すっていう作業を動画を撮影する前にしているのですが、意外とこの工程をしている時に、
「あっ!この部分カッコいいな・・・」って思う部分に気がついたりするんですよね。
最近だと、曲の間奏・ブレイクとか、楽器のソロ・パートなんかにセンサーが反応しちゃうみたいな・・・(笑)
当初、動画による試聴ファイルを撮影する時は、解りやすくサビの部分を録っていたのですが、なんか徐々にブレイクやダブっぽいパートを選んで録るようになってきたっていう傾向がありますね。

オイラ個人としては、アーティストへの思い入れっていうのはかなり希薄なんですよね・・・もうソレ以上に12インチシングルへの思い入れが強すぎて・・・。
それで、インスタ用の記事を書いていると、アメリカのアーティストなのにヨーロッパでは12インチシングルが様々な国からリリースされているのにUS盤は未リリースだったりとか、正規盤がリリースされていなくてPromo盤だけのリリースだったりとかする場合なんかを知ると
「ナンでアメ盤をリリースしないんだ?」って毎回思うんですよね。
ヨーロッパ各国ではリリースしているのにあえてUSではリリースしないという、その理由とは・・・?
まぁ〜まだ、その部分に明白な原因は判りませんが、もしかしたら、そういった長年の疑問をこのインスタの記事を書くコトで知ったりできるのかな・・・。

WAR / THE WORLD IS A GHETTO (SPECIAL US DISCO MIX)  
WAR / THE WORLD IS A GHETTO (SPECIAL US DISCO MIX) の試聴
next recordsのサイトでWARのレコードを探してみる

インスタグラムでは、オイラのように毎日おすすめのレコードを1枚紹介するコトを「vinyl of the day」とかっていうようなのですが、オイラのようにガッツリ記事を書いている人ってあんまりいないんですよね。
まぁ〜「イイね」のいただけるのはウレシイのですが、アップして5秒で「イイね」の評価をしてくれるっていうは・・・記事読んでませんよね・・・タブン。
インスタグラム自体が、画像メディアなので文章にそれホド、重きを置かれていないのは解りますが・・・ちゃんと文章も読んでもらえるように・・・って思う次第であります。

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